【2019年1月20日(日)】日本OR学会 2018年度第2回支部講演会のお知らせ

■日時:2019年1月20日(日)14:30-17:00

■場所: JPタワー名古屋 5階(名古屋市立大学ミッドタウン名駅サテライト)
〒450-6390 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1-1
http://jptower-nagoya.jp/
(JPタワー名古屋の2階貫通通路から5階セミナールームまでは、サービス&クリニックの入口からオフィス用エレベータを利用してください。)

■講演1(14:30-15:30)
言語・グラフネットワーク・最適化
~人工知能(AI)の基礎として~
増山繁氏,豊橋技術科学大学

概要:最近、注目を集めている人工知能(AI)の基盤技術と
して需要な機械学習、テキストマイニングの基礎として
自然言語処理、グラフネットワーク、最適化について
講演者の成果も含め、分りやすく解説する。

■講演2(16:00-17:00)
身体と視点のVirtual Reality
小鷹研理氏,名古屋市立大学

概要:講演者の研究室は、ここ数年、一般的なHMDを使ったVR(Virtual
Reality)環境を用いて、身体変形感覚の誘発および身体と視点の分離の
問題を集中的に扱ってきた。このような感覚は、現実世界においても夢や
幽体離脱において時折顔を出すものであり、したがって、VRによって
潜在的に眠っているリアリティーを顕在領域へと引き上げているという
側面がある。本講演では、身体感覚(agency, ownership)や視点に
紐づけられた自己感(sense of self)についての認知心理学的な議論を
ベースに、研究室が近年発表した各種のVR装置の学問的背景を紹介する。
—————————
講演会終了後に懇親会(新年会)を開催いたします

きんくら酒場 金の蔵 名駅南店
名古屋市中村区名駅南1-17-23 ニッタビル1F
会費:5000円
18:00スタート

準備の都合上,講演会と懇親会への参加申し込みを以下よりお願いいたします.

[contact-form-7 id=”2874″ title=”20190120″]

■問い合わせ先
メールでのお問い合わせは, 中部支部支部長 茨木 智(satoru◎econ.nagoya-cu.ac.jp)まで,
お願いします.

OR学会中部支部 今後の行事等について

(1)中部支部講演会について
例年、12月に開催しております、中部支部講演会につきまして、今年度は新年1月に名古屋で開催の予定で、現在調整中です。

(2)第46回日本OR学会中部支部研究発表会について
(1)研究発表会の日程・会場
日時: 2019年3月2日 (土) 13:00-17:00 (予定)
場所 ウインクあいち 15階 愛知県立大学サテライトキャンパス
〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38
(2)重要日程
発表申し込み期日:2018年1月18日(金)
発表原稿提出期日:2018年2月15日(金)

いずれも、近日中に記事を更新いたします。今しばらくお待ちください。

 

OR学会中部支部 SSOR中部支部2018ルポ

OR学会中部支部 SSOR中部支部2018ルポ
SSOR2018中部支部代表 金子美博(岐阜大学)

2018年8月30日(木)・31日(金),合宿形式の若手育成プログラム,SSOR中部支部2018が開催された.会場は,愛知県犬山市のサンパーク犬山である.参加者は33名であった.宿泊者は25名で,発表学生20名全員が宿泊した.参加学生の所属は,愛知県立大学,岐阜大学,名古屋工業大学,名古屋市立大学,名古屋大学,および早稲田大学であった.加えて官公庁および民間企業の方々の参加もあった.
今回のSSORは,前回のSSOR中部支部2017に倣ったものの若干変更した.まず,発表時間をショート・ロングに区別することなく,質疑応答含め一律15分とした.ただし,短い発表の場合は,質疑応答により多くの時間をかけた.また,申し込み・アブストラクトの登録に,前回に引き続きクラウド環境を活用したが,ユーザの入力項目は少なくした.さらに,前年の60周年記念事業ほどの財政補助はないため,参加費値上げを抑えた.
初日は13時から開始した.最初は,挨拶をかねて,筆者がSSORの意義ならびに発表での留意事項を説明した.一般講演に引き続いて,関西大学の檀寛成先生に「ピラミッドの最適計測プランの作成」という題目でご講演いただいた.学際的な研究であるものの,離散最適化問題が登場するなど,ORとして大変興味深い内容であった.また,関西支部の支部活動についても紹介があった.その後,一般講演が再開され,17時で終了となった.
18時からは,会場近くの送迎バス付の居酒屋で交流会を行った.29名の参加に,会場はすし詰めになるなど,課題の残る交流会であった.行きのバスで帰る方は少なく,残りの方々は,夜の犬山城下の街並みを楽しんだり,飲み直しに出かけたのであろう.21時からは筆者の部屋で2次会を開き,入れ代わり立ち代わり何人かの方々が参加し,23時過ぎにお開きとなった.
2日目は,9時からの一般講演を前後して,東京理科大学の伊藤真理先生に「医療福祉とエネルギー分野における数理最適化と政策影響分析」という題目でご講演いただいた.スケジューリング問題を主眼に置いた内容であった.特に,政策影響分析における排出規制と再生可能エネルギー促進策のポリシーミックスのスケジューリング問題の分析が印象的であった.最後はクロージングとして,木村充位・副代表(岐阜市立女子短期大学)から閉会の挨拶があり,正午に閉会となった.
若手学生の発表は完成されたものもあれば,途中のものもあった.内容の程度はさておき,学生にとっては,人前で研究の話をすることは大変良い経験であり,様々な質問に柔軟に答えることは自身の能力を鍛え上げるチャンスでもある.卒論・修論発表に限らず,就職活動での面接や集団討論にも活かされるであろう.
また,宿泊に際しては,所属が異なる部屋割りを行った.発表内容を契機として,普段の研究グループとは異なり,垣根を超えた交流ができたであろう.これこそが合宿形式で行うSSORの最大の意義でもある.
末筆ながら,本部ならびに中部支部それぞれから頂いた財政援助に謝意を表する.

開催案内 C3POセミナー 2018#1

開催案内 C3POセミナー #1

□日時:2018年9月8日(土)午後3時~午後4時50分

□場所:愛知工業大学 本山キャンパス
 304大学院講義室1
 住所:名古屋市千種区東山通1-38-1
 http://www.ait.ac.jp/guide/campus/motoyama

■講演タイトル1:プロジェクションマッピングの制作状況と今後の可能性

□講演者:杉森 順子 先生(桜美林大学 芸術文化学群 教授)

□講演概要:プロジェクションマッピングは,立体物をスクリーンとして,その
形状に合わせた映像をプロジェクタで投影し,効果的な映像表現を行う技法であ
る.近年,様々なプロジェクションマッピングのイベントが開催されている.プ
ロジェクションマッピングは,PBL(Project Based Learning)型教育のテーマ
として活用が可能である.しかし、実施方法や状況についての調査や制作につい
ての情報はいまだ不足しているのが現実である.そこで本講演では,プロジェク
ションマッピングの運営方法や状況を説明し,その魅力と活用,今後の可能性に
ついて説明する.

■講演タイトル2:RoboCupとAI研究

□講演者:伊藤 暢浩 先生(愛知工業大学 情報科学部 教授)

□講演概要:完全情報ゲームであるチェスに代わる人工知能のランドマークとし
て、不完全情報ゲームのサッカーに注目し,世界規模の競争的研究開発を促進す
るRoboCupは今年で22年を迎えた.このRoboCupの22年を振り返りながら,特にサ
ッカー及び災害救助シミュレーションに注目して同プロジェクトの内容を紹介す
る.またサッカーと災害救助の違いを紹介しながら,プロジェクトの人工知能研
究の動向についても紹介する.

□参加費:無料

□その他:講演後に懇親会を予定しています.
懇親会への参加を予定されている方は
9月1日(土)までに今泉宛 imaizumi[at]gakusen.ac.jp
にお申し込みください(参加費は5000円程度を予定).

□問合せ先: 今泉充啓(愛知学泉大学 現代マネジメント学部)
       imaizumi[at]gakusen.ac.jp

□「C3PO」について:「C」は中部支部,「3P」は午後3時,
「O」はオペレーションズ・リサーチを意味しています.
2016年度から開催しております.

OR学会中部支部 2018年度第1回支部講演会ルポ

2018年6月16日(土)に,名古屋市立大学山の畑キャンパスにおいて,OR学会中部支部2018年度第1回支部講演会が開催されました.参加者は24名(大学関係者15名,学生6名,一般3名)でした.

講演会は14:30からか開催され,ORの研究者2名の講演が行われました.

1件目は,水谷聡志先生(愛知工業大学)によって「最適点検・取替方策に関する拡張モデル紹介」という題で講演がなされました.信頼性工学の分野では,設備などの取替時期をいつ行うことが最適かを検討する取替問題が多く研究されています.この問題に,ランダムな時刻に発生する衝撃によって,損傷が発生する損傷モデルの応用も多く検討されています.講演では,取替問題と損傷モデルの基本を解説された後,それらを応用・拡張した取替問題をいくつか紹介されました.

2件目の講演は,小野廣隆先生(名古屋大学)により「資金循環問題」という題で講演がなされました.中央銀行における各銀行に資金を貸し付けに着目し,資金をどの程度の額を準備しておく必要があるか,どれだけ準備しておけば十分であるかといった問題を有向グラフによってモデル化されました.ネットワークフローによって問題を定式化できそうであるが,それとは異なる問題になることが述べられました.また,グラフの形態によるが,多くの場合がNP困難な問題であることが示されました.

どちらの発表も活発に質疑応答がなされ,モデル化とそれをいかに解くかの面白さが伝わる内容であり, ORの可能性が感じられる講演会でした.

第45回OR学会中部支部研究発表会・特別講演会 ルポ

2018年3月3日(土)に,ウインクあいち愛知県立大学サテライトキャンパスにおいて,第45回OR学会中部支部研究発表会・特別講演会が開催されました.参加者は48名 (大学関係者28名,学生16名,一般4名) でした.
研究発表会は13:45から開催され,学生による9件の発表が行われました.発表に対して1件の最優秀賞と2件の優秀賞が授与されました.
最優秀賞は,南山大学の山田史明さん(南山大学)らによる「治水インフラ施設の最適な設備更新計画策定手法の開発」に対して授与されました.複数の設備からなる排水ポンプ機場における設備更新計画を,更新コストを評価関数とした整数計画問題として定式化し数値例を挙げて議論されました.設備の劣化やコストだけでなく,設備の配置上の干渉なども考慮されていました.
1件目の優秀賞は,鈴木一輝さん(愛知県立大学)らによる「待ち行列モデルを用いた課題処理過程における課題分割手法の影響分析 -スタディスキル修得に向けて- 」に対して授与されました.複数科目の課題が到着するとき,課題を分割してスケジュールを立てる方法を待ち行列としてモデル化し検討されました.数値例として,待ち課題の中で得意科目の課題から順に行い,分割数を3とすると効率がよいという結果を示されました.
2件目の優秀賞は,西村隼太さん (名古屋工業大学)らによる「Mn/Gn/1待ち行列におけるサービスの制御」に対して授与されました.到着とサービスがそれぞれ系内人数に依存する待ち行列モデルにおいて,サービスを制御するとこの効用や期待利益などを解析的に計算されました.さらにサービスが指数分布,一様分布,一定分布,二値分布に従う場合について数値例を挙げて議論されました.
本研究発表会では,多くの興味ある研究が発表され,また質疑・応答も活発に行われました.若い研究者の育成とオペレーションズ・リサーチの振興に大変に有意義な発表会となりました.
特別講演会は,16:15から愛知大学の玉置光司先生により「秘書問題をおいかけて。」という題で行われました.秘書問題に関する概論から始まり,その歴史と,著名な研究者であるRobbins, Dynkin, Lindley, Samuels,Mosteller, Moriguti その他の先生方を興味深いエピソードとともに紹介していただけました.さらに,この分野における重要ないくつかの研究成果・定理についてもご説明をいただきました.玉置先生の最近の研究成果については,時間の都合上,簡単に述べられました.多くの研究者を惹きつけてきた秘書問題の魅力が伝えられ,定理に表れる数式に神秘的な魅力を感じた参加者は多かったと思います.時間に制限があることが残念であり,さらに聞き続けたくなる内容でした.

【2018年度OR学会中部支部総会・研究発表会・特別講演会・懇親会のお知らせ】

2018/03/01UPDATE:研究発表会プログラムを一部修正しました・懇親会申し込みを締め切りました。
2018/02/26UPDATE:研究発表会プログラムを一部修正しました・懇親会会場を記載しました
【2018年度OR学会中部支部総会・研究発表会・特別講演会・懇親会のお知らせ】

以下のように開催いたします. 皆さまのご参加をお待ちしております.

日時: 2018年3月3日(土)12:00~17:10
場所: ウインクあいち15階 (愛知県立大学サテライトキャンパス)他
〒450-0002 名古屋市中村区名駅4丁目4-38
http://www.winc-aichi.jp/access/

時間:
12:00~12:50 支部総会
13:15~16:00 研究発表会
1.13:15-13:30    Bloom filterを用いたICNルーティングでのHamming距離特性  〇梅村一希,金子美博 (岐阜大学),山本博章 (信州大学)
2.13:30-13:45    待ち行列モデルを用いた課題処理過程における課題分割手法の影響分析 -スタディスキル修得に向けて-    〇鈴木一輝,奥田 隆史(愛知県立大学)
3.13:45-14:00    機械学習によるGI/G/s型待ち行列システムの性能評価    〇二井克, 奥田隆史 (愛知県立大学)
4.14:00-14:15    Mn/Gn/1待ち行列におけるサービスの制御    〇西村隼太,中出康一(名古屋工業大学)
5.14:15-14:30    配達日に自由度のある周期的配送計画問題に対する反復局所探索法   〇董航 (名古屋大学), 高田陽介 (名古屋大学)呉偉 (成蹊大学), 柳浦睦憲 (名古屋大学)
14:30-14:45    休憩
6.14:45-15:00    病院の最適設計ツール作成に向けて -外来患者の待ち時間推定-    〇市原寛之, 鈴木敦夫 (南山大学)
7.15:15-15:30    食品工場におけるシフト自動作成システムの試作    松崎佳人, 〇鈴木敦夫 (南山大学)
8.15:30-15:45    治水インフラ施設の最適な設備更新計画策定手法の開発    〇山田史明, 稲垣伸, 高見勲, 福島雅夫 (南山大学)
9.15:45-16:00    南山大学における定期試験時間割編成モデルの研究    〇五上裕士, 佐々木美裕 (南山大学)

16:15~17:00 特別講演
題目 秘書問題をおいかけて。
講師 玉置光司先生(愛知大学)
17:00~17:10 学生表彰式
17:30~19:30 懇親会 (チャイナ&ダイン 園)
参加費 5,000円
懇親会の申し込みは締め切りました
こちらよりお申込みください(懇親会のみ2月28日〆切)

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C3POセミナー #5ルポ

■C3POセミナー #5
2018年1月29日(月)午後3時より愛知県立大学サテライトキャンパスにおいて,C3PO #5( 中部地区・平日午後3時のORセミナー)が14名の参加者を迎えて開催された.

講演者の井田民雄(近畿大学バイオコークス研究所長)からは,講演題目「研究における失敗とひらめき」の下,まずバイオエネルギー分野での革新的な研究成果について説明があった.次にその研究成果を活用した脱化石資源を実現すべく持続可能なバイオエネルギー社会基盤の展望について言及された.講演後半では,若い人をエンカレッジするよう,革新的研究成果を得る過程における「失敗とひらめき」の大切さについて触れられた.

今回の講演はC3PO( 中部地区・平日午後3時のORセミナー)という試みとして実施した.これから支部活動の1つとして定着していくことを願っている.

開催案内 C3POセミナー #5

開催案内 C3POセミナー #5

□日時:2018年1月29日(月)午後3時~午後4時30分
□場所:愛知県立大学サテライトキャンパス
(愛知県産業労働センター「ウインクあいち」15階)
〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38
http://www.winc-aichi.jp/access/
□講演タイトル:研究における失敗とひらめき
□講演者:井田民雄(近畿大学バイオコークス研究所長)
□講演概要:
工学研究とは,哲学に近いあるいは理念を実現するために掲げた大きな目標に向かった前人未到の挑戦である.基礎研究を実証段階にまでの「死の谷」と呼ばれる関門,さらに,実証結果を持続可能なビジネスへ繋げる「ダーウィンの海」を飛び越える研究群,「実証科学」と呼ばれる実学である.では,この実学を貫徹するのに,何が必要か?何をしないといけないのか?何を勉強すれば良いのか?どの研究分野にも共通して必要不可欠なことは,「知恵」を集結し,「英知」を繋ぐことであると信じている.本講演では,バイオエネルギー分野での革新的な研究成果を解説し,脱化石資源を実現すべく持続可能なバイオエネルギー社会基盤の展望について,また「研究における失敗とひらめき」について講演する.
□参加費:無料
□問合せ先: 奥田隆史 (愛知県立大学) okuda@ist.aichi-pu,ac,jp
□「C3PO」について:「C」は中部支部,「3P」は午後3時,「O」はオペレーションズ・リサーチを意味しています.2016年度から開催しております.

OR学会中部支部 2017年度第2回支部講演会ルポ

OR学会中部支部 2017年度第2回支部講演会ルポ

2017年12月16日(土)14時30分より,愛知県立大学サテライトキャンパス(ウインクあいち15階)において,OR学会中部支部 2017年度第2回支部講演会が開催された.

講演会では最初に矢野均先生(名古屋市立大学)により「不確実状況下における多目的計画問題に対する意思決定手法」と題する講演がなされた.矢野先生が機関誌オペレーションズ・リサーチ(2017年 3月号)おいて解説された意思決定法に関して,わかりやすく解説していただいた.

引き続いて, 小市俊悟先生(南山大学)により「Togni試薬に似た化合物に対する機械学習を用いた安定性自動判別を目指して」と題する講演がなされた.小市先生は今秋までスイスに研究留学されていた.留学先での写真やエピソードを交えながら,留学先での研究成果について解説していただいた.

なお参加者は34名であった.