日本OR学会 2017年度中部支部シンポジウム 「準モンテカルロ法の理論とOR」

日本OR学会 2017年度中部支部シンポジウム
「準モンテカルロ法の理論とOR」
日時: 2017年9月16日(土)13:15-17:55
場所: ウインクあいち15階(愛知県立大学サテライトキャンパス)
〒450-0002 名古屋市中村区名駅4丁目4-38
http://www.winc-aichi.jp/access/

2017年度OR学会中部支部シンポジウムflyer

シンポジウム趣旨
情報化社会が進んだ今日,蓄積された膨大な情報(ビッグデータ)を利活用することは必須となっている.そのような状況の中で,解析的に計算することが難しい高次元における数値積分法の必要性がますます高まっている.本シンポジウムでは,そのような高次元における積分法を実現する方法のひとつである「準モンテカルロ法」の理論とその応用をテーマとし,この分野の最前線で活躍されている研究者を招き,最新の研究成果や活用事例などを報告していただく.また,今後の研究交流の可能性を一同で模索する.

プログラム
13:15-13:20 開会挨拶
13:20-14:20 「準モンテカルロ法の使い方」
講師:諸星 穂積(政策研究大学院大学)
14:30-15:30 「準モンテカルロ法の基礎から工学的応用の可能性まで」
講師:合田 隆(東京大学大学院工学研究科)
15:40-16:40 「フィナンシャル・エンジニアリングにおける準モンテカルロ法の効率化」
講師:今井 潤一(慶応義塾大学理工学部)
16:50-17:50「64ビット高性能線形擬似乱数発生法の開発」
講師:原瀬 晋 (立命館大学理工学部)
17:50-17:55  閉会挨拶

参加費
1,000円 (ただし,学生は無料)

懇親会
シンポジウム終了後,懇親会を計画しています(予定会費5,000円・場所:会場近辺).
懇親会に参加される方は,会場予約の都合上,下記の事前申し込みを必ずご利用ください.多くの皆さまのご参加をお待ちしております.

申し込み方法
本ページ下部の参加申し込みフォームよりお申し込みください(締切2017年9月1日(金)).
シンポジウムは当日参加も可能ですが,準備の都合上,できるだけ事前申し込みにご協力ください.
なお,懇親会に参加される方は,席の確保のため,事前申し込みを必ずお願いします.

後援・協賛団体等
主催: 日本オペレーションズ・リサーチ学会中部支部
後援: 中部産業連盟
協賛団体:IEEE名古屋支部,電子情報通信学会東海支部,電子情報通信学会 システム数理と応用研究会(MSS研究会),中部品質管理協会,日本経営工学会中部支部,日本品質管理学会中部支部

お問い合わせ先: OR学会中部支部研究幹事 平尾将剛(hirao@ist.aichi-pu.ac.jp)

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[CFP]SSOR中部支部2017

SSOR中部支部2017
合宿形式の若手育成プログラム

日時:2017年8月31日(木)〜9月1日(金)
場所:公立学校共済組合 蒲郡保養所 蒲郡荘
〒443-0034 愛知県蒲郡市港町21番4号
http://www.gamagoriso.com/

OR学会中部支部では若手育成プログラムの一環として合宿形式(1泊2日)の研究集会を開催します.若手の皆さん,この機会にOR(オペレーションズ・リサーチ)に関して日頃の研究成果,WIP(work in progress)のもの,卒修論の構想あるいは研究に関しての構想,問題点について気軽に発表しませんか.参加者(若手はもちろん,偉い先生もいます)とディスカッションしませんか.なお発表時間は2種類(ショート,ロング)用意しています.ショートは6分(発表5分,質疑応答1分),ロングは20分(発表15分,質疑応答5分)です.
この研究集会は皆さんの発表会,元若手のやらかしたことについての講演,懇親会(屋外BBQ),ソルバーによる部屋割りワークショップ(計画中)で構成しています.
できるだけ多くの方に参加していただき盛り上げてもらいたいので,発表時間にかかわらず参加者の参加費はリーズナブルな設定にしました(次ページ記載).奮ってご参加ください.

参加資格について
本イベントは日本OR学会の支援を受けて実施することから次の①,②をともに満足することが条件になります.①地域の条件:参加者,発表者は原則として中部エリア(愛知県,三重県,岐阜県,静岡県,長野県,石川県,富山県,福井県)に居住すること.②指導教員の条件:学生の場合は指導教員が日本OR学会会員であること.なお,宿泊施設の関係上,参加登録者多数の場合は大学院生,学部上位学年を優先します.

参加登録方法
下記,リンクより申し込んでください.
入力項目は氏名,連絡先,所属,学年,発表題目,発表概要(200文字程度)などです.
https://goo.gl/forms/QUXBDr8LHjocXJ6q1

登録期限
2017年7月7日(金) 17時まで

発表・予稿について
発表はパワーポイントなどで実施していただきます.予稿集には題目,概要のみ掲載します.なお資料などは発表者ご本人に当日直接会場にお持ちいただく形とします.

プログラムについて
支部HP(https://orsj.org/chubu/)にて8月初旬に公開するとともに参加者に連絡します.

参加費について
参加費は以下の通りです.当日,現金にて参加費をお支払い下さい.
SSORC-price

問い合わせ先
SSOR中部実行委員会
chubussor@gmail.com

CFPのPDFファイルをダウンロード

【2017年7月24日(月)】OR学会中部支部研究会のお知らせ

【2017年7月24日(月)】OR学会中部支部研究会のお知らせ
OR学会中部支部研究会を以下のように開催いたします. 皆さまのご参加をお待ちしております.

★2017年第1回 OR学会中部支部研究会★
■日時:2017年7月24日(月)15:00-17:00
■場所:金城学院大学サテライトキャンパス
〒 460-0003 名古屋市中区錦三丁目15番15号 CTV錦ビル4階
(セントラルパーク地下街10A出口前)
http://www.kinjo-u.ac.jp/pc/inst/38.html

講演者:Ms. Vidhyashree Nagaraju and Prof. Lance Fiondella (University of Massachusetts Dartmouth)

講演題目:Minimizing Average Procurement Unit Cost of a Rotorcraft Fleet through Reliability Improvement

講演概要:Tradespace Exploration (TSE) is a Department of Defense Engineered Resilient Systems thrust, with overarching goals to develop processes and products capable of performing in a wide range of adverse conditions commonly encountered by military systems. TSE technologies are modernizing system engineering, facilitating stakeholder engagement through distributed collaborative environments for design and analysis of alternatives. However, the majority of TSE research emphasizes tradeoffs between functional requirements, especially those related to performance, not nonfunctional requirements such as reliability, availability, and maintainability, which impact operation and support costs. This talk presents a model to explicitly consider the impact of reliability improvement on availability and cost while simultaneously considering fleet size and average procurement unit cost (APUC). Examples illustrate how reliability improvement could significantly increase availability as well as reduce lifecycle and average procurement unit cost.

第44回OR学会中部支部研究発表会・特別講演会ルポ

第44回OR学会中部支部研究発表会・特別講演会ルポ

2017年3月4日(土)に,ウインクあいち愛知県立大学サテライトキャンパスにおいて,第44回OR学会中部支部研究発表会・特別講演会が54名の参加者を迎えて開催された.
研究発表会では,学生による13件の発表があり,1名に最優秀賞,2名に優秀賞が授与された.

最優秀賞は,名古屋大学の松下健氏による「レクトリニア多角形詰込問題に対する新しい解表現法の提案」に対して授与された.同氏は,レクトリニア多角形詰込問題において, 配置するx 座標が与えられている図形に対し, 詰込み順序に基づく新たな解表現法を提案した.レクトリニア多角形詰込問題には,VLSI デザインや木材切り出しなど幅広い応用がある.同氏は,計算実験により,提案した手法が既存手法に比べて計算効率と精度を改善していることを示した.
また1つ目の優秀賞は,南山大学の堀篤史氏による「マルチリーダー・フォロワーゲームに対する Gauss-Seidel 型ペナルティ法」に対して授与された.マルチリーダー・フォロワーゲームは,非協力ゲームにおいて,一部の複数のプレイヤーが残りのプレイヤーより先に戦略を決められるようなゲームのことであり,寡占市場においてよく見られるモデルである.同氏は,マルチリーダー・フォロワーゲーム(multi-L/F) に対する新しい数値解析アルゴリズムを提案した.
さらに2つ目の優秀賞は,愛知県立大学の森友哉氏による「フォグコンピューティングにおける多様なフォグノードを用いたクラウドの分散処理手法の検討」に対して授与された.同氏は,IoT(Internet of Things)を実現するために必要不可欠なフォグコンピューティングと呼ばれる分散コンピューティングシステムにおける振舞いを,VCRS型待ち行列システムとして表現し,そのジョブ割り当て戦略を検討し評価した.
研究発表会では,オペレーションズ・リサーチ学会の次世代の担う若手研究者によるフレッシュな発表が行われ,また参加者との間で活発な議論が交わされ,参加者に刺激を与える発表会となった.

研究発表会に引き続いて,豊橋技術科学大学の増山繁先生による特別講演会が開催された.増山先生からは,講演題目「最小木問題とその周辺」の下,枝に重みが与えられている連結無向グラフに対して全ての節点間に路が出来るような,枝の重みの総和が最小の 全域木を求める問題である最小木問題は効率良く解けることが良く知られている. それに対し身近な通信ネット ワーク・デザインへの適用を想定し、葉にすることが可能な節点集合を指定した問題を考えると枝の重みを全て1と した場合でもNP困難になる.そこで,効率よく解けるグラフの部分クラスを構造的特徴に注意しつつ解説していただいた. 講演は,参加者のこの分野への関心を大いに高める内容であった.

OR学会中部支部 2017年度第1回支部講演会

【Update】懇親会会場を記載しました(2017/05/20)

OR学会中部支部 2017年度第1回支部講演会
日時:2017年6月17日(土)14:30-17:00

場所:愛知大学・名古屋キャンパス・808号室
〒453-8777 名古屋市中村区平池町4-60-6
http://www.aichi-u.ac.jp/profile/campus-nagoya.html

使用言語:英語

講演1(14:30-15:45)
Multi-State Network Reliability Evaluation
Ming J Zuo, University of Alberta, Canada

ABSTRACT:A multi-state network under consideration consists of a source node, a sink node, and some independent failure prone components in between. The components can work at different levels of capacity. For such a network, we are interested in evaluating the probability that the flow from the source node to the sink node is equal to or greater than a demanded flow of d units. A general method for reliability evaluation of such multi-state networks is using minimal path (cut) vectors. A minimal path vector to system state d is called a d-MP. The reliability of such a network can be defined as the probability of the component state vector being not smaller than at least one of the d-MPs. Efficient evaluation of the reliability of such a network is essential for its reliability assurance. In this presentation, we report our recent progress in improving algorithms for efficient evaluation of network reliability. These include methods for generating minimal path sets for binary network, generating d-MPs for multi-state networks, and network reliability evaluation using the sum of disjoint products approach and the state space decomposition approach.

講演2(15:45-17:00)
Heuristics for 2D and 3D packing problems
Yannan HU, University of Nagoya, Aichi

ABSTRACT:Two-dimensional and three dimensional packing problems belong to a class of combinatorial optimization problems. These problems are related to real-world applications and they have been studied for a long time from both theoretical and practical points of view. In a packing problem, it involves packing a set of objects, called items, into containers. The objective is to pack all the items without overlap into containers as densely as possible. Packing problems are known as NP-hard and a series of heuristics have been developed. This speech introduces some typical heuristics for these problems. There are many variations for the objective functions such as to pack a single container as densely as possible or to pack all items into as few container as possible.
For the two-dimensional packing problem, we consider the strip packing problem that has been intensively investigate. In a two-dimensional strip packing problem, we are given only a single rectangular container, called strip, whose width is fixed and height is unrestricted, and the objective is to minimize the height of the strip. We focus on packing items having two-dimensional shapes such as rectangles, rectilinear block or arbitrarily shaped polygons represented in bitmap format. A rectilinear block is a polygonal block whose interior angles are either 90 degrees or 270 degrees. These problems have applications in the wood, glass, and leather industries as well as LSI and VLSI design and newspaper paging.
For the three-dimensional packing problem, we focus on the problem in which cuboid items and containers are given and the task is to pack all the items into as few containers as possible. This problem is also called container loading problem. This type of problem appears in various industrial applications and becomes one of the critical problems to reduce the cost of logistics and transportation.

懇親会(会場周辺,会費5000円)18:00~
アサヒビアレストランスーパードライ 名古屋
〒450-0003 愛知県名古屋市中村区名駅南1-17-23 ニッタビルB1

懇親会に参加される方は、以下の申し込みフォームより、2017年6月10日までに入力をお願いします.

連絡先
愛知県立大学 奥田隆史 okuda○ist.aichi-pu.ac.jp

[contact-form-7 id=”2705″ title=”20170617″]
「アサヒビアレストランスーパードライ 名古屋」を12名で予約しました.
〒450-0003 愛知県名古屋市中村区名駅南1-17-23 ニッタビルB1

2017年度OR学会中部支部スケジュール

2017年度OR学会中部支部スケジュール

2017年度のOR学会中部支部活動のスケジュールは以下のとおりです(2017年3月24日時点).詳細は後日メールなどでご案内します.

■第一回支部講演会
日時:2017年6月17日(土)午後
場所:名古屋駅周辺
(幹事会)

■第 14回日本OR学会中部 支回日本OR学会中部支部シンポジウム
-「準モンテカルロ法の理論と OR 」-
日時:2017年9月16日(土)午後
場所:愛知県立大学サテライトキャンパス
(幹事会,運営委員会)

■2017年度 OR学会中部支部SSOR-60周年記念事業・若手会員交流支援事業
日時:2017年8月31日(木)~9月1日(金),一泊二日.
場所:蒲郡荘(蒲郡市)
(幹事会)

■第二回支部講演会
日時:2017年12月16日(土)
場所:愛知県立大学サテライトキャンパス
(幹事会,運営委員会)

■その他
C3PO(調整中)
支部研究会(調整中)

C3POセミナー #3 ルポ

C3POセミナー #3

2017年2月20日(月),南山大学においてC3POセミナーが開催された.講演は南山大学理工学部の阿部俊弘先生により,「方向統計学における統計的分布とその推測」の講演題目でおこなわれた.はじめに,方向統計学の一番最初の話題であるといわれているPearson(1905)の”The Problem of the Random Walk”が紹介された後,方向統計学においての「平均」は通常の統計学の平均とは異なり,「標本平均方向」で表わされるという説明があった.つぎにvon Mises分布をはじめとするさまざまな分布の導入後,この日のメインテーマであるAbe and Pewsey (2011)で提案された正弦関数摂動分布族の話題に移り,この分布族のモーメント計算,最尤法,パラメータ推定についての話がつづいた.
講演中にも聴衆からさまざまな質問があり,議論が交わされて大変盛り上がったセミナーであった.

800×600

C3POセミナー #3

 

2017220(),南山大学においてC3POセミナーが開催された.講演は南山大学理工学部の阿部俊弘先生により,「方向統計学における統計的分布とその推測」の講演題目でおこなわれた.はじめに,方向統計学の一番最初の話題であるといわれているPearson(1905)“The Problem of the Random Walk”が紹介された後,方向統計学においての「平均」は通常の統計学の平均とは異なり,「標本平均方向」で表わされるという説明があった.つぎにvon Mises分布をはじめとするさまざまな分布の導入後,この日のメインテーマであるAbe and Pewsey (2011)で提案された正弦関数摂動分布族の話題に移り,この分布族のモーメント計算,最尤法,パラメータ推定についての話がつづいた.

 講演中にも聴衆からさまざまな質問があり,議論が交わされて大変盛り上がったセミナーであった.

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【2017年3月4日(土)】OR学会中部支部総会・研究発表会・特別講演会・懇親会のお知らせ

<<UPDATE>>研究発表会プログラム、特別講演概要、懇親会会場を掲載しました(2017.02.21)

【2017年3月4日(土)】OR学会中部支部総会・研究発表会・特別講演会・懇親会のお知らせ
以下のように開催いたします. 皆さまのご参加をお待ちしております.

日時: 2017年3月4日(土)12:00~17:10
場所: ウインクあいち15階 (愛知県立大学サテライトキャンパス)他
〒450-0002 名古屋市中村区名駅4丁目4-38
http://www.winc-aichi.jp/access/

時間:
12:00~12:50 支部総会
13:00~16:00 研究発表会(プログラム作成中・近日公開)
16:15~17:00 特別講演:最小木問題とその周辺
講師 増山繁先生(豊橋技術科学大学)
17:00~17:10 学生表彰式
17:30~19:30 懇親会
さかなやま 名駅本店(https://r.gnavi.co.jp/n635901/)
〒450-0002  愛知県名古屋市中村区名駅3-8-16
参加費 6,000円

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第44回中部支部研究発表会プログラム (○印は発表者)
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1.13:00~13:13
マルチリーダー・フォロワーゲームに対する Gauss-Seidel 型ペナルティ法
○堀篤史,福島雅夫(南山大学)
2.13:13~13:26
麻酔科医のスケジューリングシステムについて-リスケジューリング機能の追加について-
○市原寛之,鈴木敦夫(南山大学)
3.13:26~13:39
マルコフ決定過程における近似最適化アルゴリズムと多段生産システムへの応用
○土屋至駿,中出康一(名古屋工業大学)
4.13:39~13:52
単一待ち行列における遅延情報と客の効用の関係性
○佐藤駿,中出康一(名古屋工業大学)
5.13:52~14:05
エネルギー関数最小化に対するα拡張β縮小アルゴリズムの新しい実装法
○横田航己,安藤和敏(静岡大学)
6.14:05~14:18
高次エネルギー関数に対するα拡張β縮小アルゴリズム
○渡邉公也,安藤和敏(静岡大学)
7.14:18~14:31
オンライン型商品発送問題に対する列生成アプローチ
○伊東真由(名古屋大学),呉偉(名古屋大学),胡艶楠(名古屋大学),郷古浩道((株)豊田中央研究所),佐々木美裕(南山大学),柳浦睦憲(名古屋大学)
==14:31~14:45    休憩==
8.14:45~14:58
自動車組み立て工場のグローバル最適配置における車格混在モデル
○舟橋紀絵(名古屋大学),呉偉(名古屋大学),胡艶楠(名古屋大学),郷古浩道((株)豊田中央研究所),佐々木美裕(南山大学),柳浦睦憲(名古屋大学)
9.14:58~15:11
RocAlphaGoに基づく囲碁アルゴリズム
○山川雄史,伊藤雅(愛知工業大学)
10.15:11~15:24
フォグコンピューティングにおける多様なフォグノードを用いたクラウドの分散処理手法の検討
○森友哉,宇都宮陽一,田学軍,奥田隆史(愛知県立大学)
11.15:24~15:37
レクトリニア多角形詰込問題に対する新しい解表現法の提案
○松下健(名古屋大学),胡艶楠(名古屋大学),橋本英樹(東京海洋大学),今堀慎治(中央大学),柳浦睦憲(名古屋大学)
12.15:37~15:50
被覆制約付き配送計画問題に対する反復局所探索法とその高速化
○武内優太(名古屋大学),高田陽介(名古屋大学),胡艶楠(名古屋大学),橋本英樹(東京海洋大学),柳浦睦憲(名古屋大学)
13.15:50~16:03
メンテナンス制約付きバススケジューリング問題に対するGRASP法
○ビトル 光生 福重 浜, 呉偉, 柳浦睦憲(名古屋大学)

特別講演:
講師 増山繁先生(豊橋技術科学大学)
タイトル:最小木問題とその周辺
英文タイトル:The minimum spanning tree problem and its extension
概要:最小木問題は,枝に重みが与えら れて いる連結無向グラフに対して全ての節点間に路 が出来るような,枝の重みの総和が最小の全域木を求める問題である.良く知 られているように, この問題は,greedy algorithmにより効率よく最適解を求めることが出来る.
ところが,通信ネットワーク等の現実を反映した制約を課すとNP-hardになることが多い.本講演では,そのような例を取り上げ,特に,効率よく解けるいくつかのグラフの部分クラスを構造的特徴に注意しながらアルゴリズムと共に示す.
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こちらよりお申込みください(2月28日〆切)
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C3POセミナー #3

■C3POセミナー #3

□日時:2017年2月20日(月) 午後3時30分~

□場所:南山大学S棟5階 S55教室
http://www.nanzan-u.ac.jp

□講演タイトル:方向統計学における統計的分布とその推測

□講演者:阿部俊弘先生(南山大学・理工学部・システム数理学科)

□講演概要:
ある地点における渡り鳥の移動方向や風向などを記録したデータは、円周上に値を取るデータとみなすことができ、これらを対象とする統計学は方向統計学という。方向統計学では、円周(または球面)上に制限されているという特殊性のために、対応する分布を構築しパラメータ推定を行うことにしばしば困難が生じる。本講演では、方向統計学と通常の(線形の)統計学との違いを簡単に説明し、統計的分布とその推測について紹介する。

□問合せ先: 鈴木淳生(名城大学) atsuo@meijo-u.ac.jp

□「C3PO」について:「C」は中部支部,「3P」は午後3時,「O」はオペレーションズ・リサーチを意味しています.

C3POセミナー #2 ルポ

■C3POセミナー #2

2016年12月22日(木)に,愛知県立大学長久手キャンパスにおいて,C3PO #2( 中部地区・平日午後3時のORセミナー)が21名の参加者を迎えて開催された.

講演者の成瀬正(愛知県立大学教授)からは,講演題目「敵行動推論(Adversarial Reasoning)を目指してーRoboCup 小型リーグにおける検討」の下,まずRoboCupの全体概要,氏の参加している小型ロボットリーグの説明があった,次にロボットリーグにおいて勝敗を左右する戦術を支える優勢領域の実時間計算,安全領域指標,軌道ログからの行動検出,行動パターンの類別などについて紹介があった.最後に今後の課題として,ディープラーニングの導入ついて言及された.

今回の講演はC3PO( 中部地区・平日午後3時のORセミナー)という試みとして実施した.これから支部活動の1つとして定着していくことを願っている.