OR学会中部支部ワークショップ 「ソフトウェアによる問題解決実践」を11月20日に開催します

【OR学会中部支部ワークショップ】

「ソフトウェアによる問題解決実践」開催のお知らせ

ORの手法を用いて実際の問題を解決するためには,ソフトウェアの利用が不可欠です.OR学会中部支部では,ソフトウェアを利用して問題解決を行うためのワークショップを企画しました.このワークショップでは,ORのソフトウェアを開発,もしくは導入支援を行っている,高い技術力を持つソフトウェアベンダー各社の専門家に,問題解決のためのソフトウェアの実際問題への適用事例を紹介してもらいます.ワークショップ会場には,参加者1人に1台ずつノートPCを用意しています.そこで,ソフトウェアを利用して例題を解いて,現場での問題解決に役立ててもらえるようにします.企業の現場で問題解決に取組んでいる実務家,大学,大学院でオペレーションズ・リサーチを学んでいる学生の皆さんなど,多くの方に参加を歓迎します.

[日時] 2009年(平成21年)11月20日(金)13:00-18:00
[場所] 中部品質管理協会 セミナー室
   〒450-0002 名古屋市中村区名駅四丁目10番27号
     第2豊田ビル西館8階 (所在地地図

[プログラムと講演概要]
■13:00-13:05 ワークショップ開催について
         OR学会中部支部長 名古屋工業大学 大鑄 史男 教授
■13:05-14:35 SaaSによるロジスティックス最適化
         (株)サイテック・ジャパン 伊倉 義郎 氏
  SaaSを使ったロジスティックスの最適化について解説する。インターネットにより、いつでもどこからでもアクセスが出来るSaaSは現在急速にその活用が進んでいる。ロジスティックス・アプリケーションもSaaSによる利用が広がれば、大幅にその効果が拡大する可能性がある。ここでは、ロジ最適化の典型例ともいえる配車問題を、実際の配車SaaSサービス、WebSTARSを使って解決する方法について実演を交えながら解説する。
  特に、この講演では配車がSaaSで簡単に行えることを示すため、実例をリアルタイムに解くことを試みる。そのために参加者には実際の配車問題例をExcelシートに準備をして当日講演に持参することを提案する。作成する問題のデータとしては、注文一覧と届け先住所の一覧であるが、それらのデータ形式と意味については、下記サイト(ページ中央の「配車データ」というリンクからダウンロード、pwd: webstars)の資料に記載されている。
     http://www.saitech-inc.com
その他、実例も含めSaaSによるロジ最適化の可能性を紹介する。

■14:45-16:15  Visual SLAMを用いたシミュレーション
        (株)構造計画研究所 指尾 健太郎 氏
  Visual SLAMは米 Purdue大学のPritsker教授が開発した汎用シミュレーション言語です。昨今のシミュレータが物流や生産システム等に機能を絞っている中、対象を選ばずに幅広いシミュレーションが可能です。また、長い間世界中で多くの人に使用されてきたツールであり、シミュレーション対象システムが時間変化やイベントの発生に応じて変化する様子を、視覚的にモデル化でき、非常に高速に実行できる実践的なツールです。また、シミュレーション教育のためのツールとして教育・研究機関等にも幅広く導入されています。 
  ここでは、Visual SLAMの機能と特徴について概説します。更に、例題として簡単な問題を想定し、Visual SLAMを用いたシミュレーションモデルの開発、実行、結果の確認と改善策の検討までの一連の問題解決手順を体験して頂きます。

■16:25-17:55 体験、データマイニング!
              ~Visual Mining Studioハンズオンセミナー~
        (株)数理システム 中江 俊博
  Visual Mining Studioは(株)数理システムが開発した、国産初の本格的汎用データマイニングソフトウェアです。ビジュアルプログラミング環境を備えており、プログラムコードを書かなくても、アイコンのドラッグ&ドロップ、ダイアログ指定により、データの導入、加工から、分析までの一連の流れを作成することができますので、初心者でも手軽にデータ解析、データマイニング作業を行うことができます。取り組みやすいインターフェースのため、学部学生の方や、Excelは使うことができるのだけれど、もう少し深い分析がしたいというビジネスマンの方にも興味を持って本格的なデータマイニングに挑戦していただくことが可能です。マーケティングや品質管理、情報工学のみならず、教育用としての導入実績もあります。当日は実際にソフトを操作していただきながら、多彩な機能をご紹介します。Visual Mining Studioのトライアル版をお持ち帰りになり、ご自身のデータでお試しいただくことも可能です。

■17:55-18:00 ワークショップのまとめ
        OR学会中部支部 南山大学 鈴木 敦夫 教授

[参加申し込み] 
OR学会中部支部事務局(中部品質管理協会内)安田 (yasuda[at]cjqca.com)宛 電子メールでお申し込みください.会場の関係で参加者は30名とさせていただきます.

第6回日本OR 学会中部支部シンポジウム報告

シンポジウム2009年9月7日(月)に第二豊田ビル西館8階第1会議室におきまして,第6回日本OR 学会中部支部シンポジウム「情報化時代の情報通信システムの性能評価」が無事終了しましたことを報告いたします.

今回も非常に盛況なシンポジウムとなり,会場は椅子が運び込まれるほどでした(参加者は全部で70名.そのうち学生が約半数の37名).この満席の会場の中,4人の講師の方々の興味深いお話しを聴くことができ,大変貴重な時間を過ごせました.そのあとは十数名で懇親会に場を移し,講師の方々とさらに交流を深めました.

今回のご講演は以下の4件でした.

(1) インターネットの将来に関する研究動向
      国立情報学研究所 山田茂樹教授
(2) 情報通信ネットワークの性能評価に対する待ち行列理論
      東京農工大学大学院 川島幸之助教授
(3) 情報システムにおけるシミュレーションの歩みと今後の可能性
      (株)情報工房 多田正浩 代表取締役社長
(4) 社会システムの性能評価:マルチエージェントシミュレーション手法を利用して
      (株)構造計画研究所 服部正太 代表取締役社長

情報通信システムという軸を立てたところに,待ち行列の基礎理論から,最近の話題,そしてシミュレーションの応用まで,お話しが幅広くセッティングされており,コーディネーターの奥田先生の意図がはっきりとしていて,よく練りこまれたプログラムだったという印象をうけました.

来年度も中部支部ではシンポジウムの企画を進めております.大学等の研究者・学生のみなさまから企業の実務者のみなさままでぜひご参加ください.

第6回日本OR 学会中部支部シンポジウムのご案内(最終報)

2009年 9月7日(月)に第6回日本OR 学会中部支部シンポジウム「情報化時代の情報通信システムの性能評価」を開催いたします.

 日時
  2009 年9 月7 日(月)13:10-16:50

 場所
  第二豊田ビル西館8階第1会議室
  〒450-0002 名古屋市中村区名駅四丁目10番27号
  <シンポジウム会場への地図

 シンポジウム趣旨
情報通信システムは,我々の経済,文化,生活にまで大きな影響を与えてきました.さらに,第4 世代携帯電話,放送・通信の融合,ディジタルテレビル放送への移行などが計画されています.そのため,待ち行列理論,通信トラヒック理論,トラヒック・エンジニアリング,ネットワークシミュレーション,エージェントシミュレーションなどのOR 的な性能評価手法が活用される場面が拡大しています.本シンポジウムでは情報通信とOR の学際領域で活躍されている4 名の講師によるシンポジウムを企画しました.
皆様,奮ってご参加ください.

 プログラム
(1) インターネットの将来に関する研究動向
     国立情報学研究所 山田茂樹教授
(2) 情報通信ネットワークの性能評価に対する待ち行列理論
     東京農工大学大学院 川島幸之助教授
(3) 情報システムにおけるシミュレーションの歩みと今後の可能性
     (株)情報工房 多田正浩 代表取締役社長
(4) 社会システムの性能評価:マルチエージェントシミュレーション手法を利用して
     (株)構造計画研究所 服部正太 代表取締役社長

 参加費(当日払い)
  1,000 円(学生は無料)

 問い合わせ先
    愛知県立大学・情報科学部 奥田隆史
        電子メール:okuda[at]ist.aichi-pu.ac.jp
        ℡:0561-64-1111(内線3404)FAX:0561-64-1108

 後援・協賛団体
    共催:中部OR研究会
    協賛:(社)日本OR学会「待ち行列研究部会」,(社)電子情報通信学会東海支部,
        (社)電気学会東海支部,(社)情報処理学会東海支部,
        (社)日本品質管理学会中部支部,(社)日本経営工学会中部支部,
        (財)日本規格協会 名古屋支部,中部品質管理協会
    後援:(社)中部産業連盟



 ↑クリックするとポスターのPDFファイルが開きます(600KB)

OR学会中部支部発「ORコラム」について

日本OR学会中部支部 会員 各位 殿

支部会員,運営委員,幹事の方々のご協力・ご尽力のおかげをもちまして,支部の Web 頁が改修・開設され本格運用に至ることが出来ました.ここに御礼申し上げます.

現在は,支部活動の案内,過去の支部活動の記録,支部運営委員・支部規約,他支部,他学会へのリンクなどを内容としたものになっています.今後さらに充実を図りながら,ORの情報発信の新しい起点になればと期待をしております.

Web 頁の内容を充実させる一環として,支部会員の方々にそれぞれ数回程度の連載で自由に書いて頂くコーナーを設けることといたしました.ORとの出会い,ORへの思い,ORの実践経験,ORへの苦言,ORへの提言など,支部の草分けである古い方々から新しい方々までの様々な考えが絡み合い,ORの展望が開かれることを願っています.

まず最初の執筆を,本告 先生にお願い致しました.
本告先生は,中部支部だけではなく日本のORの草分けのお一人であり,常に実践的なORを提唱されると共に,自らその実践に携わってこられました.

本告先生の第一回目のコラムは,ORに深く関わって行かれるきっかけとなった出会いを物語るものであり,これからの展開に期待を抱かされる興味深いものであります.現在推敲中であり近いうちに公表いたしますが,お読み頂きたくお願いいたします.

今後さらに,支部活動全般に於いて充実を図っていきたいと考えております.
支部会員の皆様におかれましては,なお一層のご協力を頂きたくお願い申し上げます.

2009年5月26日
日本OR学会 中部支部長
大鑄 史男(名古屋工業大学)

2009年度第1回支部研究会(6/13)のお知らせ

本年度の第1回めの支部研究会を開催いたします.
今回は,南山大学の佐々木先生およびNorth Texas大学のAllaart先生に御講演いただきます.
できるだけ多くの方のご参加をお願い申し上げます.

----------   記   ----------
日時:6月13日(土)15時~17時30分
場所愛知大学 車道校舎 201室
     名古屋市地下鉄 桜通線 車道駅下車 徒歩2分
講演

Title 1 :
Hub Arc Location with Competition
Authors :
Mihiro Sasaki (Nanzan University)
James F. Campbell (University of Missouri – St. Louis, USA)
Andreas T. Ernst (CSIRO, Australia)
Mohan Krishnamoorthy (Monash University, Australia)
Abstract :
We consider the design of large-scale hub-and-spoke transportation networks in a competitive environment. We adopt the hub arc location model that locates arcs with discounted transport costs connecting pairs of hub facilities. Two firms compete for customers in a Stackelberg framework where the leader firm locates hub arcs to maximize its revenue, given that the follower will subsequently locate its own hub arcs to maximize its own revenue. Several mechanisms are presented to allocate traffic between the two firms based on the relative utility of travel via the competing hub networks. Results with up to three hub arcs for each competing .rm show the role of a competitive environment in designing transportation systems.

Title 2
Optimal exercise times for American and Russian options under a correlated random walk model”
Author :
Pieter Allaart (University of North Texas, USA)
Abstract :
A popular notion among stock market technical analysts holds that movements in security prices are not memoryless. In particular, price changes from one day (or hour, etc.) to the next affect succeeding day changes. Various assertions have been given to justify this idea of price momentum. Although there is of course no general agreement that stock price movements follow any other kind of process than a random walk, it is of interest to see how an investor could take advantage of momentum in the market, if present. In this talk I will consider a simple correlated random walk model for stock price movements, and discuss the optimal stopping problems that arise naturally from trying to correctly price perpetual American and Russian options under this model.

懇親会:講演終了後に懇親会を行います.
御出席頂ける場合には,懇親会会場予約の都合のために,予めお知らせ頂ければ幸いに存じます.大鑄 ohi.fumio[at]nitech.ac.jp までお知らせ下さい.
会費は,5千円から6千円の間を予定しています.

-------------
ご講演の様子
 sasa al

第36回中部支部研究発表会報告

2009年3月21日土曜日午後2時より,中部品質管理協会第1研修室にて第36回中部支部研究発表会が行われました.
今回は卒論・修論を中心に例年より多い13件もの発表が集まりました(プログラムはこちら). 
当日は約50名の参加があり,盛況な発表会となりました.発表された方々,そして討論に参加された方々お疲れ様でした.
研究発表会にて

なお発表会終了後,近くの名古屋マリオットアソシアホテルにて懇親会が開催されました.こちらの参加者は16名.

さらに,研究発表会に先立ちまして,2009年度OR学会中部支部総会が開催されましたことをご報告します.

日本ロジスティクスシステム学会中部支部講演会(支部協賛)のご案内

日本OR学会中部支部協賛です.多数の参加をお願いいたします.

下記のとおり講演会を開催いたします。院生および教職員の皆様 奮ってご参加ください。
なお,資料を準備する都合上,参加される方はお名前を1週間前までに本山事務室までお知らせください。

主催:日本ロジスティクスシステム学会中部支部
協賛:日本経営工学会中部支部・日本OR学会中部支部
日時:平成21年3月10日(火)午後2時~5時10分
場所:愛知工業大学 本山キャンパス 第1講義室

スケジュール

1)午後2時~3時
   講演者: 東京電機大学理工学部 町原 文明 教授
   題目: 「Erlang の損失式とBlack-Scholes の公式」

2)午後3時10分~5時10分
   講演者: 筑波大学システム情報工学研究科 住田 潮 教授
   題目: 「進行する世界的金融危機の本質と市場主義の行く末」

3)午後5時30分~7時30分
   懇親会(懇親会会場は当日ご連絡致します。会費は5000円程度の予定です。)

申込先:FAX 052-789-5066(愛知工業大学本山事務室)
      E-mail tamura.takayoshi[at]nitech.ac.jp (名工大 田村)

講演会のお問い合わせ: 大野(ohno[at]aitech.ac.jp)まで

講 演 概 要

1)講演者: 東京電機大学理工学部 町原文明 教授
      「Erlang の損失式とBlack-Scholes の公式」

待ち行列理論の祖A. K. Erlang の論文(The theory of probabilities and telephone conversations)が上梓されて丁度100年、その中で示されたErlangの損失式は、リトルの公式と共に待ち行列理論の礎となっている。この公式が100年の風雪に耐えることができたのは、電話網という万人のためのインフラストラクチュアの構築に正しく使われた所以にある。そして、万人の思惑を表すために導入された無限呼源という概念は待ち行列理論の進展を促した。Erlangの功績は大きい。一方、Black-Scholes の公式はどうであろう。
万人の思惑により株価は左右される。無数の思惑は一瞬のうちに中心極限定理を成立せしめる。従って、どんな時点においても株価は正規的に分布する。しかしここで、欲深い(greedy)人間が登場する。思惑は集められてたくらみと化し、これらのたくらみにより株価が左右される。が、その総数は中心極限定理を成立させるには足りない。結局、株価の揺らぎは正規分布よりエントロピーの小さいものとなる。この中に裁定機会を見つけて莫大な利益を手にするという訳である。Black-Scholesの公式は金儲けのため、欲深い人間に故意にゆがめられて使われた。こういう憂き目に会った公式が長年の風雪に耐えられる訳がない。
Blackは草葉の陰で泣いているだろう。

2)講演者: 筑波大学システム情報工学研究科 住田 潮 教授
      「進行する世界的金融危機の本質と市場主義の行く末」

アメリカにおけるサブプライム市場の破綻に端を発する世界的金融危機は益々その混迷の度合いを深め、出口の見えない閉塞的状況が続いている。本講演では、この問題を3つの異なる角度から論じ、市場主義の行く末に付いて考察する。先ず、グローバル超高度資本主義における金融サービスの本義について検討し、日本のバブル、Enron事件等、繰り返される金融危機の本質に迫る。次いで、悪名高き “Collateralized Debt Obligations (CDO)” の思想的構造を検討し、CDOは悪用されることによって問題を生じるのか、あるいは思想的構造そのものに問題があるのかを問う。特に、単期新聞売り子問題にCDOを適用し、数学的・数値的解析を行うことを通して、一般的なリスク管理の手法としてのCDOの可能性を吟味する。最後に、American International Groupの破綻を念頭に、保険数学の一般的構造に基づいて生命保険と市場主義に関して考察し、21世紀における市場主義の行く末を問う。

日本OR学会中部支部ニュース 平成21年度 第1号

平成21年2月24日発行

内容

 [1] 2009年度日本OR学会中部支部・中部OR研究会  総会の開催
 [2] 第36回中部支部研究発表会のプログラム
 [3] 懇親会ご案内


[1]日本OR学会中部支部・中部OR研究会 総会ご案内
 日 時:平成21年3月21日(土)13時15分~13時45分
 会 場:中部品質管理協会 第1研修室(第二豊田ビル西館8階)
     〒450-0002名古屋市中村区名駅四丁目10番27号
     電話番号 052-581-9841

[2]第36回中部支部研究発表会のプログラム
 日 時:平成21年3月21日(土)14時00分~17時00分
 会 場:中部品質管理協会 第1研修室(第二豊田ビル西館8階)

1. (14:00-14:13) ネットワーク上におけるM/G/1型施設の最適配置に関する研究
  ○濱口 知季, 中出 康一 (名古屋工業大学)

2. (14:13-14:26) 名古屋市におけるパトロールの最適巡回路
  青木ひと美, ○高木大輔, 具源龍, 鈴木敦夫 (南山大学数理情報学部)

3. (14:26-14:39) スクールバス配車計画の最適化と自動配車システムの作成
  ○上野礼子 (南山大学大学院数理情報研究科), 鈴木敦夫 (南山大学)

4. (14:39-14:52) 病棟看護師勤務シフトの自動作成に関する実際的研究
  ○青野愛 (南山大学大学院数理情報研究科), 鈴木敦夫 (南山大学)


休憩 (12分)


5. (15:04-15:17) LP最適化を実装したMRPロジックの開発とその効果に関する研究
   ○宇佐美雄司, 田村隆善 (名古屋工業大学)

6. (15:17-15:30) ライン停止時間を評価基準とした混合品種組立ラインにおける投入順序付け問題
  ○奥村 泰治, 田村隆善 (名古屋工業大学)

7. (15:30-15:43) 需要の季節変動と賞味期限をもつ商品の予測と在庫管理に関する研究
  ○坂口新太郎, 田村隆善 (名古屋工業大学)

8. (15:43-15:56) 生産指示平準化の効果に関する研究
  ○安永智裕, 田村隆善 (名古屋工業大学)


休憩 (12分)


9. (16:08-16:21) 局所モーメント法による多次元ノンパラメトリック密度推定法
  ○野呂拓矢, 日比野夏輝 (岐阜大学大学院工学研究科), 寒河江雅彦 (金沢大学人間社会研究域経済学経営学系), 金子美博 (岐阜大学工学部)

10.(16:21-16:34) 安定連打鍵ペアによる個人認証について
  ○山本琢, 金子美博 (岐阜大学工学部)

11.(16:34-16:47) 改良DEAHPへの上限制約の導入
  ○神藤啓太 (静岡大学工学部システム工学科), 関谷和之 (静岡大学工学部)

12.(16:47-17:00) ポーリングシステムを用いた無線通信ネットワークの解析
  馮 偉, ○高岡 弘幸 (名古屋工業大学)

13.(17:00-17:13) セルラ方式とアドホック技術を統合した無線通信ネットワークの性能解析
  馮 偉, ○新子 陽平, 荒井 崇史 (名古屋工業大学)

[3]懇親会
 日 時:平成21年3月21日(土)17時30分~19時30分
 場所:名古屋マリオットアソシアホテル 15階「パーゴラ」 
    〒450-0002 名古屋市中村区名駅1-1-4 TEL:052-584-1140
 会費:5,500円
 申込み締め切り:3月13日(金)
 申込み先:中部品質管理協会 安田宛
    TEL:052-581-9841  FAX:052-565-1205
   E-mail:yasuda[at]cjqca.com

<会員の皆様へ事務局よりお願い>
今後、支部ニュースをEメールにて送付したいと思いますので、Eメールアドレスをお持ちの方は、中部品質管理協会内 日本OR学会中部支部事務局榊原(rie.sakakibara[at]cjqca.com)までアドレス登録のご連絡をよろしくお願い致します。

スケジューリング国際シンポジウム 2009

スケジューリング国際シンポジウム 2009の
フルペーパー締切まで,すでに1ヶ月を切りました.

多くの方からの投稿をお待ちしております.
よろしくお願い申し上げます.

——————
スケジューリング国際シンポジウム 2009
4th International Symposium on Scheduling

http://fujimoto.mech.nitech.ac.jp/iss2009/

共 催:(社)日本機械学会 生産システム部門
    スケジューリング学会
協 賛:精密工学会,システム制御情報学会,日本ロボット学会,
 日本経営工学会,日本工作機械工業会,PSLX コンソーシアム,
 日本オペレーションズ・リサーチ学会,日本設計工学会,砥粒加工学会,
 製造科学技術センタ,計測自動制御学会,品質管理学会,自動車技術会,人工知能学会

場 所:名古屋工業大学(名古屋市)
日 程:2009年 7月 4~6日

    フルペーパー締切   2009年 2月 2日 (アブストラクトはなし)
    採否通知       2009年 4月28日
    印刷用論文提出締切  2009年 5月29日
    事前参加登録締め切り 2009年 6月 3日

名古屋工業大学 中出 康一 
名古屋工業大学(466-8555 名古屋市昭和区御器所町)
社会工学専攻,都市社会工学教育類

OR学会中部支部協賛 第26回 東海ファジィ研究会のご案内

 日本知能情報ファジィ学会東海支部の恒例行事「東海ファジィ研究会」を下記要領にて開催します.会場を日間賀島と蒲郡に固定して定着をはかった企画も,26回目を迎えます.
 
 知多半島の先端に浮かぶ小島(日間賀島)で,ひととき都会の雑踏を離れ,新鮮な魚介類を堪能しながら,会員の交流を深めつつ,自身の研究を見つめなおす1泊研究会です.開催地は伊勢湾に浮かぶ小島ではありますが,名古屋駅から鉄道とフェリーのスムースな連結により,意外に交通の便がよいところですので,遠方の方も,お気軽にご参加下さい.

 多数の皆様方のご参加をお待ちしております.

 東海ファジィ研究会 幹事
     加納政芳(中京大学)
     川中普晴(三重大学)

第26回研究会 参加・発表募集要項
■主 催
 日本知能情報ファジィ学会東海支部

■協 賛(予定)
 日本知能情報ファジィ学会各支部・各研究会,
 日本経営システム学会,
 日本経営工学会中部支部,
 教育システム情報学会東海支部,
 日本オペレーションズリサーチ学会中部支部,
 コンピュータ応用技術協会

■開催日時
 2009年2月21日(土)~22日(日)

■会場
 日間賀島公民館(南知多町役場 日間賀島サービスセンター)
 愛知県知多郡南知多町日間賀島字永峰18 (日間賀島中学校・小学校の近くです)
 TEL:0569-68-2001
 地図:http://local.yahoo.co.jp/detail/spot/b154c6625fa0574f8910473e71686622/

■宿泊
 網元旅館 中平
 愛知県知多郡南知多町大字日間賀島字小谷42
 TEL: 0569-68-2013          URL: http://www.nakahei.gr.jp/

 日間賀島までの交通手段(例)
 電車の場合:
  ・新名古屋―<名鉄電車45分>―河和―<徒歩5分>―河和港―<高速船20分>―日間賀島西
  ・新名古屋―<名鉄電車52分>―内海―<バス30分>―師崎港―<高速船10分>―日間賀島西
  ・近鉄難波―<近鉄電車130分>―鳥羽―<徒歩5分>―鳥羽港―<高速船60分>―日間賀島西
  ・豊橋―<豊鉄バス90分>―伊良湖港―<高速船30分>―日間賀島西

■行事内容(予定)
【招待講演】
 「時系列データからの特徴的なパターンの発見(仮)」
 櫻井茂明 氏(株式会社 東芝 研究開発センター システム技術ラボラトリー)
 概要:時間情報が付随した大量の時系列データを容易に収集・蓄積できるよう
になり,時系列データに対するデータマイニング研究が活発化している.本講演
では,時系列データの中から時系列データを特徴付ける時系列パターンを効率よ
く発見する方法として,時系列パターンの有用性を評価する指標である系列興味
度及び,利用者の持つ背景知識の導入法を紹介する.また、これら手法に基づい
た応用例を紹介する.

【特別講演】
 「ファジィクラスタリングに基づくパターン認識-監視カメラによる駐車場の満空管理システム」
 市橋秀友 氏(大阪府立大学大学院工学研究科)
 概要:我々の提案していますファジィ識別器とその性能評価についてお話します.
6月に香港でありましたIEEE FUZZY-WCCI08でBest Paperに選ばれました.現在,
企業との共同研究で取り組んでいます.実システムへの応用もデモを交えて紹介します.

【チュートリアル講演】
 「ラフ集合論の基礎」
  中村剛士 氏 (名古屋工業大学大学院工学研究科)
  概要:「H20年度ファジィ学問塾」で講義させていただいた内容に基づいて
ラフ集合理論の基礎である「上近似,下近似」「縮約」「極小決定ルール」につ
いて例題を使って分かりやすく解説します.

【日程(予定)】
 2月21日(土)
  午前:チュートリアル講演
  午後:特別講演,一般講演
  夕方:懇親会
 2月22日(日)
  午前:招待講演,一般講演
  午後:一般講演

■講演論文
 発表者には,書式や必要部数等詳細な情報を「プログラム送付時」 にご連絡
いたします.なお,講演論文集は当日会場で行う簡易製本と,後日行う本製本の
2種類となります.当日は,簡易製本用(A4サイズ,両面印刷したもの,部数は
追ってご連絡いたします)と,製本用1部(片面印刷したもの)をご用意ください.

■参加費(予定)
 会員・非会員とも4,000円,ただし学生(大学院生を含む)は2,000円

■宿泊費(予定)
 1泊2食付き14,000円

■発表・参加申込み 
 2009年1月30日(金)までに,研究会ホームページよりオンライン登録を
お願いいたします.申込みはホームページ左側の「発表・参加登録」メニュー
より登録が可能です.オンライン登録ができない方は,お手数ですが研究会
幹事の加納まで以下の情報を記し,電子メールにてお送りください.
  ・参加者名(学生の場合,その旨明記願います)
  ・宿泊の有無(宿泊 or 日帰り)
  ・発表の有無(発表あり or 参加のみ)
  ・所属
  ・連絡先住所
  ・電話番号・FAX番号
  ・Email アドレス
  ・題目(参加のみの場合,不要)
  ・著者名(参加のみの場合,不要)
  ・発表者名(参加のみの場合,不要)
  ・キーワード(最大5個程度)

■お問い合わせ
 詳しい情報のお問合せについては,下記の研究会幹事までメールにてご連絡ください.
  加納政芳(中京大学,mkanoh[at]sist.chukyo-u.ac.jp)
  川中普晴(三重大学,kawanaka[at]elec.mie-u.ac.jp)