日本OR学会中部支部ニュース 2005年度 第5号

内容
[1]日本OR学会中部支部シンポジウムのご案内
日本OR学会「意思決定とOR」研究部会 第14回研究集会
[2]定例講演会のご案内
[3]懇親会兼忘年会

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日本OR学会中部支部シンポジウムのご案内
日本OR学会「意思決定とOR」研究部会 第14回研究集会

観 光 と O R

○趣旨 2003年7月,小泉内閣は「観光立国行動計画」を策定した.そこでは,海外
からの旅行者の増加,観光を通した情報の発信,地域の活性化を目的とし,観光開発
のため,ハード・ソフト両面からのインフラ基盤等の整備が行われることになった.
これ以降,官民一体となって,観光産業における人材の育成,観光のマーケティング
技術の開発,エコツーリズムや体験型観光等新たな観光サービスの創出等が進められ
ている.このような状況でオペレーションズ・リサーチはどのような形で観光開発に
寄与することができるであろうか.
本シンポジウムでは都市工学,経済学,大学教育,行政など多面的な視点から観光問
題を取り上げ,議論することでオペレーションズ・リサーチの実用的側面の周知・開
発を目的としたい.

○主催 日本オペレーションズ・リサーチ学会「意思決定とOR」研究部会・中部支部
(共催)

○日時 平成17年12月9日(金) 10:20~17:15,
10日(土) 10:00~12:10

○会場 金沢大学サテライトプラザ (金沢市西町教育研修館)
〒920-0913 金沢市西町3番丁16番地
(Tel. 076-232-5343 / Fax 076-232-5383)
http://www.kanazawa-city.ed.jp/edcenter/gaiyo/annai.htm
http://www.ad.kanazawa-u.ac.jp/ad_koho/satellite/default.htm

12月9日(金)
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10:00   受付開始
10:20–10:30 開会挨拶
10:30–11:30 「石川県の観光動向とその取り組み」
三国 栄 氏(石川県観光局交流政策課課長)
11:30–12:30 「まちづくり・観光とOR」
川上 光彦 氏(金沢大学大学院自然科学研究科教授)
12:30–14:00 –昼食–
14:00–15:00 「観光学の現在 その対象と方法」
安島 博幸 氏(立教大学観光学部教授)
15:00–16:00 「観光都市の空間的評価」
神頭 広好 氏(愛知大学経営学部教授)
16:00–16:15 –休憩–
16:15–17:15 「大学における観光教育」
早瀬 勇 氏(星稜大学学長)

12月10日(土)
~~~~~~~~~~~~
10:00–11:00 「ホテル予約受付方策の数理モデルについて」
石井 博昭 氏(大阪大学大学院情報科学研究科教授)
11:00–12:00 「地球環境と信州安曇野におけるグリーン・ツーリズム」
住吉 廣行 氏(松本大学松商短期大学部副学長)
12:00–12:10 閉会挨拶

○参加申込み 事前の申し込みは必要ありません.当日,会場にお越し下さい.

○問い合わせ先:「意思決定とOR」研究部会
主査 前田 隆 takashim[at]kenroku.kanazawa-u.ac.jp
〒920-1192 金沢大学経済学部
Tel. (076)264-5409 / Fax (076)264-5444
幹事 桑野 裕昭 kuwano[at]kanazawa-gu.ac.jp
〒920-1392 金沢学院大学経営情報学部
Tel. (076)229-8939 / Fax (076)229-8939
(研究部会ウェブページ)
URL http://www.kanazawa-gu.ac.jp/~kuwano/or/

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[2]定例講演会
日時:12月24日(土)、午後15時30分から17時00分
(第4号ニュースの案内より講演時間が30分繰り上がっております。)
会場:中部品質管理協会 第一研修室(第二豊田ビル西館8階)
講演題目:Excelへの誘い:最適化からシミュレーションまで
講師:大野勝久先生(愛知工業大学)

概要
「Excelへの誘い:最適化からシミュレーションまで」講演概要
日本のホワイトカラーの生産性が低いことは定説になっている。しかし,これまでに
開発された豊富なOR手法を様々な経営問題へ,Excelの持つ強力な機能を活用
して適用することで,その生産性を大幅に向上できるものと期待される。まず,ソル
バー機能とExcel関数を活用した様々な最適化問題(生産計画,プロジェクト管
理,最短経路問題,最小費用流問題,巡回セールスマン問題,ナップサック問題,多
目的問題)の簡便な解法手順を示し,ゲーム理論,金融工学,マーケティング,品質
管理への適用から在庫管理,待ち行列のシミュレーションまで,Excelを活用し
た簡便な手順を紹介する。

定例講演会終了後に、懇親会兼忘年会を開催いたします

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[3]懇親会兼忘年会
日時:12月24日(土)17:30~19:20
場所:名古屋マリオットアソシアホテル 15階「パーゴラ」 
   〒450-6002 名古屋市中村区名駅1-1-4
TEL:052-584-1101
会費:6,000円
申込み先:中部品質管理協会 安田宛
   TEL:052-581-9841  FAX:052-565-1205
   E-mail:yasuda[at]cjqca.com
締め切り:12月16(金)

日本OR学会中部支部ニュース 2005年度 第4号

3学共催研究発表会 開催のご案内
会 員 各 位 平成17年7月
社団法人 日本品質管理学会中部支部
支部長 松浦 剛
(社)日本品質管理学会 第78 回(中部支部第23 回)
(社)日本経営工学会中部支部
(社)日本オペレーションス・リサーチ学会中部支部

3学共催研究発表会 開催のご案内

(社)日本品質管理学会中部支部、(社)日本経営工学会中部支部、(社)日本オペレー
ションス・リサーチ学会中部支部では、3学会共催による研究発表会を開催する運び
となりました。会員の皆さんが日頃の活動成果を互いに紹介し合い、相互研鑚できる
場として、研究発表会を開催いたします。

今回は、会員を代表して16の研究および実践事例を予定しております。自分の知ら
ない分野の優れた事例を知るチャンスです。ぜひともご参加下さいますようご案内申
し上げます。
また、研究発表会終了後には、会員相互の親睦を深めるための懇親会も企画しており
ます。今後の活動に役立つ人的ネットワークを築くのに有効な機会ですので、会員の
方は勿論、会員外の方もお誘い合わせのうえ多数ご参加下さいますよう、併せてご案
内申し上げます。

日 時:平成17 年9 月7 日(水) 10:15~17:15(研究発表会)
17:30~19:00(懇親会)
会 場:朝日大学(〒501-0296 岐阜県瑞穂市穂積1851)
17:30~19:00(懇親会)
会 場:朝日大学(〒501-0296 岐阜県瑞穂市穂積1851)
〔研究発表会〕5 号館(第1 会場)1 階 512 教室
(第2 会場)2 階 513 教室
〔懇 親 会〕10 周年記念館内食堂 花水木(学内食堂)
プログラム:裏面参照
申込締切:8 月19 日(金)到着分まで
(但し、定員になり次第締め切らせていただきます。)
参 加 費:・会 員 4,000 円 ・準 会 員 2,000 円
・会 員 外 6,500 円 ・学生(一般) 3,000 円
・懇 親 会 2,000 円(会員・会員外問わず)
定 員:100名

・・・・・・・・・・・・・・参加費送金方法・・・・・・・・・・・・・・・

参加費は行事開催日までに振込みでご送金下さい。
<取引銀行> 三井住友銀行 名古屋支店 普通口座No.5225620
<郵便振替> 口座No.00830-1-108389
<口座名義> 社団法人 日本品質管理学会 中部支部
*請求書のご必要な方は、お申込みの際にお申し付け下さい。

・・・・・・・・・・・・・・申し込み・問い合わせ先・・・・・・・・・・・
〒460-0008 名古屋市中区栄二丁目6番1号 白川ビル別館
(財)日本規格協会 名古屋支部内
(社)日本品質管理学会 中部支部 担当:柴垣
TEL:(052)221-8318 FAX:(052)203-4806
E-mail:nagoya51[at]jsa.or.jp

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OR学会中部支部シンポジウム開催のご案内
OR学会中部支部シンポジウム
 (中部OR研究会共催)
「実践的な解法に基づく生産スケジューリング」開催のご案内

OR学会中部支部では,生産スケジューリングにおける最新の研究成果を,現場で
実務に携わる人々に分かり易く紹介する場として,実践的な解法に基づく生産ス
ケジューリングと題したシンポジウムを開催致します.OR学会会員でなくてもど
なたでもご参加いただけますので,皆様奮ってご参加下さい.
また,シンポジウム終了後,懇親会を企画していますので,こちらも奮ってご参
加下さい.

日程:9月22日(木) 13:00~18:00

会場:愛知大学 車道校舎 1005号室
http://www.aichi-u.ac.jp/asp_pub/Au_top.asp
名古屋駅より地下鉄桜通線車道駅下車(約15分)
車道駅より徒歩約2分

参加費:無料(事前登録は必要ありません)

講演題目と講演者:
・「ワークフォースマネジメントとスケジューリングシステム」
 由良憲二(電気通信大学)

・「サプライ・チェイン最適化のモデリングについて」
 久保 幹雄(東京海洋大学)

・「リエントランスフローショップ問題に対する局所探索法によるスケジューリ
ング」
 田地 宏一(名古屋大学)

・「多能工をもつ生産ラインの解析 -U字ライン, Self-Balancingラインを中
心に-」
 中出 康一(名古屋工業大学)

・「資源制約付きスケジューリングによる鋳造日程最適化システムの実現」
 野々部 宏司(法政大学)

・「2次元パッキング -基本から実用まで-」
 今堀 慎治(東京大学)

※懇親会につきましては有料とさせていただきます.また,参加人数を把握させ
ていただくために,事前に下記の問合せ先宛に申込みをよろしくお願いします.
懇親会の申し込み締め切りを9月16日(金)まで

問合せ先:OR学会中部支部研究幹事 梅谷 俊治(電気通信大学)
Tel/Fax: 0424-43-5260
E-mail: umetani[at]se.uec.ac.jp

日本OR学会中部支部ニュース 2005年度 第3号

OR中部支部ニュース  講演会のお知らせ
愛知学院大学経営管理研究所講演会

日時:7月6日(水)17時から1時間半程度
 (質問も含めて) 
場所:経営学部会議室
   愛知学院大学9号館5階(9523)
演題:「金融リスクとポートフォリオ管理」
講師:大阪大学大学院経済学研究科教授
    田畑吉雄

お問い合わせは、経営管理研究所事務室に
お願いします。

交通手段は:次の通りです。

1.名鉄バスセンターから愛知学院大学直通のバスがあります。
  15:00→15:39.16:00→16:39  
2.地下鉄藤が丘駅バスターミナル1番から愛知学院大学行きの
  バスが出ています。大体10分間隔位と思います。

  地下鉄、バスで名古屋駅から本学会議室まで1時間少しかかります。
                               以上

日本OR学会中部支部ニュース 2005年度 第2号

OR学会支部ニュース 講演会のご案内
「ゲーム感覚意志決定法(AHP)について」
講師:法政大学工学部経営工学科教授 加藤 豊氏

 中京大学教養部自然系列主催 
(OR学会中部支部,中部OR研究会 後援)

2005年6月25日(土)午後1時半より4時半まで

  場所:中京大学八事校舎711教室
     地下鉄 八事駅 5番出口

 終了後懇親会を予定 場所:八事マルベリーホテル

概要
1.序論   SaatyのAHP
1.1 Saaty の固有値法
  なぜSaatyは左主固有ベクトルは主張しなかったのか
1.2 Saaty-Vargas の幾何平均法
  Saatyの整合度関数の表現と調和平均法
2. 調和平均によるAHP
3. 一般平均によるAHP
4. Saaty の整合度関数と調和平均法の整合度関数

日本OR学会中部支部ニュース 2005年度 第1号

2005年度第1回OR研究会
 主催:中部OR研究会 
    日本OR学会中部支部

 日時:2005年5月21日(土)
 時間:16時00分~17時30分

 場所:中 部 品 質 管 理 協 会 
 〒450-0002
 名古屋市中村区名駅4丁目10番27号
 (第二豊田ビル西館8階)
 TEL:(052)581-9841
 費用:無料

題名:パターン認識による設備異常診断
 
講師: 中部大学 経営情報学部教授 西山琢也 氏

要旨:
火力発電所等の工業プラントで異常が発生した際に、
流量、温度、圧力等多数の状態量の過渡変化パターン
から異常内容を特定(推定)する診断アルゴリズムを
紹介する。本アルゴリズムは、元来は文字図形の識別
用に開発されたパターン認識手法を状態量の時系列パ
ターンの識別用に変形・適用したもので、アルゴリズ
ムの中核をなす特徴抽出の方法は、主成分分析の考え方
(離散データを対象にしている)を連続データ対して
展開した形になっている。本アルゴリズムによる診断
システムを試作し、火力発電プラントのシミュレータ
で検証実験を行った。
本アルゴリズムは設備異常診断を念頭に開発したもの
であるが、一般に多変量の時系列パターンの識別に利
用可能であると思われる。
                      以上

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講演会のおしらせ
「ゲーム感覚意志決定法(AHP)について」
講師:法政大学工学部経営工学科教授 加藤 豊氏

 中京大学教養部自然系列主催 
(OR学会中部支部,中部OR研究会 後援)

2005年6月25日(土)午後1時半より4時半まで

  場所:中京大学八事校舎711教室
     地下鉄 八事駅 5番出口

 終了後懇親会を予定 場所:八事マルベリーホテル
                      以上

日本OR学会中部支部 e-ニュース 平成14年度第8号

内容

1 第30回OR学会中部支部研究発表会
  研究発表プログラム
  懇親会の案内
2 2003年度OR学会中部支部総会のご案内

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1. 第30回OR学会中部支部研究発表会

(1). 日時:2003年3月8日(土) 14:10~17:10

(2). 場所:中部品質管理協会 名古屋市中村区名駅四丁目10番27号
        (第2豊田ビル西館8階)電話番号 052-581-9841

(3) 研究発表プログラム

●第1セッション(14:10-15:10)

 1.ニューロ・ダイナミックプログラミングによる
周期観測下での負荷分散政策に関する研究

    井家 敦, 大野 勝久(名古屋工業大学大学院工学研究科 生産システム工学専攻)

 2.単旋律におけるギター押弦運指の最適化

    林田 巧, 伊藤 雅 (愛知工業大学工学部経営工学科)

 3.映画館における座席管理モデル

    福永 豪, 大村 康久, 澤木 勝茂 (南山大学経営学部経営学部情報管理学科)

休憩(10分)

●第2セッション(15:20-16:20)

 4.クラスタ付きグラフの自動描画アルゴリズムに関する研究

    黒谷勝俊,永持仁(豊橋技術科学大学大学院工学研究科情報工学専攻)

 5.時間枠制約付き集配送計画問題に対するメタヒューリスティックアルゴリズム

    Bonivasius Prasetya Ichitarto(名古屋工業大学大学院工学研究科 生産システム工学専攻), 田村 隆善(愛知工業大学),伊藤 崇博,大野 勝久(名古屋工業大学)

 6.直径制約を持つネットワーク設計問題に関する研究

    山元茂路,石井利昌,永持仁(豊橋技術科学大学大学院工学研究科情報工学専攻)

休憩(10分)

●第3セッション(16:30-17:10)

 7.モンテカルロ法によるオプションの価格付けの研究

    八木 恭子 (南山大学大学院経営学研究科経営学専攻)

 8.平面凸埋め込みに基づく3点連結グラフの2分割アルゴリズムの設計

    岩田健吾,石井利昌,永持仁(豊橋技術科学大学工学部情報工学科)

(4).研究発表会後に懇親会を開催いたします.

  場所:華 川(KA SEN)中国四川料理
     名古屋市中村区名駅四丁目26-23(名駅エフワンビル 地下2階)
     電話 566-5552

  時間:18:00~19:30

  会費:5,000円(税込み)

  申し込み:中部品質管理協会 (担当 榊原・安田)e-mail: cqca[at]cjqca.com
       電話番号 052-581-9841

2. 2003年度OR学会中部支部総会の案内

(1). 日時:2003年3月8日(土) 13:00~14:00

(2). 場所:中部品質管理協会 名古屋市中村区名駅四丁目10番27号
        (第2豊田ビル西館8階)電話番号 052-581-9841

日本OR学会中部支部 e-ニュース 平成14年度第7号

内容

1 第30回OR学会中部支部研究発表会の募集
  懇親会の案内
2 2003年度OR学会中部支部総会のご案内
3 1月の第3回OR学会中部支部研究会の報告
4 E-mailアドレス登録のお願い

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1. 第30回OR学会中部支部研究発表会の募集

(1). 日時:2003年3月8日(土) 14:30~17:30

(2). 場所:中部品質管理協会 名古屋市中村区名駅四丁目10番27号
        (第2豊田ビル西館8階)電話番号 052-581-9841

(3).発表申し込み締め切り日 2003年2月8日(土)

  発表をご希望の方は,発表題目,発表者,共同著者等,所属,e-mailをお知らせください.
  発表時間は,おおむね質問を含めて20分を予定しています.
  多数の発表のご協力をお願いいたします.

(4).申し込み先および原稿送付先.

原稿はA4サイズ4枚以内,天地左右のマージン各20mm以上,4ページ.題名の後に,氏名,所属,住所,Eメールアドレスを記載してください.

申し込み先および原稿送付先は,

  名古屋市立大学 大学院経済研究科 茨木 智
  郵便番号467-8501名古屋市瑞穂区瑞穂町山の畑1
  e-mail: satoru[at]econ.nagoya-cu.ac.jp

  もしくは,

中部品質管理協会 (担当 榊原・安田) 名古屋市中村区名駅四丁目10番27号
(第2豊田ビル西館8階)電話番号 052-581-9841
   e-mail: cqca[at]cjqca.com

(5).研究発表会後に懇親会を開催いたします.

  場所:華 川(KA SEN)中国四川料理
     名古屋市中村区名駅四丁目26-23(名駅エフワンビル 地下2階)
     電話 566-5552
  時間:18:00~19:30
  会費:5,000円(税込み)
  申し込み:中部品質管理協会 (担当 榊原・安田)e-mail: cqca[at]cjqca.com
       電話番号 052-581-9841

2. 2003年度OR学会中部支部総会の案内

(1). 日時:2003年3月8日(土) 13:00~14:00
(2). 場所:中部品質管理協会 名古屋市中村区名駅四丁目10番27号
        (第2豊田ビル西館8階)電話番号 052-581-9841
OR学会支部研究会発表の前に総会を開催いたします.

3. 1月の第3回OR学会中部支部研究会の報告

(1). 日時:2003年1月25日(土)14:00 開始

(2). 場所:中部品質管理協会 名古屋市中村区名駅四丁目10番27号
        (第2豊田ビル西館8階)
      電話番号 052-581-9841

(3)発表2件

①講演者:三澤 哲也 氏(名古屋市立大学大学院 経済学研究科 教授)

テーマ:「Composition Methodsによる確率微分方程式の数値近似解法」 

確率微分方程式(SDE)とは常微分方程式にランダム項が入ったもので,金融工学などの多くの応用分野を持つ.今回はまずSDEの数値近似解法の基本的事項の説明の後,従来の方法では例えば変数の非負性などの条件が常に保持されるわけではないという問題点(これを「数値的再現性」を持たないという)を指摘された.

三澤氏は再現性を有するために,合成法に基づく新しい数値近似法を提案しその有効性を実際のシミュレーションによって示された.

②講演者:田中 庸平 氏(中電コンピューターサービス(株)取締役電力システム事業部長)

テーマ:「平均のびっくり」

第1部:実際に田中氏がであった平均値に関する話題をいくつか紹介していただいた.普段われわれが何気なく使っている平均値には実は様々なからくりが仕掛けられているかも知れないという気にさせられる含蓄のあるお話であった.

第2部:古くから中電で携われてきた仕事からORの手法を用いて解決してきたものをいくつか紹介していただいた.しかし,氏は「理論より実践」「現場を見る」「大局的見地」といったキーワードを強調され,現場で必要なのは厳密な最適解を求めることではなく実行可能な解を求めることだとを実感されられるお話であった.

4. E-mailアドレス登録のお願い

まだ,E-mailのアドレスをお済でない方,変更される方は下記にお申し出ください
登録申し込み先:中部品質管理協会 (担当 榊原・安田)e-mail: cqca[at]cjqca.com
       電話番号 052-581-9841

以上

日本OR学会中部支部 e-ニュース 平成14年度第6号

内容

1 1月の第3回OR学会中部支部研究会のお知らせ
2 2002年度OR学会定例講演会の報告
3 第2回工場見学会の報告
4 第30回OR学会中部支部研究発表会の予定について
5 2003年度OR学会中部支部総会のご案内
6 共催行事のご案内「第14回東海ファジィ研究会(愛称:蒲研(がまけん))」のお知らせ

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1.第3回OR学会中部支部研究会

(1). 日時:2003年1月25日(土)14:00 開始

(2). 場所:中部品質管理協会 名古屋市中村区名駅四丁目10番27号
        (第2豊田ビル西館8階)
      電話番号 052-581-9841

(3)発表は2件あります・

■講演者:三澤 哲也 氏(名古屋市立大学大学院 経済学研究科)

テーマ:「未定」 (決まり次第e-mail登録者にはご連絡いたします.)

■講演者:田中 庸平 氏(中電コンピューターサービス(株)取締役電力システム事業部長)

テーマ:「平均のびっくり」

概要 :

  1 平均は統計の勉強では真っ先に習うもので、それは簡単でごく常識的なものだと思われ勝ちであるが、いくつかの数値例を題材に、簡単に見える平均の意外な姿について述べる。

  2 OR業務への取り組み姿勢について自分は中部電力在籍当時、いくつかのOR関連業務に取り組んできたが、その取り組み姿勢についてのべ、実施例を数例簡単に紹介する。

2.2002年度OR学会定例講演会の報告

(1). 日時:2002年12月14日(土)15:00 開始

(2). 場所:中部品質管理協会

「ニューロ・ダイナミックプログラミングとその応用」

大野 勝久 氏(名古屋工業大学)

【報告】

信頼性・保全性,在庫管理,待ち行列等広範な分野の最適制御問題がマルコフ決定過程(Markov Decision Process,MDP)として定式化の中で,MDPを含む動的計画法(Dynamic Programming,DP)の枠組み,人工知能の分野の強化学習 (Reinforcement Learning)とも呼ばれている,ニューロ・ダイナミックプログラミング(Neuro-Dynamic Programming,NDP)についてその発展と概説がおこなわれた.NDPはMDPの 枠 組みの中で,シミュレーション,学習,ニューラルネットワークなどを組み合わ せ,大規模な問題に対する近似最適政策を計算する手法の概説があり,11月17-20日とSan Jose,CAで開催されたINFORMS 2002の報告も含めて発表があった.また,トヨタカンバン方式の解説もあた.特に人工知能の分野にフロアーと多くの討議があった.

その後,懇親会兼忘年会が開催され約20名の方が参加された.

3.第2回工場見学会の報告

(1)見学先:三菱電機㈱飯田工場

(2)見学日時:11月7日(木) 13時頃~15時40分(工場概況、見学、質疑)

【報告】

三菱電機(株)中津川製作所 製造管理部 環境・技術管理課 木村 哲夫 課長にお願いし,飯田工場の見学を行いました.
飯田工場は,換気扇量産のモデルショップとして1974年に操業を開始し,換気扇トップメーカーとしての地位を築いております。工場理念として顧客志向、高生産性,環境・アメニティ等を重視し,生産方式でもJEL(Job En-Largement-職務拡大)生産方式,自動化の推進を経て,1991年に市場対応生産方式としてのCIMを導入,現在はその発展形としてSCM化にチャレンジしております。

参加者 8名

4 第30回OR学会中部支部研究発表会の予定について

(1). 日時:2003年3月8日(土)

(2). 場所:中部品質管理協会 名古屋市中村区名駅四丁目10番27号
        (第2豊田ビル西館8階)電話番号 052-581-9841

(3).発表申し込み締め切り日 2003年2月8日(土)

  発表をご希望の方は,発表題目,発表者,共同著者等,所属,e-mailをお知らせください.発表時間は,おおむね質問を含めて20分を予定しています.多数の発表のご協力をお願いいたします.

(4).発表原稿締め切り日   2003年2月22日(土)

  論文の書式は,A4版4枚以内でお願いいたします.

(5).申し込み先および原稿送付先.

中部品質管理協会 (担当 安田) 名古屋市中村区名駅四丁目10番27号
第2豊田ビル西館8階)電話番号 052-581-9841
   e-mail: cqca[at]cjqca.com

5 2003年度OR学会中部支部総会の案内

(1). 日時:2003年3月8日(土)

(2). 場所:中部品質管理協会 名古屋市中村区名駅四丁目10番27号
        (第2豊田ビル西館8階)電話番号 052-581-9841

OR学会支部研究会発表の前に総会を開催いたします.時間は追ってお知らせいたします.

6 共催行事のご案内

「第14回東海ファジィ研究会(愛称:蒲研(がまけん))」のお知らせ

 日本知能情報ファジィ学会東海支部の恒例行事「東海ファジィ研究会(蒲研)」を下記要領にて開催します.会場を日間賀島と蒲郡に固定して定着をはかった企画も,14回目を迎えます.
 本年度は,蒲郡市に隣接する幡豆郡の三ヶ根山頂が会場となっております.有料道路三ケ根スカイラインの近くにあり,交通が不便ですが,見晴しは抜群で知多半島,渥美半島,三河湾が一望できます.また,すばらしい露天風呂も自慢のホテルです.電車でお越しの方には,JR三ヶ根駅から,ホテルの送迎バスが出る予定です.
 先生方と学生の発表が混在する,気楽な1泊研究会です.また今年度は,招待講演,特別講演で興味深いテーマを紹介するとともに,学部生向けチュートリアルを企画し,これから卒研に取り組む方々がソフトコンピューティングの基礎を学べるようにいたしました.ですので,ゼミ合宿には最適です.また,各支部・研究会の協賛をいただいて,全国からお集りいただけるように準備を進めております.
 多数のみなさまのご参加をお願い申し上げます.

■主 催:日本知能情報ファジィ学会東海支部
■後 援(予定):蒲郡市
■協 賛(予定):日本知能情報ファジィ学会各支部・各研究会,
日本経営システム学会,日本経営工学会中部支部,
日本OR学会中部支部,教育情報システム学会中部支部,
コンピュータ応用技術協会

■日 時:2003年2月21日(金)午前10時~22日(土)午後15時終了予定
■場 所:グリーンホテル三ケ根
〒444-0701 愛知県幡豆郡幡豆町 三ケ根温泉
TEL 0563-62-4111, FAX 0563-62-4672
http://www.showacs.co.jp/sangane3/

■交 通:

 電車の場合,JR三ケ根駅までお越しください.2月21日(金)は午前9時30分と午後12時30分に,2月22日(土)は午前9時30分に,ホテルからJR三ケ根駅に送迎バスがお迎えします.なお,2月22日(土)の朝にお帰りの方は,送迎バスが午前9時にホテルを出発しますので(JR三ケ根駅に午前9時30分到着),このバスにご乗車いただくことも可能です.

 自家用車の場合,東京方面から「東名音羽蒲郡IC → オレンジロード →蒲郡市内→ 三ケ根スカイライン(有料) → 会場」となります.名古屋方面からは,「国道23号線 → 国道247号線 → 幡豆町,子供の国入り口 → 会場」などの様々なル-トがあります.詳細は,東海支部ホ-ムペ-ジでご確認ください.
 なお,めったに降りませんが,万一,雪の場合は,山の下のホテル指定の駐車場に駐車してください.当日,ホテルに連絡くださればバスがお迎えします.

■行事内容:
特別講演:MIZUTANI Eiji先生
(Department of Computer Science, National Tsing Hua University, Taiwan)
「ニューロ・ファジィ学習則と非線形回帰分析」

招待講演:向殿政男先生(明治大学理工学部情報科学科)
「ファジィ理論のユニークさとソフトコンピューティングの未来」

21日午前:学部生向けチュートリアル ※
21日午後:招待講演,一般講演
21日 夕:懇親会
22日午前:特別講演,一般講演
22日午後:一般講演

※学部生向けチュートリアルでは,卒業研究のサポートとして,ソフトコンピューティングの基礎を紹介します.今回は,下記の3つを企画しています.

「ファジィ理論の基礎」 佐々木守寿先生(愛知教育大)
「ニューロの基礎」 竹内一郎先生(三重大)
「GAの基礎」 吉川大弘先生(三重大)

■講演論文:

発表者には,書式や必要部数等詳細な情報を「プログラム送付時」にご連絡いたします.なお,講演論文集は当日会場で行う簡易製本と,後日行う本製本の2種類となります.当日は,簡易製本用(両面印刷,参加人数部),本製本用(片面印刷,2部)をご持参下さい.

■参加費:会員・非会員とも4,000円.
ただし,学生(大学院生を含む)は2,000円.
■宿泊費:1泊2食付き12,000円(懇親会費込み).
会場は山頂にあるため,周辺に食堂等はございません.2月21日(金)の昼食が必要な場合は,1000円にてお弁当を用意いたします.参加申込の際,お弁当が必要かをお知らせください.
■懇親会費:宿泊しない場合,6,000円.宿泊者は無料(宿泊費に組込み).

■発表・参加申込:

2003年1月31日(金)までに,東海支部HPにアクセスし,参加・発表申込フォームにご記入ください.なお,記入項目は次の通りです.
題目,著者名,発表者名(参加のみの場合,これらは不要)
参加者名,所属,連絡先住所,電話番号,FAX番号,E-mail

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日本知能情報ファジィ学会東海支部HP
http://www.ip.elec.mie-u.ac.jp/Soft-Tokai/

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ご参加のみ,ご家族同伴も歓迎いたします.申込後,発表・参加のご変更がある場合は,下記の研究会幹事 (吉川,もしくは大崎)まで,メール,もしくはお電話にてご連絡ください.
■問合せ:

詳しい情報のお問合せ,発表・参加のご変更は,下記の研究会幹事まで,メール,もしくはお電話にてご連絡ください。
三重大学工学部 電気電子工学科 吉川大弘
E-mail: tom[at]elec.mie-u.ac.jp, TEL: 059-231-9737
静岡大学情報学部 情報科学科 大崎美穂
E-mail: miho[at]cs.inf.shizuoka.ac.jp, TEL: 053-478-1488

以上

日本OR学会中部支部e-ニュース 平成14年度第5号

内容

1 OR学会定例講演会のお知らせ
2 第3回研究会の報告
3 忘年会のお知らせ

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1.OR学会定例講演会のお知らせ

(1). 日時:2002年12月14日(土)15:00 開始~17:00 終了

(2). 場所:中部品質管理協会 名古屋市中村区名駅四丁目10番27号
        (第2豊田ビル西館8階)
      電話番号 052-581-9841

「ニューロ・ダイナミックプログラミングとその応用」

大野 勝久 氏 名古屋工業大学 

【概要】

信頼性・保全性,在庫管理,待ち行列等広範な分野の最適制御問題がマルコフ決定過程(Markov Decision Process,MDP)として定式化できる.MDPを含む動的計画法(Dynamic Programming,DP)の枠組みは,Bellmanによって1950年代に提案された,しかし,MDPはDP同様,状態数の増加とともに次元の呪いを引き起こし,実用規模の問題を事実上解くことができない.本講演では,人工知能の分野において強化学習(Reinforcement Learning)とも呼ばれている,ニューロ・ダイナミックプログラミング (Neuro-Dynamic Programming,NDP)についてその発展と概説を試みる.NDPはMDPの枠 組みの中で,シミュレーション,学習,ニューラルネットワークなどを組み合わせ,大規模な問題に対する近似最適政策を計算する手法として開発されてきた現在進行形の手法であり,11月17-20日とSan Jose,CAで開催されたINFORMS 2002の報告も含めて発表する.

 ※終了後 忘年会を開催します.3.を参照ください.

2.第3回研究会の報告

(1). 日時:2002年11月2日(土)14:00 開始~17:00 終了

(2). 場所:中部品質管理協会 名古屋市中村区名駅四丁目10番27号
        (第2豊田ビル西館8階)

(3).プログラム:発表は2件

■題名 「二次錐計画問題と二次錐相補性問題」

  林 俊介 氏 京都大学大学院情報学研究科数理工学専攻

林さんの発表は最近数理計画の分野で盛んに研究されている2次錐制約問題,特に2次錐相補性問題に関するものであった.まず問題の詳しい説明の後,どのような問題が2次錐計画問題や2次錐相補性問題に帰着できるか,さらに2次錐を計算するための手法であるJordan代数を紹介し,これを用いてどのような解析を行うことができるかについて言及された.質疑応答の際には,問題の汎用性,応用可能性に対し質問が集中した.

■「ORを実践しない企業組織」」

  中村 正治 氏 金城学院大学 生活環境学部

中村さんの発表は,銀行におけるこれまでの経営情報システムの紹介に加え,銀行の電算ビルの概要を紹介した.その中で,経験した自家発電装置の増設にからみ,設備上停電の発生する確率を考慮すると多額の出資は必要ないことを説明した.また,設備の故障よりも「みずほ銀行」のシステム停止を例にとり,人に起因するシステム停止の可能性がはるかに高いことも指摘した.会場といろいろと活発な議論がなされた.

3 忘年会のお知らせ

(1). 日時:2002年12月14日(土)17:30 開始~

(2). 場所:名古屋コーチン料理の店「つかさ」 名古屋市中村区名駅四丁目3番25号
       ホテルキャッスルプラザ 電話 052-582-2141

(3). 会費:5,000円

参加希望者は  品質管理協会の安田さんまで申し込みをお願いします.
中部品質管理協会  電話番号 052-581-9841
e-mail: cqca[at]cjqca.com

工場見学のお知らせ

下記のとおり工場見学を行います。

見学先:三菱電機㈱飯田工場

見学日時:11月7日(木) 13時頃~15時40分(工場概況、見学、質疑)

集合時間および場所:7日(木) 12時45分JR飯田駅。なお,適宜昼食をお済ませの上ご集合ください。

推奨交通機関

JR中央線「いいなかライナー」をご利用ください。料金は名古屋から往復3,800円です。

スケジュール(JR名古屋)10:30発 セントラルライナー3号 (JR中津川駅着)11:32(JR中津川)11:52発 いいなかライナー7号 (JR飯田駅着) 12:41

なお,JR名古屋発11:00 特急しなの15号(JR中津川駅着)11:47でも結構ですが,予め「しなの変更券」300円等が必要になります。ご参考までに,帰りは最寄のバス停(伊賀良)までタクシーで移動後,(伊賀良バス停)16:11発 いいなかライナー12号 (JR中津川着) 16:54(JR中津川) 17:08発 セントラルライナー18号 (JR名古屋着) 18:13になります。

 三菱電機(株)飯田工場は同社中津川製作所の分工場で、換気扇量産のモデルショップとして操業を開始しております。顧客志向、高生産性、環境・アメニティ等を重視した工場理念のもと、JEL(Job En-Largement-職務拡大)生産方式の採用、自動化の推進等時代に合わせた様々な生産方式を実践し,換気扇トップメーカーとしての地位を築いております。

ご希望の方は,名古屋工業大学 生産システム工学科 大野 勝久
(E-mail:ohno[at]system.nitech.ac.jp Tel&Fax:052-735-5390)
宛てお申し込みください。なお,定員は10名程度です。