第36回日本OR学会中部支部研究発表会の講演募集のお知らせ

■ 研究発表会の概要
 日時: 平成21年3月21日 (土) 午後 (時間の詳細は未定)
 会場: 中部品質管理協会第1研修室
    名古屋市中村区名駅四丁目10番27号(第2豊田ビル西館8階)

■ 発表申し込み [申し込み締切: 2009年2月20日 (金)]  発表をご希望の方は、発表題目、発表者、共著者等、所属、E-mailアドレスを
ando[at]sys.eng.shizuoka.ac.jp
までお知らせください。発表時間は、おおむね質疑応答を含めて約15-20分を予定しております。

■ 発表原稿書式
 発表原稿は下記の書式に従って用意して下さい。
 ・A4サイズ4枚以内、天地左右のマージン各20mm以上。
 ・題名の後に、氏名、所属、住所、E-mailアドレスを記載すること。

■ 発表原稿の送付 [受付締切: 2009年2月28日 (金)]  発表原稿を PDF ファイルで、下記送付先までE-mailでお送り下さい。PDFファイルを作成する際には、以下の点にご注意下さい.
 ・使用したフォントは全て埋め込んで下さい.
 ・ファイルサイズはおおむね1MB以下にして下さい.

■ お問合せ先、及び、原稿送付先
  〒432-8561 浜松市中区城北3-5-1
  静岡大学工学部 安藤和敏
  TEL/FAX: 053-478-1263
  E-mail: ando[at]sys.eng.shizuoka.ac.jp

工場見学会および講演会のご案内

1.講演会と工場見学会

日時は、12月9日(火)14:30~17:00です。

(1)講演会 14:30~15:30
講演者:河野 義信 氏(名古屋製鐵所 生産技術部マネージャー)
講演題目(2件):
①「省エネ法改正に伴う鉄鋼物流の対応」 
②「鉄鋼物流における制御技術の適用について」
(2)工場見学会 15:30~17:00
 見学先:新日鐵名古屋製鉄所
(地図は添付ファイルを参照してください)

2.講演会
日時:12月20日(土)午後2時~4時頃

主催:日本ロジスティクスシステム学会中部支部
協賛:日本経営工学会中部支部・日本OR学会中部支部

講演者:黒田 充 先生(青山学院大学名誉教授)
講演題目:
「サプライチェーン・マネジメント研究の展望-とくに情報共有の視点から-」
場所:愛知工業大学本山キャンパス第1講義室
名古屋市地下鉄 東山線本山駅下車(本山交差点南西角)
 申込み:必要ありません

====================以下 案内 ==========================

工場見学会および講演会のご案内

1. 「鉄鋼のロジスティクス」に関する講演会および工場見学会
 主催:日本経営工学会中部支部
協賛:日本ロジスティクスシステム学会中部支部・日本OR学会中部支部
 
講演会と工場見学会を併せて行います。
日時は、12月9日(火)14:30~17:00です。
(1)講演会 14:30~15:30
講演者:河野 義信 氏(名古屋製鐵所 生産技術部マネージャー)
講演題目(2件):
①「省エネ法改正に伴う鉄鋼物流の対応」 
②「鉄鋼物流における制御技術の適用について」
(2)工場見学会 15:30~17:00
 見学先:新日鐵名古屋製鉄所

日時:12月9日(火)14:30~17:00
集合場所:新日鐵名古屋 見学者ホール
現地集合でお願いします。
・ 徒歩:名鉄常滑線 新日鐵前駅から徒歩10分程度(地図をご参照下さい)
・ タクシー:名鉄常滑線 太田川駅(タクシーで会場名をご指示下さい)
募集人数:25名打ち切り(先着順)
参加申込:勤務先と御名前を明記のうえ、FAXかE-mailで下記へお申込み下さい。
   申込先=名古屋工業大学 経営システムプログラム 田村隆善 
       FAX 052-735-5390、 E-mail tamura.takayoshi[at]nitech.ac.jp
参加申込締切日:11月29日(土)午後5時まで。
注意:同業他社の見学は、お断りとさせていただきます。ご容赦下さい。

2.講演会
主催:日本ロジスティクスシステム学会中部支部
協賛:日本経営工学会中部支部・日本OR学会中部支部

講演者:黒田 充 先生(青山学院大学名誉教授)
講演題目:
「サプライチェーン・マネジメント研究の展望-とくに情報共有の視点から-」
日時:12月20日(土)午後2時~4時頃
場所:愛知工業大学本山キャンパス第1講義室
名古屋市地下鉄 東山線本山駅下車(本山交差点南西角)
 申込み:必要ありません
 講演要旨
サプライチェーン・マネジメントは産業界において管理概念として確実に定着しているように思われます。一方、サプライチェーン・マネジメント研究(以後、SCM研究と呼称します)という言葉は馴染みがなく、何を指すのか、その研究成果は現実問題解決にとっていかなる意味を持っているか、は理解されていないのが、現実です。本講演では、世界におけるSCM研究を情報共有という視点から紹介し、研究者にはSCMが投げかける研究上の課題を、実務家には研究結果が示す意味を理解していただけるような話をしたいと考えています。
たとえば、工場から多数の市場へ向けて複数の配送センターを通して出荷するサプライチェーン・ネットワーク上の製品在庫や中間製品在庫をどこでどれだけ保有すればよいかという問題は一般的なものですが、どの情報を共有するべきか、共有した情報をいかに利用するか、情報を取得する費用やシステムの維持費用がどのくらい掛かるか、また製品を輸送する手段やその費用によって答えは変わります。さらに、デカブリングポイントを選択できる場合は問題はさらに複雑になります。現実の問題に直面している実務家でその見通しをはっきり持てる人は少なくないと思いますが、このようなモデルの構築例を知れば、おそらく見通しは一変するのではないかと想像します。
いま述べたようなモデルはわかりやすいものですが、モデルには抽象的なものから具象的なものまで様々のレベルものがあり、世界の研究者はサプライチェーン全体のパーフォーマンスの改良を目指して研究を進めているという実情を少しでも理解していただければと思っています。
懇親会:ご講演の後、忘年会を兼ねた懇親会を黒田先生にもご参加いただいて開催する予定です。皆様のご参加をお待ちしております。なお、会場準備の都合がありますので、懇親会ご参加の方は、勤務先と御名前を明記のうえ、FAXかE-mailで下記へお申込み下さい。場所は、名古屋駅近辺を予定しております。
・懇親会申込先=名古屋工業大学 経営システムプログラム 田村隆善 
FAX 052-735-5390、 E-mail tamura.takayoshi[at]nitech.ac.jp
・申込締切日:12月18日(木)午後5時まで

日本OR学会中部支部ニュース平成20年度第4号

日本オペレーションズ・リサーチ学会中部支部講演会のご案内
“オペレーションズ・リサーチによるキャンパス事務の効率化”

キャンパス事務におけるオペレーションズ・リサーチ(OR)の活用と成果についての講演会を開催いたします.
南山大学ではOR手法を用いた事務作業の効率化に大きな成果を上げ,ORがきわめて有効な問題解決の手法であることを実地に示してきました.
本講演会では,南山大学でOR手法を用いた事務作業の効率化に携わり,成果を上げてこられた方方御自身によるお話をいただきます.また,実際に使用されたプログラムも実行させながら紹介されます.
南山大学は,このORの活用によって,INFORMSフランツ・エーデンルマン・ファイナリスト賞を受賞し,また,日本OR学会から2007年度に実施賞を授与されるなど,国内外において高く評価されています.近年,企業等におけるORの社会的な認知度が低くまた実際の問題解決には役に立たないのではないかとも言われていますが,OR手法の進展には目を見張るものがあり,実地に活用され成果が上げられています.
多数の方々に,講演会に参加していただき,OR手法の有効性を確認していただくと共に,職場における問題解決に活用していただくための一助としていただきたく存じます.出席をいただける場合は,下記のメイルアドレス宛その旨を事前に連絡いただければ幸いに存じます.

なお,講演会終了後に開催されます懇親会(忘年会)へのご参加も頂きたく宜しくお願い申し上げます.

主催:日本OR学会中部支部
共催:中部OR研究会

講演会 講演者,概要,開催日時,場所
 日時:平成20年12月13日(土)13:30~16:30
 場所:第2豊田ビル西館8階
 中部品質管理協会 第1研修室(下記の地図を参照下さい)
 電話:052-581-9841
 住所:名古屋市中村区名駅4-10-27
 出席連絡先メイルアドレス:安田照美
 
 講演者:西尾 雅樹( 南山大学図書館 )

題目:講読を停止する学術雑誌の選択方法について
概要:ここ10年以上もの間、欧米の学術雑誌の価格は毎年10数%程度も上昇の一途をたどっている。一方で南山大学の図書館の予算は増額されるどころか,むしろ削減されており,その結果,学術雑誌の購入予算が図書館予算の中で占める割合が急速に増加し,書籍の購入予算に影響を与えるまでになっている.図書館では,教員に必要性の低い学術雑誌の購入停止を呼びかけ,過去何回か,購入停止のためのアンケートも行ってきた.ところが、ただ個々の雑誌の必要度を問う形式のアンケートであり、申請可能なタイトル数や購入価格による選別などの設定をしていなかったため,必要な予算削減をするのに十分な数の学術雑誌を購入停止できなかった.2005年から南山大学プロジェクトNに発表者が参加し,オペレーションズ・リサーチを用いた対策案を策定し実行した.ここではその事例を紹介する.この対策案は,各教員に満足度ポイントを公平に与え,それにもとづく購入停止雑誌の選択の枠組みを構築,オペレーションズ・リサーチの手法に基づいて,教員の満足度を最大にする購入雑誌の選択を行うものである.講演では,Excelのソルバーを用いて作成したプログラムも実行して紹介する予定である.

講演者:近藤 健司( 南山大学キャリア支援室,現在,南山大学事務システム課 )

題目:インターンシップ報告会のスケジューリングの自動化について
概要:南山大学では,独自の学生のインターンシッププログラムを持っている.そのプログラムの中で最も重要なのが,学生がインターンシップの成果を発表する報告会である.
2007年度は総勢228名の学生がインターンシップを行い,名古屋キャンパス,瀬戸キャンパスの両キャンパスで3日間に渡って報告会が行われた.2006年度までは,このインターンシップ報告会のスケジューリングは手作業で行われていたが,2007年度は発表者が参加していたプロジェクトNでこの自動化に取り組み,自動化プログラムの作成にユーザーの立場から参画した.自動化プログラムは2007年度にプロトタイプが完成し,2008年度にも利用されている.この自動化プログラムにより,従来は手作業で1日かかっていた作業が30分程度でできるようになった.また,1回の作成にかかる時間が1分以内なので,必要な修正も何回でも行え,学生の都合なども十分に取り入れたスケジュールの作成ができるようになった.
講演では,プログラムを実際に実行させ,紹介する予定である.

講演者 伊藤 真司( 南山大学入試課 )

題目 入試監督の自動割当プログラムについて
概要 南山大学では,一般入試の監督割当は,2003年度まではほとんど手作業で行われていた.
志願者確定から試験実施までの多忙を極める1週間の間に、監督割当の対象となる教員、事務職員、大学院生あわせて300人以上の様々な条件を考慮して割当を実施しなければならず、時にはその作業が深夜にまでおよぶこともあった。これに対して,執行部の要請で,2004年度からはオペレーションズ・リサーチの手法を用いた自動化プログラムを導入し,2008年度入試までその自動化プログラムが用いられている.その結果,手作業では時には3日間以上かかっていた作業が,割当には1分,確認作業を入れても30分でできるようになり,業務が劇的に効率的になった.現在は入試業務での他の作業の割当の自動化にも取り組んでおり,さらに業務を効率化する予定である.ここでは,この自動化プログラムをユーザーの立場から紹介する.2008年度の例をもとに実際の割当の作成作業も紹介する予定である.

懇親会 開催日時,場所,会費
日時:平成20年12月13日(土)17:00~18:45
場所:名古屋マリオットアソシアホテル 15階「パーゴラ」
会費:6千円
申込締切:12月5日(金)
懇親会に参加される場合は,予約の都合上下記宛,予めお知らせ下さい.
申込み先:中部品質管理協会 安田宛 E-mail:yasuda[at]cjqca.com
    TEL:052-581-9841  FAX:052-565-1205

日本OR学会中部支部ニュース平成20年度第3号

<内容>
1.第5回日本OR学会中部支部シンポジウム
   「インターネット時代のゲーム理論」
  2008年9月5日(金)13:10-16:50,第二豊田ビル(西館)8階第1会議室
————————————————————————

1.第5回日本OR学会中部支部シンポジウムのご案内

  ゲーム理論は従来,経済学的・経営的なモデルを分析するために主に用いられてきましたが,現在では,行動科学,政治学,生物学,論理学などの幅広い学問分野においても重要な分析手法として位置付けられています.特に近年におけるインターネットの普及によって,ネットワーク・ルーティングやインターネット・オークションなどをゲーム的状況として捉えた研究も盛んに行なわれるようになり,ゲーム理論と情報科学との関連が注目を集めています.

  本シンポジウムではゲーム理論と情報科学との学際領域で活躍する研究者に講演してきただき,この研究分野における最新の成果を分かりやすく解説していただくとともに,この研究分野のさらなる発展に寄与することを目的とします.新しい時代におけるゲーム理論に関心を寄せる多くの皆様方のご参加をお待ち申し上げております.

主催 :日本オペレーションズ・リサーチ学会中部支部
共催 :中部OR研究会
協賛 :日本経営工学会中部支部,中部品質管理協会,日本品質管理学会中部支部
後援 :社団法人中部産業連盟
日時 :2008年9月5日(金)13:10-16:50
会場 :第二豊田ビル(西館)8階第1会議室(愛知県名古屋市)
参加費 :無料
お申し込み :シンポジウムへの当日受付は可能ですが,参加人数把握のため,出来る限り事前に申し込みをお願いします.下記問い合わせ先まで E-mail でお申し込み下さい.
懇親会 :シンポジウム終了後に懇親会を開催致します。懇親会は,会場予約の都合上,事前申し込みとさせて頂きます. 2008年8月31日(日)までに,下記問い合わせ先までE-mail でお申し込み下さい.

*詳細は,Webページ をご覧下さい.

プログラム

■ 13:10-13:15 開会挨拶

■ 13:15-14:00 講演1「無秩序の代償(price of anarchy)の理論入門」伊藤大雄氏(京都大学)

■ 14:10-14:55 講演2「ナッシュ均衡計算の複雑さ」岡本吉央氏(東京工業大学)

■ 15:05-15:50 講演3「インターネットオークションの理論(基礎)」渡辺隆裕氏(首都大学東京)

■ 16:00-16:45 講演4「インターネットオークションの理論(応用)」横尾真氏(九州大学)

■ 16:45-16:50 閉会挨拶

お問い合わせ
静岡大学工学部 安藤和敏
TEL/FAX: 053-478-1263,E-mail: ando[at]sys.eng.shizuoka.ac.jp

第 5 回日本 OR 学会中部支部シンポジウムのご案内

第5回日本OR学会中部支部シンポジウム「インターネット時代のゲーム理論」開催のご案内

下記の通り, 第5回日本OR学会中部支部シンポジウム「インターネット時代の
ゲーム理論」を開催致します。多くの皆様方のご参加をお待ちしております.

■ 概要

Webページ :http://coconut.sys.eng.shizuoka.ac.jp/sympo08/
日時   :2008年9月5日(金)13:10-16:50
会場   :第二豊田ビル(西館)8階第1会議室(愛知県名古屋市)
参加費  :無料

■ プログラム

・ 13:10-13:15 開会挨拶
・ 13:15-14:00 講演1
    「無秩序の代償(price of anarchy)の理論入門」
    伊藤大雄氏(京都大学)
・ 14:10-14:55 講演2
    ナッシュ均衡計算の複雑さ
    岡本吉央氏(東京工業大学)
・ 15:05-15:50 講演3
    インターネットオークションの理論 (基礎)
    渡辺隆裕氏(首都大学東京)
・ 16:00-16:45 講演4
    インターネットオークションの理論 (応用)
    横尾真氏(九州大学)
・ 16:45-16:50 閉会挨拶

■ 参加お申込み

シンポジウムへの参加の当日受け付けは可能ですが,参加人数把握のため,出来
る限り事前に申し込みをお願いします.下記問い合せ先まで E-mail でお申し込み下さい.

■ 懇親会

 シンポジウム終了後に懇親会を予定しております。懇親会は会場予約の都合
上,事前申し込みとさせていただきます.懇親会に参加を希望される方は、2008
年8月31日(日)までに、安藤和敏(ando[at]sys.eng.shizuoka.ac.jp) 宛のE-mailで
お申し込み下さい. 折り返し、確認のE-mailを送信致します。

■ 問合せ先

  静岡大学工学部 安藤和敏
  TEL/FAX: 053-478-1263
  E-mail: ando[at]sys.eng.shizuoka.ac.jp

日本OR学会中部支部ニュース平成20年度第2号

平成20年5月14日発行

<内容>

  1. 中部支部講演会のご案内
  2. 懇親会ご案内

中部支部の大先輩のお二人をお迎えし,下記に従いOR学会中部支部講演会を開催いたします.
お二人は,支部の方々であればどなたもご存じではないかと思いますが,支部長を歴任され,中部支部を草分けの時代から支え発展させてこられました.このたび,現役をお引きになられるとのことで,この機会に今までの経験談,教訓,OR 観等をお伺いし,今後の支部活動の糧にしたいと考えています.

また,講演会後には,お二人を囲み,懇親の時間をもちたいと思います.思い出深い方々から若い支部会員の方々まで,多数の方々にご参加頂きたく,ご案内申し上げます.
なお,懇親会に参加される御予定の方は,会場の都合上,講演会前日までに、問い合わせ先までご連絡下さい.

  1. 日本OR学会中部支部講演会ご案内
     日 時:平成20年6月21日(土)15時15分~17時30分
     会 場:中部品質管理協会 第1研修室(第二豊田ビル西館8階)
         〒450-0002名古屋市中村区名駅四丁目10番27号
         電話番号 052-581-9841

    15時15分~16時15分

    講演者:日比野 康文氏(元・愛知学院大学経営学部教授)
    講演題目:ORと共に
    講演概要:小生のORとの結びつきは、1965年ごろ、支部の研究会への参加から始まったと言えます。支部長の小野先生の勧めで、支部の研究会に顔を出したのが始まりです。会員となり、支部の研究会から、全国大会の研究会へと結びつきは拡がりました。
    支部の研究会と全国大会とではかなりの違いを感じました。支部の研究会は会社関係の方々が多く、身近の問題が多く出され、全国大会は大学関係の方々が多く、理論的(モデル論)な面が強調されていたと思います。今もこの傾向が続いているのでは。
    支部の研究会では身近の問題がいろいろと出され、ORの問題解決に直面、教えられることが多く、興味を引きました。
    いろいろと会社の事情があり、最近は会社関係の参加者が減り、身近な問題があまり出てきません。もう問題がすべて出尽くしたのでしょうか? このような感想をいまは思っています。

    16時30分~17時30分

    講演者:岩田 怜氏 (株式会社メイテツコム相談役)
    講演題目:OR雑感
    講演概要:今春、学会を退会し、今年の6月をもちまして弊社の常勤役員を退くこととなりました。昭和46年頃に入会して以来約37年という年月が経ちましたが、その間OR学会を通して色々なことを学び、そして色々な人との出会いがあり、これまでの私の人生の中でORと関わってきて本当に良かったと思っています。
    このたび、お話しをする機会をいただきましたので、私がOR学会を通じて出会った人たちとのエピソードや思い出話し、在職中に取り組んだ数々の企業のOR問題など、そして終わりに私のこれからの生き様、趣味などをお話ししたいと思っています。

    6月から大半を奥美濃の山の方で生活する予定ですので、これからお目にかかる機会が少なくなるかと思いますが、奥美濃の方にお越しの際は、是非私の山の家にお立ち寄りください。

  2. 懇親会
    日 時:平成20年6月21日(土)18時00分~20時00分
    場所:名古屋マリオットアソシアホテル 15階「パーゴラ」
      ※ 講演終了後,歩いて向かいます.15分程度かかる予定です.
     〒450-0002 名古屋市中村区名駅1-1-4 TEL:052-584-1140
    会費:5,500円
    申込み締め切り:6月13日(金)
    申込み先:中部品質管理協会 安田宛
       TEL:052-581-9841  FAX:052-565-1205
       E-mail:yasuda[at]cjqca.com

<会員の皆様へ事務局よりお願い>
今後、支部ニュースをEメールにて送付したいと思いますので、Eメールアドレスをお持ちの方は、中部品質管理協会内 日本OR学会中部支部事務局 榊原までアドレス登録のご連絡をよろしくお願い致します。

日本OR学会中部支部ニュース平成20年度第1号

平成20年2月21日発行

<内容>

  1. 2008年度日本OR学会中部支部・中部OR研究会  総会の開催
  2. 第35回中部支部研究発表会のプログラム
  3. 懇親会ご案内

————————————————————————

  1. 日本OR学会中部支部・中部OR研究会 総会ご案内
     日 時:平成20年3月15日(土)13時15分~13時45分
     会 場:中部品質管理協会 第1研修室(第二豊田ビル西館8階)
         〒450-0002名古屋市中村区名駅四丁目10番27号
         電話番号 052-581-9841
         http://www.cjqca.com
     議 題
      (審 議)
     (1)2007年度 事業報告
     (2)2007年度 決算報告
     (3)2008年度 事業計画
     (4)2008年度 予算
     (5)2008~2009年度 役員選出 
     (6)その他
  2. 第35回中部支部研究発表会のプログラム
     日 時:平成20年3月15日(土)14時00分~17時00分
     会 場:中部品質管理協会 第1研修室(第二豊田ビル西館8階)

    ——————————

    1.(14:00~14:15) 南山大学における一般入学試験連絡員の自動割当てシステムの作成
    ○星田紀幸,鈴木敦夫(南山大学)

    2.(14:15~14:30) 地震注意報発令時における南山大学名古屋キャンパスの避難モデル-地下鉄の混雑度を考慮して-
    ○佐藤一臣,○富田亮一,伏見正則(南山大学)

    3.(14:30~14:45) 時間依存型最短路問題に対するA*アルゴリズム
    ○冠者徹也,中出康一(名古屋工業大学)

    4.(14:45~15:00) M/G/1待ち行列における待ち時間情報の効果
    ○福本武,中出康一(名古屋工業大学)
    ——————————
    休憩(10分)
    ——————————
    5.(15:10~15:25) 研究発表会プログラムの自動作成 -OR学会研究発表会を例として
    ○藤井靖大,佐々木美裕(南山大学)

    6.(15:25~15:40) 道路交通容量を考慮した最短経路数え上げ問題 ~ 名古屋市内の渋滞分析 ~
    ○木下龍一,佐々木美裕(南山大学)

    7.(15:40~15:55) インターンシップ就業体験報告会のスケジューリング問題について-スケジュール自動生成システムの試作
    藤下奈穂,藤原加七絵,山田香,○鈴木敦夫(南山大学)

    8.(15:55~16:10) 審査員割当のためのソフトウェア「江戸っ子」の開発を通して
    金子美博(岐阜大学)
    ——————————
    休憩(5分)
    ——————————
    9.(16:15~16:30) 混合品種フリーフローラインにおける製品投入順序付け問題の研究
    ○西川草太,田村隆善(名古屋工業大学),大野勝久(愛知工業大学)

    10.(16:30~16:45) 混合品種組立ラインの性能評価に関する研究
    ○斉藤和也,田村隆善(名古屋工業大学)

    11.(16:45~17:00) 同質性・整分離性・妥当性を評価するFuzzy c-meansモデル
    ○春名 亮,桑野裕昭(金沢学院大学)
    ——————————

  3. 懇親会
     日 時:平成20年3月15日(土)17時30分~19時30分
     場 所:名古屋マリオットアソシアホテル 15階「パーゴラ」 
       〒450-0002 名古屋市中村区名駅1-1-4 TEL:052-584-1140
     会費:5,000円
     申込み締め切り:3月7日(金)
     申込み先:中部品質管理協会 安田宛
       TEL:052-581-9841  FAX:052-565-1205
       E-mail:yasuda[at]cjqca.com

日本OR学会中部支部ニュース 平成19年度 第5号

平成19年12月20日

内容

[1]中部支部第1回支部研究会のご案内
[2]第35回中部支部研究発表会の募集案内


[1] 中部支部第1回支部研究会のご案内
日時:2008年1月26日(土) 午後15時30分~17時
場所:中部品質管理協会内 第1研修室
   名古屋市中村区名駅四丁目10番27号(第2豊田ビル西館8階)
   電話番号 052-581-9841

講師:大鑄 史男 先生 (名古屋工業大学)
講演題目:マルティエージェント・セルオートマトン法による緊急時歩行者流動のシミュレーター作成
講演概要:
 火災時等の緊急避難時に於ける避難流動のシミュレーター作成について紹介します.マルティエージェント・セルオートマトン法を利用することで,歩行者一人一人の個性,施設内の様々な障害物配置,出口配置,避難誘導員の人数や配置等を容易に組み込むことが出来,これらが避難流動に及ぼす影響を見ることが出来ます.
 本講演では,このようなシミュレーター作成に於ける考え方といくつかのアニメーションを,講師が勤務する大学の校舎内に於ける避難流動のアニメーションも含め紹介します.
 さらに,避難時でない状況での歩行者流動のシュミレーションを,実測データーとの比較と合わせて示します.
 これらのことによって,マルティエージェント的なシミュレーションの可能性を感じていただければ幸いです.

[2] 第35回中部支部研究発表会の募集案内
今年度も支部研究発表会の時期となりました。そこで、以下の要領で発表者の募集を行います。発表を考えていらっしゃる方々は、ご準備のほど、よろしくお願いいたします。
多数のご発表をお待ちしております。

(1)日時:2007年3月15日(土)午後14時~17時
(2)場所:中部品質管理協会内 第1研修室
 名古屋市中村区名駅四丁目10番27号(第2豊田ビル西館8階)
  電話番号 052-581-9841

(3)発表申し込み締め切り:2008年2月15日(金)
  発表をご希望の方は,
  発表題目,発表者,共同著者等,所属,e-mailを
   taji[at]nuem.nagoya-u.ac.jp
  へお知らせください.
  発表時間は,おおむね質疑応答を含めて約15-20分を予定しています.
  多数の発表のご協力をお願いいたします.

(4)発表原稿締め切り:2007年2月22日(金)

(5)書式:原稿はA4サイズ4枚以内,天地左右のマージン各20mm以上.
  題名の後に,氏名,所属,住所,Eメールアドレスを記載すること.

(6)電子原稿:PDFに限ります.以下の点にご注意下さい.
  ・使用したフォントは全て埋め込んで下さい.
  ・ファイルサイズはおおむね1MB以下にして下さい.

(7)原稿送付先:(電子原稿による送付に協力御願いします)
  〒464-8603 名古屋市千種区不老町
  名古屋大学大学院工学研究科機械理工学専攻
  田地 宏一 (たぢ こういち)e-mail:taji[at]nuem.nagoya-u.ac.jp

問合わせ先:日本OR学会中部支部 事務局 安田・榊原
      電話番号 052-581-9841

<会員の皆様へ事務局よりお願い>
今後、支部ニュースをEメールにて送付したいと思いますので、Eメールアドレスを
お持ちの方は、中部品質管理協会内 日本OR学会中部支部事務局 
榊原(rie.sakakibara[at]cjqca.com)までアドレス登録のご連絡をよろしくお願い致します。

日本OR学会中部支部ニュース 平成19年度 第4号

平成19年11月6日発行

内容

[1]日本OR学会中部支部・中部OR研究会 (共催) 講演会のご案内
[2]懇親会兼忘年会のご案内


[1]日本OR学会中部支部・中部OR研究会(共催)講演会
 後 援 : 社団法人中部産業連盟, 中部品質管理協会
 日 時 : 平成19年12月15日(土)14時30分~16時30分
 会 場 : 中部品質管理協会 第1研修室(第二豊田ビル西館8階)
     〒450-0002名古屋市中村区名駅四丁目10番27号
     電話番号 052-581-9841

講演題目: マーケティング・データ解析の潮流
 講師:生田目 崇 先生 (専修大学 商学部 准教授)
 資料:プレゼンテーション資料(PDF版)
 概要:  マーケティングに関するデータ分析は,過去,多変量解析を中心として発展してきたが,実際にはORにとっても重要なアプリケーションである.この背景には,マーケティング分析に関するデータがより大規模かつより精緻化されてきており,それに対応する分析としては,データマイニングを代表とする大規模データ分析手法の確立がある.これにはORをはじめ,人工知能や情報工学など広範囲の学術分野が関係する.

 ORにとってマーケティングが魅力あるアプリケーションであることは,アメリカのINFORMSではMarketing Scienceが発行されており,数理モデルをはじめ,数多くの質の高い成果が報告されていることからも伺い知れる.日本においてもOR研究者にとってマーケティング研究は非常に魅力的であろう.

 実際にマーケティング研究を進める上では,実際の市場データが重要である.OR学会では約15年にわたり,マーケティングに関する研究部会を開催してきた.その大きな特徴は,産学連携で行うデータ解析コンペティションである.このコンペティションは共通の実データを提供し,分析手法や結果・得られる知見を
発表しあうものである.コンペティション活動からは,これまで論文や研究発表など数多くのの成果を上げてきている.これまでに提供されたデータは例えば以下のようなものである.

  • 小売業のPOSデータ,ID付POSデータ
  • 金融機関の取引データ
  • エネルギー消費データ
  • 食卓メニューデータ
  • ウェブアクセスログデータ

本コンペティションは最近では50チーム程度が参加し,活発に活動している.本年度はオークションデータをご提供いただき現在各チームによる発表が続けられている.

 本講演では,マーケティング分野における分析の潮流について概観し,ORとのかかわりについて述べる.また,上記のコンペティションについて触れ,産学連携のあり方とその成果についてご報告する.

講演会終了後に、懇親会兼忘年会を開催いたします。
参加される方は、下記の申し込み先まで予めご連絡をお願いいたします。

[2]懇親会兼忘年会
日 時:平成19年12月15日(土)17時から18時45分
場 所:名古屋マリオットアソシアホテル 15階「パーゴラ」 
   〒450-0002 名古屋市中村区名駅1-1-4 TEL:052-584-1140
会 費:6,000円
申込み締め切り:12月7日(金)
申込み先:中部品質管理協会 安田宛
   TEL:052-581-9841  FAX:052-565-1205
   E-mail:yasuda[at]cjqca.com

企業事例交流会

開催日:平成18年9月12日(火)
場所:愛知大学車道(くるまみち)校舎
テーマ 「ものづくりとOR」

プログラム

■第1セッション:コメンテータ=仁科 健氏(名古屋工業大学)

9:30-10:05 酒井 浩久氏(トヨタ自動車(株) グローバル生産推進センター)
    「トヨタのグローバル化と人材育成」

10:05-10:40 吉野 睦氏((株)デンソー 生産技術開発部)
    「品質管理関係?タイトル未定」

■第2セッション:コメンテータ=森 雅俊氏(愛知産業大学)

10:50-11:25 宗平 順己氏(㈱オージス総研 技術部ソフトウェア工学センター)
    「BSCによる戦略と情報システムの整合化」

11:25-12:00 中野 冠氏(㈱豊田中央研究所):
    「「ものづくり」における意思決定のための情報技術」

■第3セッション:コメンテータ=大野 勝久(愛知工業大学)

14:40-15:15 谷崎 隆士氏((株)住友金属小倉 IEソリューション室)
    「鉄鋼業における操業計画問題とモデル化」

15:15-15:50 藤田 薫氏(三菱化学(株) 技術・生産センター 技術部)
    「化学産業における最適化技術を活用した生産計画・スケジューリング」

実施責任者 田村 隆善(名古屋工業大学 TEL and FAX 052-735-5390)