【3月7日(土)】OR学会中部支部総会・研究発表会・特別講演会・懇親会のお知らせ

以下のように開催いたします. 皆さまのご参加をお待ちしております.

日時:2015年3月7日(土)12:00~17:00
場所:ウインクあいち10階 1007室
〒450-0002 名古屋市中村区名駅4丁目4-38
http://www.winc-aichi.jp/access/
時間:
12:00~12:30 支部総会
12:45~15:50 第42回中部支部研究発表会(プログラムは下の通り)
16:00~16:45 特別講演:「道路網空間の連続平面近似」
腰塚武志(南山大学)
16:45~17:00 表彰式
17:30~19:30 懇親会
甘太郎名古屋名鉄レジャック店
http://www.amataro.jp/shop/shop1304.html
こちらよりお申込みください(3月3日申込〆切)
支部研究発表会プログラム (○印は発表者)
—————
12:45-12:58 サーバー能力成長型VCHS待ち行列モデルの性能評価結果を利用したアカデミックスキルの教育方法
○田中秀明,宇都宮陽一,奥田隆史(愛知県立大学)

12:58-13:11 身体知指導支援システムに関する研究
―ヒューマノイド型ロボットの対話的動作生成による―
○加藤翔冴,宇都宮陽一,奥田隆史(愛知県立大学)

13:11-13:24 待ち行列システムの解析結果を利用した公共交通システムにおけるマナー教育
○冨山侑子,宇都宮陽一,奥田隆史(愛知県立大学)

13:24-13:37 高校野球におけるタイブレークの是非
○小谷健太,茨木智(名古屋市立大学)
—————
13:37-13:45 休憩
—————
13:45-13:58 見切り販売を考慮した販売期間の短い商品の最適発注
○池内健,中出康一(名古屋工業大学)

13:58-14:11 災害時における備蓄品必要量の予測に関する研究
○花井美加子,中出康一(名古屋工業大学)

14:11-14:24 時空間ネットワークを用いた大都市近郊区間における最長経路探索問題
○犬塚幹夫,田地宏一(名古屋大学)

14:24-14:37 リアルタイム・プライシングによる電力需給調整に関する研究
○安西将貴(南山大学),田中洋一(東邦ガス株式会社),佐々木美裕,大石泰章,福島雅夫(南山大学)
—————
14:37-14:45 休憩
—————
14:45-14:58 グラフ理論に基づく自動ピッキングシステムの最適運用計画
○長谷陽平 今堀慎治(名古屋大学)

14:58-15:11 時間枠付き配送計画問題に対する改良した共存型GAの適用
○野村将寛、小島貢利(名古屋工業大学)

15:11-15:24 大規模な配送計画問題に対する反復局所探索法
○林大晃,橋本英樹,柳浦睦憲(名古屋大学)

15:24-15:37 Min-Max Regret多次元ナップサック問題に対する発見的解法
○木村卓哉,呉偉,橋本英樹,柳浦睦憲(名古屋大学)

15:37-15:50 汎用的近似最適在庫水準決定アルゴリズムの性能評価に関する研究
○田村隆善(愛知工業大学)
—————

【12月6日(土)】 OR学会中部支部講演会のお知らせ

OR学会中部支部講演会を以下のように開催いたします. 皆さまのご参加をお待ちしております.

日時:12月6日(土) 13:30~16:20

場所:愛知大学名古屋校舎 講義棟8階808号室
http://www.aichi-u.ac.jp/sasashima/access.html
あおなみ線「あおなみライブ」駅下車300メートル,または名古屋駅徒歩約10分
世話人 玉置光司先生

プログラム:
13:30~14:50 「ニューラルネットワークによる高次元データの次元圧縮と可視化」 ピトヨ ハルトノ先生(中京大学)

15:00~16:20 「システムモデリングにおけるアルゴリズム・計算量理論の意義~鉄道,AGV(自動搬送車),日本プロ野球試合におけるスケジューリングを例として~」 増山繁先生(豊橋技術科学大学)

17:00~ 懇親会(レジャック付近でwalk-in)

聴講は無料です.非会員の方も聴講できます.懇親会もwalk-inのため事前連絡不要です.

——————————–
ハルトノ先生 講演概要
昨今,高速ネットワークとセンサ技術の普及で,あらゆる大容量のデータを取得することが容易となるものの,依然としてこれらのデータから有意義な情報を抽出することは困難である.データから有効な情報を抽出する方法の一つとして可視化がある.可視化することで,人間が知識と経験を基にデータの直感的な解析ができる場合も多い.しかし,多くのデータは高次元であるため,可視化するためには有効な情報を保ちながら次元圧縮をする必要がある.本講演では,様々な次元圧縮手法を説明した上で,ニューラルネットワークの一種である,自己組織化マップ(Self-Organizing Map, SOM)に関して説明する.また,ここ数年講演者が提案する,データのcontextを反映する新しい自己組織化マップ,Context-Relevant Self-Organizing Map(CRSOM)に関して紹介する.

増山先生 講演概要
オペレーションズ・リサーチにおいて,対象となるシステムのモデリング(定式化)と分析のための手法は車の両輪である.現実のシステムを定式化する際,対象とするシステムに関する深い知識と洞察を持つとともに,アルゴリズム設計論と計算量理論の知識が有用である.対象とするシステムを厳密に定式化しようと考えると,ともすれば細部に渡って定式化してしまい,解を求めることが実質的に不可能となってしまう.そのとき,アルゴリズム設計論と計算量理論の知識があれば,どのように定式化すれば効率よく解くことができるかを見極めることができる.その際,対象とするシステムを熟知していることにより,どこは重要で省略できないか,また,どこは重要でなく,定式化において省略可能かの判断が可能となる.
本講演では,研究室で近年取り組んできた,鉄道,AGV(自動搬送車),日本プロ野球試合におけるスケジューリングの定式化と求解の試みを紹介する.

OR学会「数理的手法の展開と応用」研究集会 with 中部支部 のお知らせ

OR学会「数理的手法の展開と応用」研究集会 with 中部支部 を以下のように開催いたします.
中部支部としては,年に一度の北陸地区での開催です.多くの皆さまのご参加をお待ちしております.

■ 1日め:11月29日(土)
名称 日本オペレーションズ・リサーチ学会 「数理的手法の展開と応用」研究部会 第14回研究集会
日時 平成26年11月29日(土) 14:30~17:00
会場 石川県文教会館 402会議室
    〒920-0918 石川県金沢市尾山町10番5号
    Tel:076-262-7311
    地図:http://www.bunkyo.or.jp/basic/access.html
    ※金沢駅より香林坊方面行のバスをご利用ください.「南町」下車,徒歩2分.

テーマと講師
14:30~15:40 「マルコフ決定過程と多変量ベイズ管理図について」 堀口正之(神奈川大学理学部)
15:40~15:50  休憩
15:50~17:00 「人工学級ゲームを用いたプレイヤとエージェントのハイブリッドシミュレーション」 前田義信(新潟大学工学部)

※研究集会終了後,懇親会(会費6,000円程度)を予定しています.参加ご希望の方は【11月20日(木):厳守】までに桑野(kuwano_アット_kanazawa-gu.ac.jp)までお申し込みください.

—–

■ 2日め:11月30日(日)
名称 日本オペレーションズ・リサーチ学会 中部支部研究会
期日 平成26年11月30日(日)
時間 10:00~12:30
会場 金沢学院大学 サテライト教室
    〒920-0919 石川県金沢市南町3番1号南町中央ビル6階
    Tel:076-260-4075(代)
    地図:http://bit.ly/KGU-Satellite
   ※ 会場の南町中央ビルの1階はローソンの店舗です.
   ※ 駐車場はありません.

テーマと講師
10:00~11:10 「統計的非線形判別分析法とその周辺(仮題)」 寒河江雅彦(金沢大学経済学部)
11:00~11:20  休憩
11:20~12:30 「サービス工学とその技術~飲食業における観測、分析、設計、適用のための技術~」 竹中毅(産業技術総合研究所)

OR学会中部支部研究会のお知らせ

日時 10月25日(土) 13:30~16:20
場所 名古屋工業大学2号館7階701B会議室(正門を通り正面に見える建物)
    〒466-8555 名古屋市昭和区御器所町
    キャンパスマップ http://www.nitech.ac.jp/access/campusmap.html

プログラム
13:30~14:50「機械学習に関する最適化問題」志賀 元紀先生(岐阜大学)
15:00~16:20「民間航空機のORモデル(仮)」 伊藤 弘道氏(三菱重工業株式会社)

聴講は無料です.非会員の方も聴講できます.

南山大学理工学部講演会のお知らせ

南山大学理工学部講演会

日 時:
2014 年10 月24 日(金) 15:45 - 18:00

場 所:
南山大学 瀬戸キャンパス G棟3階 G304
http://www.nanzan-u.ac.jp/Information/access.html#02
名古屋大学情報科学研究科棟第3講義室 (南山大学より遠隔配信)

協 賛:
日本オペレーションズ・リサーチ学会中部支部
名古屋大学大学院情報科学研究科

講演1 (15:45-16:45)
講演者:高嶋 隆太先生 (東京理科大学理工学部経営工学科 講師)
題 目:再生可能エネルギー政策の評価
-再生可能エネルギー割当基準制度での均衡投資-

講演2 (17:00-18:00)
講演者:森 俊介先生 (東京理科大学理工学部経営工学科 教授)
題 目:社会システムのモデリング - 森研究室の開発事例

講演概要については、
http://www.seto.nanzan-u.ac.jp/~mihiro/20141024LectureNanzanSE.pdf
をご覧ください。

南山大学瀬戸キャンパスへのアクセス:
http://www.nanzan-u.ac.jp/Information/navi/seto.html
南山大学瀬戸キャンパスマップ:
http://www.nanzan-u.ac.jp/Information/navi/seto.html

名古屋大学へのアクセス:
http://www.nagoya-u.ac.jp/access/index.html
名古屋大学キャンパスマップ:
http://www.nagoya-u.ac.jp/access-map/index.html

連絡先:
南山大学理工学部システム数理学科 佐々木 美裕 (mihiro◎nanzan-u.ac.jp)
名古屋大学大学院情報科学研究科計算機数理科学専攻 柳浦 睦憲 (yagiura◎nagoya-u.jp)

土曜午後の仲間になりませんか? ~支部長からのメッセージ

日本オペレーションズ・リサーチ学会中部支部
支部長 金子美博
kaneko
 

 皆様,初めまして.
 今年度から2年間,日本オペレーションズ・リサーチ学会中部支部長を仰せつかった岐阜大学の金子美博です.
 先日,とある会合でソフトウェアの会社を経営している50代の社長さんと懇談する機会がございました.私自身の学会活動について話が及んだとき,オペレーションズ・リサーチ学会にも所属していることを告げると,その社長さん曰く,OR(オペレーションズ・リサーチ)は学生時代勉強したけど,学会があることは知らなかった,とのこと.ついでながら,お連れの若い社員さんにも同じ話をしたところ,オペレーションズ・リサーチという言葉は初めて聞きました,とのこと.ソフトウェアとORの両者は,形をなさない点で共通していると思います.しかしながら,ソフトウェアに比べ,ORの知名度は圧倒的に低い,ということを今更ながら思い知らされました.
 このような現状を鑑み,私自身の支部長1年目の仕事は,「オペレーションズ・リサーチ」あるいは「OR」の知名度を向上させることだと判断しました.具体的には,自身の研究発表でのOR論文の積極的な引用のみならず,「OR」と銘打った授業の担当(大学・高専の講義や高校での出前授業)や大学祭での展示による学会の宣伝などなど.ORの知名度向上に力を注ぎたいと思っています.
 今年度のOR中部支部での研究会等のイベント日程は以下の通りです.
 
 9月27日  シンポジウム「今なら解ける!問題解決のため最適化技術 」
 10月25日 研究会
 11月29・30日 研究会(北陸地区との共催)
 12月3日 研究会・忘年会
 1月か2月 研究会
 3月6日 総会・若手研究者発表会

 研究会への参加は,会員・非会員を問わず無料です.全てが週末,殆どが土曜日の午後に開催されるのが特徴です.イベントを週末に設定したのは,会員の方々が,普段の業務を離れ,気軽に広く参加できることを意図したためです.また,賛助会員のみならず一般企業の方々からの事例研究も随時相談に応じています.内容次第では,研究会で取り上げ,OR中部支部の土曜仲間と一緒になって考えてみたいとも思っています.尚,これらOR中部支部の活動の詳細につきましては,幹事や委員にご遠慮なくお尋ねください.
 一人でも多くの方が,オペレーションズ・リサーチを通して,土曜午後の仲間に加わってくださることを大いに期待し,歓迎いたします.  
 (かねこよしひろ 岐阜大学工学部 電気電子・情報工学科 情報コース 准教授)

第11回OR学会中部支部シンポジウム,9月27日に開催

第11回OR学会中部支部シンポジウム開催のお知らせをいたします

日時:
2014年9月27日(土)  13:30~17:30

場所:
ウインクあいち15階(愛知県立大学サテライトキャンパス)
〒450-0002 名古屋市中村区名駅4丁目4-38
http://www.winc-aichi.jp/access/

シンポジウムの趣旨:
 生産・流通等におけるコスト削減など,社会の重要な局面において現れる問題を解決するための最適化技術の重要性は広く認知されている.一般に,このような問題は,NP困難な問題であり,現実的な時間で最適解を得ることは非常に困難である.しかし,近年では,計算機の性能向上と最適化技術の進展により,大規模な問題に対しても高品質な解を求めることが可能となってきた.また,最適化技術の集大成として,汎用的な最適化ソフトウェアが開発されており,非常に手軽に利用することができる.
 本シンポジウムでは,このような,今だから利用できる問題解決のための最適化技術をテーマとして,現在この分野の最前線で活躍する研究者・実務家に最適化技術を基礎から解説していただくとともに,手軽に使える最適化ソフトウェアの紹介とその応用,最新の研究成果や最適化技術による解決事例について報告していただく.

予定プログラム:
13:30~13:35  開会の挨拶 OR学会中部支部研究幹事 橋本英樹(名古屋大学)
13:35-14:25  宮代隆平(東京農工大学) 「整数計画チュートリアル(仮)」
 
14:35-15:25  梅谷俊治(大阪大学) 「大規模な組合せ最適化問題に対する発見的解法」 
15:35-16:25  永田裕一(徳島大学) 「Memetic Algorithmを用いたVehicle Routing Problemの効率的近似解法」 
 
16:35-17:25 江崎洋一(キヤノン IT ソリューションズ)「企業における最適化技術の適用事例(仮)」 
17:25~17:30  閉会の挨拶 OR学会中部支部長 金子美博(岐阜大学)

参加費(当日払い):
1,000円(ただし,学生は無料)

懇親会:
シンポジウム終了後,18:00から 和民 笹島原ビル店 で懇親会(参加費5,000円)を行います.
http://www.watamifoodservice.jp/shopsearch/home/detail/145

懇親会に参加される方は,会場予約の都合上,下記の事前申し込みを必ずご利用
ください.
多くの皆さまのご参加をお待ちしております.

申し込み方法:
問い合わせ先からお申し込みください.
事前申し込みの〆切は9月13日(土)です.

シンポジウムは当日参加も可能ですが,準備の都合上,できるだけ事前申し込
みにご協力ください.
懇親会に参加される方は,必ず,事前申し込みをお願いします.当日申し込みで
は席の確保が難しいです.

主催: 日本オペレーションズ・リサーチ学会中部支部

メールでのお問い合わせは, 中部支部研究幹事(名古屋大学 橋本英樹)
chubu-symposium[at]al.cm.is.nagoya-u.ac.jp
まで,お願いします.

日本OR学会中部支部ニュース2014年度第1号

日本OR学会中部支部ニュース2014年度 第1号
2014年2月11日発行

1. 日本OR学会中部支部総会のご案内
2. 日本OR学会中部支部特別講演および研究発表会のお知らせ
3. 幹事会および運営委員会開催のお知らせ

----------------
1. 日本OR学会中部支部総会のご案内

日時:2014年3月15日(土) 12:15-12:45
会場:ウインクあいち 12階 1209室
    (昨年度と建物が異なりますのでご注意下さい)
    〒450-0002
    愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38
    http://www.winc-aichi.jp/
議案
(1) 2013年度事業報告
(2) 2013年度決算報告
(3) 2014年度事業計画
(4) 2014年度予算
(5) 2014年度役員選出
(6) その他

2. 日本OR学会中部支部特別講演および研究発表会のお知らせ

日時:2014年3月15日(土) 13:00-16:45
会場:ウインクあいち 12階 1209室
    (昨年度と建物が異なりますのでご注意下さい)
    〒450-0002
    愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38
    http://www.winc-aichi.jp/

第41回中部支部研究発表会プログラム
(○印は発表者 ※印は表彰対象の発表)

13:00-13:13 ※徒歩誘導を考慮した一斉帰宅時の鉄道利用帰宅シミュレーション
 ○鈴木成美、三浦英俊(南山大学)
13:13-13:26 ※時空間ネットワークを用いた旅客流動の再現
 ○二宮翔平、鈴木敦夫(南山大学)
13:26-13:39 ※電力価格のリアルタイム・プライシングを考慮したスマートハウスの運用最適化
 ○保田将弘(南山大学)、田中洋一(東邦ガス株式会社)、佐々木美裕(南山大学)
13:39-13:52 ※2種類の販売チャネルを持つ多拠点在庫システムにおける最適発注・供給方策
 ○蓼沼聖昂、中出康一(名古屋工業大学)

13:52-14:00 休憩

14:00-14:13 ※Heuristic and Exact Algorithms for the Interval Min-Max Regret Generalized Assignment Problem
 ○呉偉、柳浦睦憲(名古屋大学)
14:13-14:26 ※Constructive Heuristics for the Soft Rectangle Strip Packing Problem
 ○ミラノマルコ、今堀慎治(名古屋大学)、佐々木美裕(南山大学)、柳浦睦憲(名古屋大学)
14:26-14:39 ※連結制約と被覆制約を持つ施設配置問題に対する発見的解法
 ○山之内亮介、佐々木美裕(南山大学)
14:39-14:52 ※電気自動車専用急速充電器の多期間最適配置計画問題
 ○松井和也、森龍一郎、佐々木美裕(南山大学)

14:52-15:00 休憩

15:00-15:13 ※愛知医科大学病院における麻酔科医のシフトスケジュール作成支援システムの試作
 勝田綾奈、○中村衣里、鈴木敦夫(南山大学)、藤原祥裕(愛知医科大学)
15:13-15:26 ※日本プロ野球を対象とした目的に合わせた試合スケジュール候補の生成法
 ○森翔太郎、脇坂賢、増山繁(豊橋技術科学大学)
15:26-15:39 ※大学の定期試験時間割編成システムの試作
 ○小野内雄一、佐々木美裕(南山大学)
15:39-15:52 レプリケーション機能をもつサーバシステムの信頼性的考察
 ○木村充位(岐阜市立女子短期大学)、今泉充啓(愛知学泉大学)、中川覃夫(愛知工業大学)

■特別講演
16:00-16:45
「累積損傷モデルの応用について」
金城学院大学 中村正治先生

■表彰式
16:45-16:50

特別講演と研究発表会はともに参加費無料です.

■懇親会 17:30-19:30
会場: 八吉 名古屋名駅店 http://r.gnavi.co.jp/n163400/
会費: 6,000円(予定)
申込方法: 以下のサイトにアクセスいただき,「懇親会」の出欠の選択をお願いいたします.
締め切りは2/28(金)です.
https://orsj.org/chubu/?p=2222

■発表者への御連絡
重要日程
 発表原稿提出期日:2014年2月26日(水)
発表について
 発表は質疑応答を含めて13分(発表10分、質疑応答3分)です.
学生表彰について
 昨年同様,学生表彰を計画しています.
 発表者は特別講演後の表彰式まで参加をお願いします.
発表原稿書式
 発表原稿は下記の書式に従って用意して下さい.
 A4サイズ4ページ以内,天地左右のマージン各20mm以上.
 題名の後に,氏名,所属,住所,E-mailアドレスを記載.
発表原稿の送付
 発表原稿を PDF ファイルで作成し,件名「第41回中部支部研究発表原稿」として下記送付先まで
 E-mailに添付してお送り下さい(2月26日(水)締め切り).
 なお,PDFファイルを作成する際には以下の点にご注意下さい.
 ・使用したフォントは全て埋め込んで下さい.
 ・ファイルサイズはおおむね1MB以下にして下さい.
 ・ページ数を入れないでください.
 ・モノクロ印刷を前提に作成してください.
申し込み・原稿送付・問合せ先
 南山大学情報理工学部 小市俊悟
 shungo◎nanzan-u.ac.jp

3. 幹事会および運営委員会開催のお知らせ

以下のとおり幹事会および運営委員会を開催いたします.
幹事(新幹事を含む),運営委員の方々は以下のサイトで出欠をお知らせください.
締め切りは2/28(金)です.
https://orsj.org/chubu/?p=2222

日時:3月15日(土)
    10:15-11:15 幹事会
    11:30-12:05 運営委員会
会場:ウインクあいち 12階 1210室
    (昨年度と建物が異なりますのでご注意下さい)
    〒450-0002
    愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38
    http://www.winc-aichi.jp/

中部支部研究会(北陸開催) ルポ

支部研究会1

2013年12月1日(日)に,金沢市にある金沢学院大学のサテライトキャンパスにおいて,日本オペレーションズ・リサーチ学会中部支部研究会が開催された.今回の研究会は,ともに中部支部に所属する東海地区と北陸地区のOR研究者の連携を強化することも一つの目的として企画された.

一人目の講演者は,名古屋大学大学院の橋本英樹氏で,「時間枠付き配送計画問題に対する発見的解法」という題目で講演いただいた.講演は,組合せ最適化問題に対する発見的解法とは何かという説明に始まり,メタヒューリスティックスや,昨今ではマスヒューリスティックス(Math+Heuristics)と呼ばれる手法を簡単に紹介された.その後,題目にある時間枠付き配送計画問題について解説された.配送計画問題は代表的な組合せ最適化問題であり,デポと呼ばれる拠点を中心として,複数の配送車が容量制約を満たしながら,なるべく短い距離で配送(もしくは回収)するための経路を求める問題である.橋本氏の研究対象は,その問題に配送可能な時間枠が付いたものであり,そのために,経路探索に加えて,スケジューリングの観点が必要となる.橋本氏は,配送可能な時間枠がリスト構造で表現できるような区分線形なペナルティ関数で表現されているような問題を考え,その場合に効率的に動作する近傍探索法を開発し,いくつかのベンチマーク問題に対して,既存の結果を上回る成果が得られたことを紹介された.

二人目の講演者は,南山大学の鈴木敦夫氏で,「愛知医科大学病院での麻酔科医勤務スケジュール作成支援システムの試作について」という題目で講演いただいた.講演では,まず,日本臨床麻酔学会でのご自身の講演及びその後の討論を踏まえ,現在,医療関連分野において,ORを必要とする問題が数多くあることを指摘された.また,ORに関する国際学会へ参加されて得た認識として,日本では,まだ,医療現場においてORの認知度は高くないが,アメリカでは,ヘルスケアにおいてORが既に広く活用されていることを紹介された.鈴木氏は,題目にもあるように,愛知医科大学病院で問題となっている麻酔科医の勤務や手術室のスケジューリングに対して,Excelと数理計画問題の汎用ソルバーを使った解決支援ツールを既に作成しており,現在,それを実際に使用し,その実用性を検証してもらっている段階にあるとのことである.このようなORを利用したシステムを作成する場合には,ユーザとの意思疎通が不可欠であり,ユーザの要望に柔軟に対応できるシステムが必要とのことである.このような知見も,今後,ORを普及していく上で,非常に重要であると感じられた.

支部研究会2

 

 

 

 

 

ルポ担当:南山大学 小市俊悟