発表申込

アブストラクト受付期間

 
2012年5月29日(火) ~ 2012年6月29日(金)
 

投稿要領

 
発表を希望される方は,下記の原稿執筆要項に従ってアブストラクトの原稿およびそのPDFファイルを作成して下さい.

  • PDFファイル名は,投稿後の混乱を防ぐために,登壇者のお名前(フルネーム)を含めるようにご協力ください.
  • PDF形式に変換する際は,フォントをすべてインクルード(埋め込み)するようにして下さい.
  • PDF形式に変換したファイルをAdobe社のAcrobat Readerで印刷し,読めることを確認して下さい.フォントの文字化けが生じる可能性がありますので,できれば,環境の違うパソコンでも仕上がりを確かめて下さい.

作成したPDFファイルを, 投稿フォームから投稿して下さい. 締切ました.どうもありがとうございました.

なお,掲載された原稿の著作権は,著作権規定にある通り,日本オペレーションズ・リサーチ学会に帰属することをご了承下さい.
 

アブストラクト執筆要綱



  1. アブストラクト集は著者の原稿をそのままフォトコピーして、B5版にオフセット印刷します。形式が不備の場合は印刷ができない場合がございますので、アブストラクト作成の際には以下の注意書きをお読みいただくよう、お願いいたします。
  2. アブストラクト原稿は発表1件につき2ページです。
    A4版用紙で、各ページの余白は上下30mm、左右20mm として下さい。余白部分には統一したヘッダーとして書名、フッターとしてページ番号が挿入されますので、必ず、空白のままにしておいて下さい。
    縮小印刷されますので、フォントサイズは(本文、図表とも)9pt以上でお願いします。アブストラクト集はモノクロ印刷されます。
  3. 発表題目、発表者氏名・所属は規定の位置に書いてください。

    1. 発表題目は1枚目の最上段に本文より大きめのフォントを使い書いて下さい。
    2. 1行空けてその下に、発表者の「会員番号」、「所属」、「氏名」、 「ローマ字読み」を書いて下さい。ローマ字読みは姓、名の順、姓はすべて大文字、名は頭文字だけ大文字として下さい。連名の場合は同じ形式で全員の氏名を書き、 登壇者の姓の前に*印を付けて下さい。
       
      (例) 01234568  ○×大学  大学 太郎  DAIGAKU Taro
         98765432  △□企画  *企業 花子  KIGYOU Hanako

  4. 図・表・写真などは縮小されても識別できるように、また、モノクロ印刷しても識別できるように、投稿する前にあらかじめテスト印刷して仕上がりを確かめて下さい。

 

アブストラクトのサンプル

アブストラクトのサンプル(PDF) EUC版 SJIS版 JIS版
LaTeXのソースファイル EUC版 SJIS版 JIS版
LaTeXのスタイルファイル EUC版 SJIS版 JIS版

プログラム

特別講演

  • 「発想と差別化の型破り経営論」
    山田昭男 氏 (未来工業㈱ 取締役相談役)
  • 「人間にとって障害とは何か」
    正高信男 氏 (京都大学 霊長類研究所教授)

2012年秋季研究発表会プログラム

  • プログラムの概要はこちらをご覧ください  (7/13 11:10更新)
  • 全体のプログラム(題名,著者入り)はこちらをご覧ください  (8/24 17:20更新)
    時間帯別はこちらをご覧ください
     ・9/12午前   ・9/12午後          ・9/13午前   ・9/13午後
  •   (すべてpdfファイルで提供しております.)

特別セッション

  • 待ち行列と確率モデル
  • 都市とOR
  • 信頼性の先端的評価手法
  • 評価のOR
  • 確率最適化モデルとその応用
  • 意思決定法
  • 持続可能社会のためのインフラストラクチャー戦略
  • 数理的手法の展開と応用
  • 先端マーケティング分析
  • 金融工学
  • 最適化の実装技術
  • スモールビジネスOR
  • 企業事例交流会
    • 「 複雑ネットワーク科学の鉄鋼スケジューリングへの応用 」
       JFEスチール株式会社 山口 収 氏
      「 出動シミュレータで見直す出動車両配置 」
       大阪ガス株式会社    *河本 薫 氏
       大阪ガス株式会社     小林 宏樹 氏
       株式会社オージス総研  中山 陽一 氏
      「 業務改革におけるORの適用事例 」
       トヨタ自動車株式会社 磯貝 長 氏
      「 プラットフォームを考慮した企業戦略立案手法の開発 」
       株式会社 豊田中央研究所 則竹 茂年 氏

アクセス

会場へは公共交通機関をご利用下さい.

ウインクあいち
    〒450-0002
    愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38
    PDFファイルでの会場案内はこちらをご覧ください
 ・特別講演は2階大ホール
 ・受付,発表会場は11階
 ・懇親会は5階小ホール
 ・エレベータは,大ホール<->発表会場間は直通しないので8階で乗り換えてください

南山大学 名古屋キャンパス
    〒466-8673
    愛知県名古屋市昭和区山里町18
南山大学名古屋キャンパス構内

名古屋市営地下鉄

シンポジウム

テーマ

現場と理論の対話

開催概要

開催日:2012年9月11日(火)
場所:南山大学 名古屋キャンパス フラッテンホール (R棟1F)
     〒466-8673   名古屋市昭和区山里町18
     アクセス 南山大学 名古屋キャンパス
          フラッテンホール(Flash利用) ←R棟をクリックしてください

シンポジウム実行委員長: 鈴木敦夫(南山大)

プログラム

13:30-13:35   オペレーションズ・リサーチの普及に向けて
日本オペレーションズ・リサーチ学会会長 南山大学教授
腰塚 武志 
13:40-14:10 理論の役立ち方,役立て方
東京大学大学院教授 室田 一雄
14:10-14:25 休憩
14:25-15:10 現場での問題解決とオペレーションズ・リサーチの活用(仮)
トヨタ自動車 TQM推進部 自工程完結推進室長
鈴木 浩佳
15:10-15:25 休憩
15:25-16:10 最適化モデリングの実際
株式会社数理システム 数理計画部 部長
田辺 隆人
16:10-16:25 休憩
16:25-18:00 パネルディスカッション「現場と理論の対話」
司会 大鑄史男(名古屋工業大学教授)
パネリスト:室田一雄、田辺隆人、鈴木浩佳、柳浦睦憲(名古屋大学大学院教授)、他

参加費

事前振込み 当日
参加費(正・賛助会員) 3,000円 4,000円
参加費(学生会員) 1,000円 1,000円
参加費(非会員・一般) 4,000円 5,000円
参加費(非会員・学生) 1,000円

非会員の学生の方は,当日受付にて学生証提示が必要となります.

なお,会員特典として個人正会員(年会費納入済み)がシンポジウムに事前申込にて参加する場合は,春,秋開催のうち年1回に限り,シンポジウム参加費が無料となります.この特典を利用する場合は事前申込が必要です.研究発表会にもご参加の場合は,OR学会誌7月号綴込みの振込用紙「特典利用」を○で囲んで研究発表会参加費をお振込みください.シンポジウムのみご参加の場合は下記OR学会事務局宛にFAXで記入済み振込用紙を送付,またはメールにて特典利用の旨をご連絡ください.
≫参加費関連問合せ先
 OR学会事務局:Fax: 03 (3815) 3352  E-mail: jimukyoku[at]orsj.or.jp

協賛
 (公益社団法人)日本経営工学会(JIMA)
 (社団法人)日本品質管理学会(JSQC)
 日本信頼性学会(REAJ)
 研究・技術計画学会(JSSPRM)
 (一般社団法人)日本設備管理学会(SOPE-J)
 (一般社団法人)経営情報学会(JASMIN)
 (一般社団法人)プロジェクトマネジメント学会(SPM)

後援
 (一般社団法人)中部産業連盟(ChuSanRen)

問合せ先:シンポジウム実行委員長 鈴木敦夫(atsuo[at]nanzan-u.ac.jp)

お問い合わせ

2012秋季研究発表会についてのメールでのお問い合わせについて

発表に関するお問い合わせは

  日本OR学会2012秋季研究発表会事務局
  nc2012f-inquiry[at]lab-ml.web.nitech.ac.jp

参加費などのお問い合わせは

  日本OR学会事務局
  jimukyoku[at]orsj.or.jp 

まで,お名前,所属,ご用件を書いて送ってください.

日本OR学会中部支部ニュース2012年度第1号

[1] 日本OR学会中部支部,中部OR研究会総会のご案内
[2] 日本OR学会中部支部特別講演および研究発表会のお知らせ
[3] 幹事会,実行委員会および運営委員会開催のお知らせ
————————————————-

[1] 日本OR学会中部支部,中部OR研究会総会のご案内

日時:2012年3月10日(土)12:45-13:35
会場:中部品質管理協会 第1研修室
     〒450-0002 名古屋市中村区名駅四丁目10番27号(第2豊田ビル西館8階)

議案
 (1) 2011年度事業報告
 (2) 2011年度決算報告
 (3) 2012年度事業計画
 (4) 2012年度予算
 (5) 2012年度役員選出
 (6) その他

[2] 日本OR学会中部支部特別講演および研究発表会のお知らせ

日時: 3月10日(土)13:45-18:15
会場: 中部品質管理協会 第1研修室
    〒450-0002 名古屋市中村区名駅四丁目10番27号(第2豊田ビル西館8階)
第39回中部支部研究発表会プログラム
(1) 13:45-13:58 ポーリングとコンテンションを統合したIEEE802.16ネットワークの解析
    ○澤口 拓真,馮 偉(名古屋工業大学)
(2) 13:58-14:11 ワイヤレスセンサネットワークにおけるセンサ数の決定問題
    ○長谷川 遼太,鈴木 敦夫(南山大学)
(3) 14:11-14:24 日本プロ野球を対象とした総移動コスト最小化試合スケジュール作成手法の検討
    ○森 翔太郎,脇坂 賢,増山 繁(豊橋技術科学大学)
(4) 14:24-14:37 基点在庫システムにおける動的予定リードタイムと顧客効用に関する研究
    ○丹羽 宏樹,中出 康一(名古屋工業大学)
(5) 14:37-14:50 ニューロDPによる販売期間の短い商品の最適発注に関する研究
    ○蓼沼 聖昴,中出康一(名古屋工業大学)
               ====
(6) 15:00-15:13 一対比較行列の近傍を用いた整合性判定と集団AHPへの応用
    ○松野 修治,関谷 和之(静岡大学)
(7) 15:13-15:26 電気自動車専用急速充電器の最適配置問題
    ○山之内 亮介,○保田 将弘,佐々木 美裕(南山大学)
(8) 15:26-15:39 関東地方の耕作放棄地を利用した太陽光発電所の最適配置
    ○下村 航平,佐々木 美裕(南山大学)
(9) 15:39-15:52 反応抑制があるモデルのもとでのグループテストと効率的識別アルゴリズムについて
    ○石井 幸太,神保 雅一(名古屋大学)
(10) 15:52-16:05 排他制約付きナップサック問題に対する解法
    ○山崎 洋祐(名古屋大学),Riccardo Schiavoni(University of Bologna),
    Manuel Iori(University of Modena and Reggio Emilia)
    柳浦 睦憲(名古屋大学),Silvano Martello(University of Bologna)
               ====
(11) 16:15-16:28 Heuristics for the Rectilinear Block Packing Problem
    ○Yannan Hu,Hideki Hashimoto,Shinji Imahori,Mutsunori Yagiura(Nagoya University)
(12) 16:28-16:41 3次元箱詰め問題に対するbest-fit法の効率的実現法
    ○田中 勇真,川島 大貴,今堀 慎治,柳浦 睦憲(名古屋大学)
(13) 16:41-16:54 非対称情報下における部品調達問題
    ○水林 義博,鷹野 雅一,前田 隆(金沢大学)
(14) 16:54-17:07 シミュレーションによる多段階システムのかんばん枚数最適化
    ○田村隆善(愛知工業大学)
特別講演
17:30-18:05 「組合せデザインの情報通信への応用」
     神保 雅一先生(名古屋大学大学院情報科学研究科)
講演概要:
組合せデザインは、実験計画法にその応用が見出されてから数十年が経過しているが、その間、符号理論との関係、暗号への応用とその適用範囲が広がり、最近では、多元接続通信のための新たな組合せ構造の研究がなされている。また、量子符号との関係も研究が進んできた。
本講演では、これらの情報通信と組合せデザインの関係について言及し、組合せデザインの新たな研究動向について概説する。

学生優秀賞表彰式 18:05-18:15

備考: 特別講演,研究発表会とも参加費は無料です.
     また,プログラムにおいて○印は発表者です.

懇親会 18:30-20:30
 会場: 名古屋マリオットアソシアホテル15階「パーゴラ」
     〒450-0002 名古屋市中村区名駅1-1-4 TEL052-584-1101
 会費: 6,500円
 申込方法: こちらにアクセスいただき,「懇親会」の出欠の選択(○または×)をお願いいたします.

[3] 幹事会,実行委員会および運営委員会開催のお知らせ

以下のとおり幹事会,実行委員会および運営委員会を開催いたします.
幹事,委員の方々はここから出欠をお知らせください.

■日時:3月10日(土)
      10:15-11:10 幹事会
      11:15-11:35 実行委員会
      11:45-12:35 運営委員会
■会場:中部品質管理協会
     〒450-0002 名古屋市中村区名駅4丁目10番27号(第二豊田ビル西館8階)

支部講演会(2011)報告

2011年度の支部講演会が12月10日(土) 14:30-16:45に中部品質管理協会にて開催されました.近年の支部講演会は学会内外で長年活躍されてきた方々をお呼びしてお話をしていただく企画で,今回は以下の2件のご講演が行われました.

1件目は,尾崎 俊治先生 (南山大学)による「信頼性研究について」.先生の40年余に亘る広島大学および南山大学での研究活動について,お話をしていただきました.

2件目は,小和田 正先生 (名古屋工業大学名誉教授,OR学会フェロー)による「数学は何を研究する学問でしょうか」.これまでの数学の研究からいくつかの興味深いトピックスをお話ししていただきました.
 
講演会終了後,支部忘年会がパーゴラ@名古屋マリオットアソシアホテルにて開催されました.参加者の皆様お疲れさまでした.

日本OR学会中部支部ニュース2011年度 第4号

[1] 日本OR学会中部支部講演会と忘年会のご案内
[2] 第39回日本OR学会中部支部研究発表会の発表者募集
[3] 幹事会と運営委員会開催のお知らせ

—————————————————

[1] 日本OR学会中部支部講演会と忘年会のご案内

下記のように,支部講演会と忘年会を開催いたします.
ふるってご参加頂きたくお願い申し上げます.
忘年会につきましては,当日申し込みも可能ですが,予約の都合上出来る限り事前に申し込んでいただければ幸いです.

支部講演会
■日時:平成23年12月10日(土) 14:30-16:45
■会場:中部品質管理協会
  〒450-0002 名古屋市中村区名駅4丁目10番27号(第二豊田ビル西館8階)

■講演者: 尾崎 俊治先生 (南山大学)
 題目: 信頼性研究について
 講演概要:
 信頼性理論の研究は1965年のBarlow and Proschanの名著によって
 ひろく知られるようになった.その頃より主に確率モデルに関心があり,研
 究をしてきた.40年余に亘る広島大学および南山大学での研究活動につ
 いて述べる.

■講演者: 小和田 正先生 (名古屋工業大学名誉教授,OR学会フェロー)
 題目: 数学は何を研究する学問でしょうか
 講演概要:
 これまで数学の研究に携わって来ていながら、ずっと疑問に思って考えて
 来た、そして考えているトリビアルな題目に云う疑問について、私見をお
 話して恥さらしを致します。きっと聴いても一文の得にもならないでしょうが。

 
講演会終了後下記内容で支部忘年会を開催いたします.皆さん,ふるってご参加下さい.
参加人数に余裕があれば当日参加も可能ですが当日はシーズンのため会場が満員になる可能性が高いそうです.
参加される場合は,必ず事前申し込みをお願いします.
 
忘年会
■日時:平成23年12月10日(土) 17:00-19:00
■会場:パーゴラ
  名古屋マリオットアソシアホテル  
  〒450-6002 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号
  Tel.052-584-1111(代表)

■会費:6千円(予定)

■事前申し込み期日:2011年12月6日(火)

■事前申し込み先:
  中部品質管理協会 細見さんまでEメールでお願いします.
  E-mail:jun.hosomi[at]cjqca.com


[2] 第39回日本OR学会中部支部研究発表会の発表者募集

第39回日本OR学会中部支部研究発表会
■日時: 2012年3月10日(土) 14:00-18:00(予定)
■会場: 中部品質管理協会第1研修室
  名古屋市中村区名駅四丁目10番27号(第2豊田ビル西館8階)
  ※当日は特別講演も予定しております.
  ※学生(博士後期課程まで)の発表に対しては審査の上,
  優秀者への支部会表彰が計画されています.

■重要日程
  発表申し込み期日:2012年1月20日(金)
  発表原稿提出期日:2012年2月24日(金)


■発表申し込み
  発表を希望される方は,件名を「第39回中部支部研究発表会申し込み」
  として,
  1) 発表題目
  2) 著者氏名と所属
  3) 発表者氏名
  4) 連絡先 E-mailアドレス,電話番号
  を明記の上,下の発表申し込み用E-mailアドレスまでお送り下さい
  (1月20日(金)締め切り).
  申し込まれた方には必ずこちらから受付確認メールを送付します.

  ※発表時間については,質疑応答を含めて約15-20分を予定しておりますが,
  申し込み件数に応じて発表時間や研究発表会終了時刻が
  若干変更になる場合があります.あらかじめご了承下さい.

■発表資格について
  論文著者(ファーストオーサー,連名者)のいずれかがOR学会会員であること.

■発表原稿書式
  発表原稿は下記の書式に従って用意して下さい.
  ・A4サイズ4ページ以内,天地左右のマージン各20mm以上.
  ・題名の後に,氏名,所属,住所,E-mailアドレスを記載.

■発表原稿の送付
  発表原稿を PDF ファイルで作成し,
  件名「第39回中部支部研究発表原稿」

  として下記送付先までE-mailに添付してお送り下さい(2月24日(金)締め切り).
  なお,PDFファイルを作成する際には以下の点にご注意下さい.

  ・使用したフォントは全て埋め込んで下さい.
  ・ファイルサイズはおおむね1MB以下にして下さい.
  ・ページ数を入れないでください.
  ・モノクロ印刷を前提に作成してください.

■ 申し込み・原稿送付・問合せ先
  名古屋学芸大学 メディア造形学部 堀尾正典
  horio[at]nuas.ac.jp

[3] 幹事会と運営委員会開催のお知らせ

以下のとおり幹事会と運営委員会を開催いたします.
幹事,委員の方々は出欠を中部品質管理協会 細見さんまでEメールでお願いいたします.
  E-mail:jun.hosomi[at]cjqca.com

  ■日時:12月10日(土) 10:30-12:30 幹事会
   13:45-14:15 運営委員会
  ■会場:中部品質管理協会
  〒450-0002 名古屋市中村区名駅4丁目10番27号(第二豊田ビル西館8階)

第8回日本OR学会中部支部シンポジウム ルポ

  2011年9月9日13時30分より、WINC愛知(愛知県産業労働センター)15階の愛知県立大学サテライトキャンパスにて、第8回日本OR学会中部支部シンポジウムが「身近にあるスケジューリング問題」というテーマで開催されました。会場には臨時の椅子を増やすなど大変な盛況でした。シンポジウムはこの分野の最先端でご活躍される4人の先生方からご講演をいただけました。

  国立情報学研究所の宇野毅明先生からは「最適をめざさない最適化:勤務表作成にて」というテーマで、これからの研究の方向性の一つとして有効となるであろう、小規模なビジネスモデルに対するORと、その一つの事例である勤務表作成支援システムについてご紹介をいただけました。
  成蹊大学の池上敦子先生からは宇野先生のお話とリンクする形で、多くの訪問介護ステーションで必要とされる勤務計画を立案できる「訪問介護勤務スケジュール作成支援システムの構築」についてお話をいただきました。これはWeb上から誰でも利用できる完成度の高いものでした。
  名古屋大学の柳浦睦憲先生からは、「リアルタイムシステムのタスクスケジューリングにおける最適化」というテーマで、カーナビや家電製品など我々の身の回りにある多くの電化製品などで必要とされるコンピュータのタスクスケジューリングの最適問題について新しい研究を含めお話いただけました。
  京都情報大学院大学の茨木俊秀先生からは、「汎用スケジューリング・ソルバの試み」のテーマでご講演をいただけました。これは先生が中心となって長年研究され大きな成果を上げてこられた研究の一つですが、多くのスケジューリング問題を一気に実用的かつ身近なものとした研究であると改めて実感できるお話でした。

  シンポジウムは教員、実務家、学生など多くのOR研究者が集い、短い時間でしたが大変有意義な意見交換ができ、ORの研究と普及に大いに貢献ができたものではなかったかと思いました。
(実行委員会)

9月17日に公開研究会が開催されます

9月17日(土)に開催される公開研究会のご案内をお知らせします.
研究会に出席される場合には,お手数ですが下記連絡先までご連絡ください.

  *南山大学数理情報研究センター
  *suuri-common[at]nanzan-u.ac.jp

————— 引用 ここから ————
南山大学数理情報研究科・数理情報研究センターでは、文部科学省「オープン・リサーチ・センター整備事業」として、研究プロジェクト「都市の持続可能な繁栄のためのインフラストラクチャーの最適運用計画の策定と普及」を行っています。その2011年度第3回公開研究会を以下のとおり開催いたします。研究者、実務家の方々の参加をお待ちしています。

————————————————-
■日時:2011年9月17日(土)14:30~17:40
■場所:南山大学名古屋キャンパスB棟 B22教室
     〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18
     Phone/052-832-3111(代表)
     地図はこちらをご覧ください。

■問い合わせ先:南山大学数理情報研究センター
    〒489-0863 瀬戸市せいれい町27番地
    Phone/0561-89-2081
    E-mail/suuri-common[at]nanzan-u.ac.jp

■主催:南山大学数理情報研究科・数理情報研究センター オープン・リサーチ・センター
  共催:南山学会

■講師
  尾崎尚也氏(JR貨物)
  田口 東氏(中央大学)

■プログラム

<14:30 - 14:40>
研究プロジェクト代表者 伏見 正則氏(南山大学客員教授)
文部科学省「オープン・リサーチ・センター整備事業」、「都市の持続可能な繁栄のためのインフラストラクチャーの最適運用計画の策定と普及」研究プロジェクトについて 

<14:40 - 16:00>
尾崎尚也氏(JR貨物)

「貨物列車の運行と運用計画」

運用計画とは車両や運転士などのやりくりの計画のことである.これらの計画作成はいまだ人手で行われている部分が多い.
はじめに,貨物輸送と旅客輸送の違いを示しつつ貨物列車の運行の
特徴とともに列車を計画し運行させるまでの業務の流れを紹介する.つぎに,列車運行に関わるの業務のうち、機関車と運転士の運用計画について詳しく取り上げる.そして,JR貨物で行った運用計画作成システムの開発の内容および実務への導入に向けた課題について紹介する.また,運用計画に関わる業務へのOR手法の適用に関するこれまでの研究について紹介する.

<16:20 - 17:40>

田口 東氏(中央大学)

「PASMOでお買い物,電車でGo!」

通勤通学でよく利用される東京郊外の鉄道駅構内にある売店を取り上げ,商品が売れる状況を通常のPOSデータとしてではなく鉄道利用との関係に注目して整理する.売店利用客の母集団を,同時刻に駅にいる電車の乗降客と考えると,改札口通過記録によってそれを把握することが出来る.そして,
・乗降客を,利用が土・休日か平日か,乗車時か降車時か,年齢,性別,および対象期間中何回電車を利用したかを指標として,グループとする.
・交通データと結びつけることができた購買行動が,上記のグループによってどのように異なるのかを整理する.

客を年齢層,乗車・降車回数などでグループに分けて売り上げをみたとき,売上構成比が大きい理由は
・その属性の人が母集団の中に多く含まれる
・その属性の人が商品購入のために店に立ち寄ってくれる割合が高い
である.ここで,電車利用に関係する指標を属性として取り上げることによって,電車乗降客が駅の売店を積極的に利用してくれているかを知ることができる.

<18:00 - 20:00>
懇親会(懇親会に参加される場合のみ懇親会費が必要となります。
懇親会費:6,000円程度を予定)
会場は当日ご案内いたします。懇親会にご参加の方は、数理情報研究センター(suuri-common[at]nanzan-u.ac.jp)宛てにメイルでご連絡ください.