第8回日本OR学会中部支部シンポジウム ルポ

  2011年9月9日13時30分より、WINC愛知(愛知県産業労働センター)15階の愛知県立大学サテライトキャンパスにて、第8回日本OR学会中部支部シンポジウムが「身近にあるスケジューリング問題」というテーマで開催されました。会場には臨時の椅子を増やすなど大変な盛況でした。シンポジウムはこの分野の最先端でご活躍される4人の先生方からご講演をいただけました。

  国立情報学研究所の宇野毅明先生からは「最適をめざさない最適化:勤務表作成にて」というテーマで、これからの研究の方向性の一つとして有効となるであろう、小規模なビジネスモデルに対するORと、その一つの事例である勤務表作成支援システムについてご紹介をいただけました。
  成蹊大学の池上敦子先生からは宇野先生のお話とリンクする形で、多くの訪問介護ステーションで必要とされる勤務計画を立案できる「訪問介護勤務スケジュール作成支援システムの構築」についてお話をいただきました。これはWeb上から誰でも利用できる完成度の高いものでした。
  名古屋大学の柳浦睦憲先生からは、「リアルタイムシステムのタスクスケジューリングにおける最適化」というテーマで、カーナビや家電製品など我々の身の回りにある多くの電化製品などで必要とされるコンピュータのタスクスケジューリングの最適問題について新しい研究を含めお話いただけました。
  京都情報大学院大学の茨木俊秀先生からは、「汎用スケジューリング・ソルバの試み」のテーマでご講演をいただけました。これは先生が中心となって長年研究され大きな成果を上げてこられた研究の一つですが、多くのスケジューリング問題を一気に実用的かつ身近なものとした研究であると改めて実感できるお話でした。

  シンポジウムは教員、実務家、学生など多くのOR研究者が集い、短い時間でしたが大変有意義な意見交換ができ、ORの研究と普及に大いに貢献ができたものではなかったかと思いました。
(実行委員会)

9月17日に公開研究会が開催されます

9月17日(土)に開催される公開研究会のご案内をお知らせします.
研究会に出席される場合には,お手数ですが下記連絡先までご連絡ください.

  *南山大学数理情報研究センター
  *suuri-common[at]nanzan-u.ac.jp

————— 引用 ここから ————
南山大学数理情報研究科・数理情報研究センターでは、文部科学省「オープン・リサーチ・センター整備事業」として、研究プロジェクト「都市の持続可能な繁栄のためのインフラストラクチャーの最適運用計画の策定と普及」を行っています。その2011年度第3回公開研究会を以下のとおり開催いたします。研究者、実務家の方々の参加をお待ちしています。

————————————————-
■日時:2011年9月17日(土)14:30~17:40
■場所:南山大学名古屋キャンパスB棟 B22教室
     〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18
     Phone/052-832-3111(代表)
     地図はこちらをご覧ください。

■問い合わせ先:南山大学数理情報研究センター
    〒489-0863 瀬戸市せいれい町27番地
    Phone/0561-89-2081
    E-mail/suuri-common[at]nanzan-u.ac.jp

■主催:南山大学数理情報研究科・数理情報研究センター オープン・リサーチ・センター
  共催:南山学会

■講師
  尾崎尚也氏(JR貨物)
  田口 東氏(中央大学)

■プログラム

<14:30 - 14:40>
研究プロジェクト代表者 伏見 正則氏(南山大学客員教授)
文部科学省「オープン・リサーチ・センター整備事業」、「都市の持続可能な繁栄のためのインフラストラクチャーの最適運用計画の策定と普及」研究プロジェクトについて 

<14:40 - 16:00>
尾崎尚也氏(JR貨物)

「貨物列車の運行と運用計画」

運用計画とは車両や運転士などのやりくりの計画のことである.これらの計画作成はいまだ人手で行われている部分が多い.
はじめに,貨物輸送と旅客輸送の違いを示しつつ貨物列車の運行の
特徴とともに列車を計画し運行させるまでの業務の流れを紹介する.つぎに,列車運行に関わるの業務のうち、機関車と運転士の運用計画について詳しく取り上げる.そして,JR貨物で行った運用計画作成システムの開発の内容および実務への導入に向けた課題について紹介する.また,運用計画に関わる業務へのOR手法の適用に関するこれまでの研究について紹介する.

<16:20 - 17:40>

田口 東氏(中央大学)

「PASMOでお買い物,電車でGo!」

通勤通学でよく利用される東京郊外の鉄道駅構内にある売店を取り上げ,商品が売れる状況を通常のPOSデータとしてではなく鉄道利用との関係に注目して整理する.売店利用客の母集団を,同時刻に駅にいる電車の乗降客と考えると,改札口通過記録によってそれを把握することが出来る.そして,
・乗降客を,利用が土・休日か平日か,乗車時か降車時か,年齢,性別,および対象期間中何回電車を利用したかを指標として,グループとする.
・交通データと結びつけることができた購買行動が,上記のグループによってどのように異なるのかを整理する.

客を年齢層,乗車・降車回数などでグループに分けて売り上げをみたとき,売上構成比が大きい理由は
・その属性の人が母集団の中に多く含まれる
・その属性の人が商品購入のために店に立ち寄ってくれる割合が高い
である.ここで,電車利用に関係する指標を属性として取り上げることによって,電車乗降客が駅の売店を積極的に利用してくれているかを知ることができる.

<18:00 - 20:00>
懇親会(懇親会に参加される場合のみ懇親会費が必要となります。
懇親会費:6,000円程度を予定)
会場は当日ご案内いたします。懇親会にご参加の方は、数理情報研究センター(suuri-common[at]nanzan-u.ac.jp)宛てにメイルでご連絡ください.

支部研究会(2011)報告

南山大学 オープンリサーチセンター 「都市の持続可能な繁栄のためのインフラストラクチャーの最適運用計画の策定と普及」(代表者 伏見正則南山大学客員教授)と共催で,2011年度の支部研究会が6月18日(土)12:45~17:50に,南山大学名古屋キャンパスR棟1階フラッテンホールにて開催されました.

震災のため中止となった春季大会で発表する予定であった特別セッションでの発表を軸に13件の発表が行われ活発な意見交換がなされました.

第8回日本OR 学会中部支部シンポジウムを9月9日に開催します

ポスター2011年度第8回日本OR学会中部支部シンポジウムを以下のように開催いたします.
多数のご参加をお待ちしております.

ポスターを用意しました.掲示・配布等,広報にご協力いただければ幸いです.→
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第8回日本OR学会中部支部シンポジウム
「身近にあるスケジューリング問題」

日時
2011年9月9日(金) 13:30~17:30

場所
WINC AICHI(名古屋駅前)15F(愛知県立大学サテライトキャンパス)
   〒450-0002愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38(TEL: 052-571-6131)
   http://www.winc-aichi.jp/ 
   (JR名古屋駅桜通口からミッドランドスクエア方面 徒歩5分)

シンポジウム趣旨
ORにおけるスケジューリング問題はショップスケジューリングなどの生産
計画が有名ですが,今回のシンポジウムで取り上げる問題は,タイムテーブ
ルやシフト計画の作成など,実務家の方々にとって,より身近にあるスケジ
ューリング問題です.これら問題は,現状の解決手段が手作業である場合も
少なくないため,多くの計画作成者にとって自動化が望まれている問題の一
つになっています.一方,近年コンピュータの低価格や処理能力の向上,多
くのOR研究の成果などから低コストで実用的な解を得られるツールも整いつ
つあります.このような状況を紹介するために,現在この分野の最前線で活
躍しておられる4名の研究者の方に,最新の研究成果や事例等について報告
していただく予定です.

予定プログラム
13:30~13:35
 開会挨拶 OR中部支部研究幹事 堀尾正典(名古屋学芸大学)
13:35~14:25
 「最適をめざさない最適化:勤務表作成にて」宇野毅明(国立情報学研究所)
14:35~15:25
 「訪問介護勤務スケジュール作成支援システムの構築」池上敦子(成蹊大学)
15:35~16:25
 「リアルタイムシステムのタスクスケジューリングにおける最適化」
  柳浦睦憲(名古屋大学)
16:35~17:25
 「汎用スケジューリング・ソルバの試み」茨木俊秀(京都情報大学院大学)
17:25~17:30
 閉会挨拶 OR中部支部支部長 鈴木敦夫(南山大学)

参加費(当日払い)
一般1,000円(ただし学生は無料).

懇親会
木曽路名駅IMAIビル店
( http://www.kisoji.co.jp/kisoji/navi/shop_detail.asp?ShopNo=237 )
にてシンポジウム終了後の懇親会を計画しています(予定会費 6,000円).
懇親会に参加される方は,会場予約の都合上,下記の事前申し込みにてその
旨をご連絡下さい.皆さん多数のご参加をお待ちしております.

申し込み方法
シンポジウムは当日参加も可能ですが,準備の都合上できるだけ事前申し込
みにご協力下さい.事前申し込みの方法は,電子メールにて,
 件名を「日本OR学会中部支部シンポジウム2011」
 本文に氏名,所属,連絡先,身分(学生の場合は学年を明記)
 懇親会への参加の有無
を明記して,yasuda[at]cjqca.com宛にお申し込み下さい.
申込期日は8月26日(金)です.
なお,懇親会参加希望の方は必ず事前申し込みをお願いします.

後援・協賛団体等
主催:日本オペレーションズ・リサーチ学会中部支部
協賛:機械学会東海支部,情報処理学会東海支部,スケジューリング学会,
  中部品質管理協会,電子情報通信学会東海支部,日本経営工学会中部支部,
  日本品質管理学会中部支部
後援:中部産業連盟

問い合わせ先など
メールでのお問い合わせ先:OR中部支部研究幹事
名古屋学芸大学 堀尾正典( horio[at]nuas.ac.jp)

日本OR学会中部支部ニュース2011年度第3号

[1] 日本OR学会中部支部研究会のお知らせ

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[1] 日本OR学会中部支部研究会のお知らせ

南山大学 オープンリサーチセンター 「都市の持続可能な繁栄のためのインフラストラクチャーの最適運用計画の策定と普及」(代表者 伏見正則南山大学客員教授)と共催

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■日時:2011年6月18日(土)12:45~17:50
■場所:南山大学名古屋キャンパスR棟1階フラッテンホール
     〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18
     Phone/052-832-3111(代表)
     地図は以下のWEBページをご覧ください.
     http://www.nanzan-u.ac.jp/Information/access.html#01
■問い合わせ先:南山大学数理情報研究センター
     〒489-0863
     瀬戸市せいれい町27番地
     Phone/0561-89-2081
     E-mail/suuri-common[at]nanzan-u.ac.jp
■主催:南山大学数理情報研究科・数理情報研究センター
    オープン・リサーチ・センター
     共催:南山学会
    日本オペレーションズ・リサーチ学会中部支部
■プログラム
<12:45-12:55>
文部科学省「オープン・リサーチ・センター整備事業」,
「都市の持続可能な繁栄のためのインフラストラクチャーの最適運用計画の策定と普及」
研究プロジェクトについて 
研究プロジェクト代表者 伏見 正則氏(南山大学客員教授)

<12:55-14:15> 【Session 1】
1-1「道路形状及び目印の配置を考慮した略地図生成手法」
     竹内 真樹氏(中央大学大学院理工学研究科)
1-2「2階建てオープンバスから見た都市景観の分析」
     飯田 マリ氏(筑波大学大学院システム情報工学研究科)
1-3「ひったくり危険度予測システムの研究と試作-ニューラルネットワークを用いて-」
     菱田 健斗氏(南山大学数理情報研究科)
1-4「プローブデータを用いた自動車旅行時間のばらつきの分析」
     三浦 英俊氏(南山大学情報理工学部教授)

<14:30-15:50> 【Session 2】
2-1「山アテ道路景観の地域比較分析-筑波山を対象として-」
     高森 賢司氏(筑波大学大学院システム情報工学研究科)
2-2「円盤都市におけるn方向距離の分布」
     鵜飼 孝盛氏(南山大学数理情報研究科,数理情報研究センター博士研究員)
2-3「高校バレーボールにおける選手の評価とチーム力の分析」
     長野 光氏(中央大学大学院理工学研究科)
2-4「マルチエージェントモデルを用いたシミュレーション-瀬戸キャンパスG棟における避難問題-」
     山内 まり惠氏(南山大学数理情報研究科)

<16:10-17:50> 【Session 3】
3-1「スポーツ振興くじの指定試合無開催時の期待値」
     須崎 政文氏(南山大学数理情報研究センター客員研究員)
3-2「首都圏鉄道網における座席配分問題について」
     山下 翔一氏(中央大学大学院理工学研究科)
3-3「デマンド型交通の導入状況とその成立条件に関する理論的考察」
     長谷川 大輔氏(筑波大学大学院システム情報工学研究科)
3-4「交通量の分散を目指した工事計画決定のモデル化」
      小市 俊悟氏(南山大学情報理工学部講師)
3-5「首都圏鉄道における旅客流動の再現と運行スケジュールの評価」
     松本 徹朗氏(中央大学大学院理工学研究科)

<19:00-21:00>
懇親会(懇親会に参加される場合のみ懇親会費が必要となります.懇親会費:6,000円程度を予定)
会場は当日ご案内いたします.懇親会にご参加の方は,数理情報研究センター
(suuri-common[at]nanzan-u.ac.jp)宛てにメイルでご連絡ください.

日本OR学会中部支部ニュース2011年度第2号

[1] 日本OR学会中部支部研究会のご案内

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[1] 日本OR学会中部支部研究会のご案内

今回は,南山大学 オープンリサーチセンター 「都市の持続可能な繁栄のためのインフラストラクチャーの最適運用計画の策定と普及」(代表者 伏見正則南山大学特任教授)と共催いたします.
 
■日時: 2011年6月18日(土)13時より18時(予定)
■場所: 南山大学 名古屋キャンパス R棟1階フラッテンホール
 
研究会終了後,南山大学オープンリサーチセンターと合同の懇親会を行います.
参加ご希望の方は,南山大学数理情報センター 鵜飼先生(ukai[at]nanzan-u.ac.jp)まで事前にご連絡ください.
発表者の詳細については,決まり次第WEB上でお知らせいたします.

2010年度特別講演報告

3月5日13時半より中部支部では,研究発表会に先立ちまして,本告光男先生の特別講演「今,話しておきたいこと ―台風防災ゲームをめぐって―」を開催しましたので報告します.

ご講演では,中部電力での防災管理に関しまして,伊勢湾台風を契機に実際的な防災訓練が必要であると考えるようになったこと,そのために「台風ゲーム」と名づけたゲーミング的台風防災訓練を提案し実行したこと,これによってこれまでの防災訓練より実質的で効果的な訓練が実施できたということをお話していただきました.

この台風ゲームを具体的に説明しますと,ゲーム参加者を2チームに分けて,まず審判が台風情報を各チームに伝えた後,それそれのチームは別途あらかじめ研究しておいた対応パターンから3つのモデル(下図参照)を作成して推定したものを審判に報告する.最終的には反省会にて,そのモデルの妥当性や効果を考察するというもので,本番さながらの真剣な行動をとることが求められました.

<参考イメージ>
    →     情報(仮想台風)       → 
審判                            各チーム
    ←  報告(台風・被害・復旧モデル) ←

最後に先生が言われた,
「時代が変わっても,実際に参考になるのではないでしょうか? 現実社会ではORの分野で役に立っているのはこんな泥臭い話ではないでしょうか?」
と言う言葉は心に残るものでした.
確かに,昨今の組織・会社のミスや不備というものは,ゲーム(的な準備)であらかじめ対処しておけば,いい知恵が出るのではないかということを教えていただきました.

 本告先生

その後,支部研究発表会が催されました.発表は昨年度より増えて,全部で16件でした.

 研究発表会

日本OR学会中部支部ニュース2011年度第1号

[1] 日本OR学会中部支部,中部OR研究会総会のご案内
[2] 日本OR学会中部支部特別講演および研究発表会のお知らせ

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[1] 日本OR学会中部支部,中部OR研究会総会のご案内

日時:2011年3月5日(土)12:50-13:20
会場:中部品質管理協会 第1研修室
     〒450-0002 名古屋市中村区名駅四丁目10番27号(第2豊田ビル西館8階)
 
議案
 (1) 2010年度事業報告
 (2) 2010年度決算報告
 (3) 2011年度事業計画
 (4) 2011年度予算
 (5) 2011年度役員選出
 (6) その他

[2] 日本OR学会中部支部特別講演および研究発表会のお知らせ

日時: 3月5日(土)13:30-19:00
会場: 中部品質管理協会 第1研修室
    〒450-0002 名古屋市中村区名駅四丁目10番27号(第2豊田ビル西館8階)

特別講演
 13:30-14:30 本告光男先生「今,話しておきたいこと ―台風防災ゲームをめぐって―」
講演概要:
近年,地震をはじめ,台風・集中豪雨,土石流などの気象災害,鉱山の爆発事故などの災害が多く発生し,その防災対策の話題を聞く事が多くなりました.それぞれの防災訓練の話題もその一つです.中部電力は昭和34年の伊勢湾台風の後,昭和36年に大がかりな台風防災ゲームによる,管理職の判断力を養うための訓練,及び台風対策の点検を実施しています.この防災ゲームの内容については,ORグループが独自の課題として,研究を進めていた台風防災ゲームの構想が採用されました.この防災ゲームの企画・構成,システム作りを私達ORグループが担当し,訓練の中心的役割を果たしました.War Gameは一般に知られていますが,防災訓練にゲームの型を採用した事例はまだ見かけたことがありません.いささか古い事例ですが,現在行われている各方面の防災訓練とは異なり,災害時の指揮者の判断力を直接養う方法,及び防災対策の状況をチェックする方法としては,有力な手段であると確信しています.私が挑戦してきたORの問題のうち,最大規模の仕事でした.このゲームの目的,条件,モデルの概要,実施した効果などについて説明します.各方面の防災対策に少しでも参考になれば幸いです.
第38回中部支部研究発表会プログラム
(1) 14:40-14:55 最小費用全域木ゲームのShapley値のサンプリングによる近似
    ○鈴木康介,安藤和敏(静岡大学)
(2) 14:55-15:10 行列解析法を用いたIEEE802.16無線通信ネットワークの性能解析
    ○上田晋大,馮偉(名古屋工業大学)
(3) 15:10-15:25 基点在庫政策の下で複数個の製品を要求する需要の待ち時間分布の解析
    ○森田直明,中出康一(名古屋工業大学)
(4) 15:25-15:40 事前需要情報をもつM/D/1型基点在庫システムにおける最適需要リードタイム
    ○横澤史織,中出康一(名古屋工業大学)
               ====
(5) 15:45-16:00 キーストロークダイナミクスによる個人認証のための新たな非類似尺度の提案
    ○金原有志,塩見雄太,金子美博(岐阜大学)
(6) 16:00-16:15 キーストロークダイナミクスによる個人認証のための効果的なデータ収集について
    ○塩見雄太,金原有志,金子美博(岐阜大学)
(7) 16:15-16:30 知財訴訟判例文書からの情報抽出とそれを利用した
                   知財訴訟判決が与える経済的影響の分析

    ○野中尋史,酒井浩之,増山繁(豊橋技術科学大学)
(8) 16:30-16:45 瀬戸市周辺の交通分析 ~瀬戸キャンパスの利便性の向上~
    ○大原良介,腰塚武志(南山大学)
               ====
(9) 16:55-17:10 プロジェクト選定結果に対する可変ウエイト法による検証
         —2011年度支部事業選定を例として—

    ○松野修治,関谷和之(静岡大学)
(10) 17:10-17:25 Minimization of the Discarded Optional Sub-tasks and the Realization of the Overall Processing Result for the Task Assignment and Scheduling by Imprecise Computation
    ○Wyne Wyne Kywe and Kazuhito Murakami (愛知県立大学)
(11) 17:25-17:40 自動車産業におけるコスト低減を目的とした型式数削減手法
    ○六瀬真之,脇坂賢,増山繁(豊橋技術科学大学)
(12) 17:40-17:55 終端駅における列車発着スケジュールの自動作成に関する研究
    ○脇坂賢,増山繁(豊橋技術科学大学)
               ====
(13) 18:00-18:15 商品の最適価格決定問題について
    ○野々垣壇,鈴木敦夫(南山大学)
(14) 18:15-18:30 ホームセンターにおける最適人員配置
    ○成田翔一,鈴木敦夫(南山大学)
(15) 18:30-18:45 組込みシステムにおけるスケジューリングテーブル作成法
    ○杉山太一郎,田中勇真(名古屋大学),橋本英樹(中央大学),柳浦睦憲(名古屋大学)
(16) 18:45-19:00 重み付き最大独立集合問題に対する大規模な近傍を用いた局所探索法
    ○糸柳順慈(名古屋大学),橋本英樹(中央大学),柳浦睦憲(名古屋大学)

(特別講演,研究発表会とも参加費は無料です.また,プログラムにおいて○印は発表者です.)
 
懇親会 19:15-21:15
 会場: 名古屋マリオットアソシアホテル15階「パーゴラ」
    〒450-0002 名古屋市中村区名駅1-1-4 TEL052-584-1101
 会費: 5,500円
 申込締切: 2月25日(金)
 申込方法: 件名を「日本OR学会中部支部懇親会申し込み」として,本文に氏名,所属,連絡先を
         明記して yasuda[at]cjqca.com 宛に電子メールにてお申し込み下さい.
         TEL052-581-9841 安田
 
問い合わせ先:名古屋大学 柳浦睦憲
    chubu-happyo-201103[at]al.cm.is.nagoya-u.ac.jp

中部ORサロン報告

2011年1月27日(木)午後1時半より中部ORサロンが開催されました.
今回の会場はウインクあいち(愛知県産業労働センター)15階の愛知県立大学サテライトキャンパスをお借りすることができました.

コーディネータの高井 英造氏((株)フレームワークス)のご挨拶のあと,1件目に南山大学の鈴木 敦夫教授から「ホームセンターのサービス・イノベーション ―最適品揃えとシフト自動作成―」を,2件目に(株)ジェネックスパートナーズの高橋 勇人氏から「顧客満足と成長率1位の秘密 ―回転寿司「スシロー」のサービス・イノベーション―」をレクチャーしていただきました.

聴衆鈴木先生の講演では,ホームセンターでの商品陳列,従業員シフト作成における問題をいかに解決していったかを,高橋氏の講演では,スシローがいかに同業者と異なる戦略で業界1位になったかをどちらも約1時間にわたってたっぷり話していただけました.さらにそれぞれのあとに,30分ほどをかけての意見交換の時間がとられました.
いずれのお話も東京地区で行われたORサロンのアンコール講演ではありましたが,高井氏によると初回よりも盛況で活発な意見交換が行われたとのことで,中部地区の参加者の『ORの実践』への関心の高さが感じられました.

今後もこのようなイベントが開催されることが望まれると感じました.
   (文:広報幹事)

鈴木せんせい 鈴木先生

高橋氏 高橋氏

2010年12月11日(土)の日本OR学会中部支部講演会の報告

開催日時: 2010年12月11日(土)14時30分〜16時40分
場所: 中部品質管理協会

去る平成22年12月11日(土)に支部講演会が開催され、今年度をもって現職を退職される愛知工業大学の大野勝久先生と名古屋工業大学の田村隆善先生にご講演頂きました。先生方からは、これまでの研究遍歴や最新の研究成果だけではなく、研究者としての心構えについてもお話し頂き、特に若手・中堅の研究者にとって、研究生活を続けていく上でのよきアドバイスとなりました。


題目:  さすらいの研究遍歴
講演者: 大野 勝久先生 ( 愛知工業大学 )sIMGP8808
講演概要: 「研究放浪記」と題する講演資料に沿って、先生の40年以上にわたる研究遍歴について思い出話を交えてお話いただきました。大野先生は、大学院終了後、企業へ就職されましたが、その後研究者としての道を歩まれることになり、以来、交通に関する研究、不確実性のある最適化問題、生産・物流システムへの適用など幅広い分野の研究に携わってこられました。最後に、研究持続の心構えとして貴重なお言葉を頂きました。面白いと思ったことを続けていくことが重要で、とことんつきつめてひらめくと面白さがわかることを信じて研究を楽しむ余裕を持つことが必要であるとのことでした。

題目:  混合品種ラインへの製品投入順序付け問題
講演者: 田村 隆善先生 ( 名古屋工業大学 )sIMGP8821
講演概要: 田村先生の研究歴のご紹介に続いて、混合品種ラインへの製品投入順序付け問題に対する最新の研究成果についてご報告頂きました。この問題において従来から使われてきた負荷平準化や過負荷最小化といった評価尺度は、ライン停止時間との相関がそれほど高くないという問題点を指摘され、新しい評価尺度の導入による改善についてご報告頂きました。最後に、よい研究者になるには、基礎学力を養うこと、専門性の追求、議論できる研究仲間が必要であり、やはり、何より研究を楽しむことが重要であるとのことでした。

sIMGP8810