論文誌

年4号発行され,論文は学会アーカイブ集で無料公開されています.
報文集は,特定テーマに関する調査・研究の結果がまとめられ,具体的問題へのアプローチの手掛かりになります.

JORSJ【日本語】: https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jorsj/-char/ja/

JORSJ【英語】: https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jorsj

TORSJ【日本語】: https://www.jstage.jst.go.jp/browse/torsj/-char/ja/

TORSJ【英語】: https://www.jstage.jst.go.jp/browse/torsj

論文誌について論文投稿方法最終原稿作成方法

1.本誌の特色と沿革
本学会論文誌はオペレーションズ・リサーチ(以下ORと略)と経営科学に関する独創性のある論文を掲載し,ORの研究と応用の発展を目指す国際的学術雑誌です.英文論文を掲載する日本オペレーションズ・リサーチ学会論文誌(英文名:Journal of the Operations Research Society of Japan,略称JORSJ)と和文論文を掲載する日本オペレーションズ・リサーチ学会和文論文誌(英文名:Transactions of the Operations Research Society of Japan,略称TORSJ) の2誌があります.JORSJは1956年に外国語(主に英語)の論文誌として創刊され,1976年より日本語の論文も掲載されるようになりました.2004 年に和文論文誌(TORSJ)が創刊されました.これに伴い,2004年からJORSJは英文論文のみの論文誌となりました.2010年より,英文論文誌(JORSJ),和文論文誌(TORSJ)ともに電子ジャーナルとして本ホームページ上で無料公開されています.


2.投稿のお勧め
本誌は,理論,応用,事例に関する研究論文の他に,あるテーマあるいは分野の研究を体系化するサーベイ論文も掲載します.本誌は日本OR学会会員に限らず誰でも論文を投稿することができます.本誌は日本国内だけでなく外国からの投稿も歓迎いたします.投稿に関する詳しい説明は論文誌投稿規程を参照してください.2010年発行の論文誌より,OR学会個人会員の論文誌掲載料は無料となりました.奮ってご投稿下さい.


3.掲載分野
「本誌が扱う分野は,ORとその関連分野です.例えば,AHP,DEA,アルゴリズム,確率モデル,組合せ最適化,最適制御,データ解析,離散最適化,動的計画,経済,経営,教育,環境問題,エネルギー,施設計画,金融,予測,ファジー,グラフ理論,ゲーム理論,情報技術,在庫,数理計画,ネットワークフロー,組織論,ORの実施,プロジェクト計画,公共サービス,品質管理,待ち行列,信頼性,スケジューリング,リスク管理,探索,統計,確率過程,通信,交通などがあります.

この他にも,社会工学,経営工学などの分野,何らかの意味でORに関連している分野も含まれます.


4.論文誌編集委員会
本誌は論文誌編集員会によって論文の審査と編集が行われます.
2022年度の編集委員会は下記の構成です.

論文誌編集委員長 :牧野 和久(京都大学)
論文誌編集委員 :
増山 博之 (東京都立大学)
森口 聡子 (東京都立大学)
堀口 正之 (神奈川大学)
Xiaojun Chen (The Hong Kong Polytechnic University)
檀 寛成 (関西大学)
宮代 隆平 (東京農工大学)
松井 建二 (神戸大学)
フンドック・トゥアン (筑波大学)
朝日 弓未 (東海大学)
Jeon Haejun (東京理科大学)
佐藤 公俊 (神奈川大学)
脇 隼人 (九州大学)
小林 佑輔 (京都大学)
蓮池 隆 (早稲田大学)
塩浦 昭義(東京工業大学)
永野 清仁(群馬大学)
宮川 雅至(山梨大学)
奥野 貴之(成蹊大学)
岸本  信(千葉大学)
論文誌編集幹事 :
趙 宇 (東京理科大学)
中山舜民 (中央大学)
小林 健 (東京工業大学)
木谷 裕紀(九州大学)

論文誌編集顧問:刀根 薫,宮沢 政清,加藤 直樹,矢部 博,藤重 悟,山本芳嗣,山下 英明,水野 眞治,滝根 哲哉,村松 正和,土谷 隆

1. ウェブ投稿システム

日本オペレーションズ・リサーチ学会論文誌(JORSJ および TORSJ)では,2012年9月1日よりウェブ投稿システムに移行いたしました.

投稿者用マニュアル (日本語版)

Operation Manual for Author (in English)

[JORSJへの投稿] https://www.bunken.org/orsj/journal_e/applicant/login.html

[TORSJへの投稿] https://www.bunken.org/orsj/journal/applicant/login.html


2. 論文誌投稿用スタイルファイル

*図のepsファイルがブラウザによっては,psファイルとしてダウンロードされるので,その場合は拡張子の変更をお願いします.

英文投稿用 スタイルファイル <ejorsj-s2.sty>
英文投稿用サンプルpdf  prepare-sample.pdf
英文投稿用サンプルtex prepare-sample.tex
英文図のepsファイル

和文投稿用 スタイルファイル(文字コードはS-JIS)  <jjorsj-s2.sty>
和文投稿用サンプルpdf prepare-jsample-s2.pdf
和文投稿用サンプルtex prepare-jsample-s2.tex
和文図のepsファイル


3. 標準キーワード一覧表

英文論文 : 最初のキーワードの先頭文字のみ大文字,その他は原則として小文字で記述して下さい.最後のキーワードの後のピリオドは不要です.

AHP, algorithm, applied probability, combinatorial optimization, computer, control, data analysis, DEA, decision making, discrete optimization, dynamic programming, economics, education, energy, environment, facility planning, finance, forecasting, fuzzy set, graph theory, game theory, health care, information technologies, inventory, linear programming, logistics, maintenance, manufacturing, marketing, Markov process, mathematical modeling, network flow, nonlinear programming, optimization, organization theory, OR practice, project planning, public service, quality control, queue, reliability, risk management, scheduling, search, simulation, statistics, stochastic optimization, system dynamics, telecommunication, transportation

和文論文:

AHP, DEA, アルゴリズム, 意思決定, エネルギー, ORの実施, 確率過程, 確率的最適化, 確率モデル, 環境間題, 教育, 金融, 組合せ最適化, グラフ理論, 経営, 計算機, 経済, ゲーム理論, 公共サービス, 交通, 最適化, 最適制御, 在庫, 施設計画, シミュレーション, 信頼性, 情報技術, 数埋計画, 数理モデル, スケジューリング, 線形計画, 組織論, 探索, 通信, データ解析, 統計, 動的計画, ネットワークフロー, 非線形計画, 品質管理, ファジー, プロジェクト計画, 保健, マーケティング, 待ち行列, マルコフ過程, 予測, 離散最適化, リスク管理, ロジスティック


4. 論文誌投稿規程 についての補足

論文投稿の条件 b:
投稿時点ですでに他の学術雑誌・著書に掲載された(掲載予定,投稿中も含む)論文と一部でも内容に重複がある論文は受付けない.また,Conference, Symposium, Workshop等のproceedings(論文集)に掲載された(掲載予定,投稿中も含む)論文と一部でも内容に重複がある論文を投稿する場合は,投稿時に「掲載済み論文との相違点(様式自由,掲載済み論文との内容の違い,掲載済み論文またはそれを閲覧できるWebページを記載)」を添付する.この場合,受付の可否は編集委員長が判断する.

論文投稿の条件 c:
論文投稿時のページ数は,原則として25頁以内とする.25ページを超過する場合,投稿時に「ページ上限を超過する理由書(様式任意)」を添付する.この場合,投稿の受付の可否は編集委員長が判断する.(ただし,JORSJに投稿されるサーベイ論文については,ページ数の制限を設けない.)

審査規程:
論文の採否は,原則として編集委員および編集委員会が指名する複数のレフェリーの意見にもとづき,編集委員長が決定する.原著論文は,論文の独創性,証明や論述の信頼性,理論,応用,事例における有用性を審査基準とする.理論,応用,事例における有用性については,いずれか一つの項目に有用であれば,他の有用性は問わない.
サーベイ論文は,あるテーマあるいは分野の研究について,多数の論文が紹介されていること,これらの論文が体系化されていること,他の分野の研究者にも理解できるように書かれていることが必要であり,ORの今後の研究の発展に対する貢献度を審査基準とする.

採否の通知:
編集委員会は論文の採否が決定した後,すみやかに著者に通知する.採否の判定には,無条件採択,条件付き採択,照会後再審査,返戻の4つがある.なお,無条件採択の場合に,著者に軽微な修正を要請することがある.また,条件付き採択には編集委員が修正箇所を確認する場合と,再査読を行う場合がある.なお,判定の如何に関わらず投稿された論文は著者に返却しない.

審査期間:
論文の審査期間は,新規投稿の場合は3ヶ月を目標とし,再投稿の場合は2ヶ月を目標とする.

不採択論文の再投稿について:
論文のタイトルに関わらず,OR学会論文誌の審査で不採択となった論文と同一内容の論文の投稿は認めない.ただし,大幅に修正が行われた場合は,修正内容を説明した「不採択論文との相違点(様式自由)」を添えて投稿することができる.この場合は,受付の可否は編集委員長が判断する.


5. 掲載料
・連絡先著者がOR学会個人会員である場合,掲載料は無料である.
・連絡先著者が非会員である場合は,原則として次に記す掲載料を支払う.
固定額6,000円に加えて,掲載論文が15頁以内ならば1頁あたり3,000円,16頁以上ならば超過分1頁あたり5,000円とする.
(ただし,招待されたサーベイ論文については非会員であっても掲載料を無料とする.)

最終原稿作成用ダウンロード

最終原稿作成用 TeX style file はこちらからダウンロードできます.
*図のepsファイルがブラウザによっては,psファイルとしてダウンロードされるので,その場合は拡張子の変更をお願いします.

英文最終原稿作成用 スタイルファイル ejorsj-s2.sty <ejorsj-s2.sty>
英文最終原稿見本pdf sample.pdf
英文最終原稿作成サンプルtex sample.tex
英文図のepsファイル

和文最終原稿作成用 スタイルファイル(文字コードはS-JIS)  jjorsj-t4.sty <jjorsj-t4.sty>
和文最終原稿見本pdf jsample-t4.pdf
和文最終原稿作成サンプルtex jsample-t4.tex
和文図のepsファイル


最終原稿の提出

論文が採択され,掲載予定が決まると,論文の著者に掲載のための最終原稿を提出して頂きます.この最終原稿はJORSJ編集委員会が用意したスタイルファイルを使用し,LaTeX 2e(または,LaTeX)文書で作成してください.本文のTeXファイル, 図のファイル, 論文のpdfファイル(使用したスタイルファイルも一緒に)を, 原則として全て一つのフォルダにまとめ,これをlzhやzipなどの圧縮した形でメールに添付して提出して下さい.

・TeX file は1つにまとめてください.(*.tex というファイルを複数作らないでください.)
・図は,eps形式にしてください.
・冊子体は白黒印刷となりますことを,ご了解ください.

ご提出頂いた最終原稿を使ってJORSJ編集委員会が印刷原稿(ページ番号やヘッダーを入れたもの)を作成します.この作成の際にスペース等の微調整があることをご了承ください.著者には,この印刷原稿の確認をして頂きます.

最終原稿の作成については, 日本OR学会事務局に依頼することもできます.この場合には,1ページ当たり約4000円のLaTeX原稿作成代金がかかります.


最終原稿(LaTeXファイル)作成の手引き

文書幅,行間や文節のスペースなど基本的な設定はスタイルファイルで設定されています.やむを得ず局所的に変更する場合を除いて,これらの設定を変更しないでください.
・ \vspace, \newpage などによる強制スペース,強制改ページは極力行わないでください.
・ 英文論文の場合,全角文字を論文中に使用しないで下さい.

1.ファイル名: JORSJ01-30.TEXのようにJORSJに論文番号を付ける.ファイル識別子はTEXとする.

2.用紙とフォント(本文):
A4で12ptを使用する.ページ番号は不要.(上記スタイルファイルを使用すると自動的に入りません.)
LaTeXスタイルの記述については,スタイル設定ファイルに詳細な説明がある.

3.タイトルページ:
タイトルは,\titleコマンドを使い,英文の場合には全て大文字とする.
著者名は,\authorコマンドを使い,標準体.(日本語の場合,姓と名の間に半角スペースを入れる.)
所属はイタリック体とし,大学,会社,団体等の名称のみ.(日本語の場合,イタリック体は使用しない.)
日付は,\dateコマンドを使い,\date{( )}とする.ここには事務局で受理と改訂の日付を入れる.例 (Received January 31, 2000; Revised August 15, 2002)
アブストラクトは,\begin{abstract}と\end{abstract}を使って記述する.
キーワードを,\keywordコマンドにより,キーワード作成要項に従い作成する.

4.節と小節の見出し: ボールド体にする.
節(section)は,\sectionコマンドを使い,英文の場合には,すべての語の頭文字のみ,大文字にする.(ただし,接続語・冠詞・前置詞は小文字でよい.)
小節(subsection)は,\subsectionコマンドを使い,英文の場合には先頭語の頭文字のみ大文字にする.

5.最終ページ: 論文最終ページにCorresponding Author 1名の連絡先を印字する.
電子メールアドレスにはタイプライター体を用いること.サンプル参照.

6.句読点: 日本語の場合,句読点は“. ,”でなく,“. ,(全角)”を用いること.

7.数式番号: 数式は基本的に中央揃えするが,(不)等号などが続く場合は(不)等号の位置を揃える.
式番号は通し番号(1), (2), (3)・・・または,2段落の番号(1.1), (1.2), (1.3), ・・・として式の右側に置く.
本文中で引用するとき,Eq.(1), Eq.(2)のように略さず,Equation (1)と書いて下さい.

8.図: 可能な限り小さくまとめ,本文中の適切なスペースに配置する.
図番号はFigure 1, Figure 2 (日本語の場合は図1,図2) というように通し番号をつる.
キャプションはできるだけ完結性の高い内容にし,図の下側に配置する.
キャプションはコロン(:)に続けて記入し,先頭語の頭文字のみ大文字にする.
キャプションの最後にピリオドはつけない.
本文中で引用するとき,Fig.1, Fig.2のように略さず,Figure 1と書いて下さい.

9.表: 可能な限り小さくまとめ,本文中の適切なスペースに配置する.
表番号はTable 1, Table 2 (日本語の場合は,表1,表2) というように通し番号をつける.
キャプションはできるだけ完結性の高い内容にし,表の上側に配置する.
キャプションはコロン(:)に続けて記入し,先頭語の頭文字のみ大文字にする.
キャプションの最後にピリオドはつけない.

10.参考文献:

JORSJにおける和文論文の引用は英訳し,(in Japanese)と記載する.
参考文献の引用は,\citeコマンドを使用する.

著者名(family name)のアルファベット順に通し番号を[1], [2],・・・のように付ける.
第1著者が同じ文献が複数ある場合は,2番目以降の著者のアルファベット順に並べる.
著者が同じ文献が複数ある場合には,発表年の古い順に並べる.

和文論文においても,括弧,カンマ, コロンなどの区切り記号は半角のものを用いること.
参考文献は和文,英文を一緒にして,著者名(Family name)のアルファベット順に並べる.
イタリック体は使用しない.

書籍の場合・・・著者名: 書籍名 (発行所, 発行年).
雑誌の場合・・・著者名: 標題. 雑誌名, 巻 (年), ページ.
報文集の場合・・・著者名: 標題. 編者名 (eds.): 報文集名 (発行所, 発行年), ページ.
著者名及び編者名など人名の最後はコロン(: )で区切る.
著者名はfamily nameを後にする.例 M. Kojima, P.D. Welch・

標題の後はピリオド(. )で区切る.
標題は先頭語の頭文字のみ大文字とする.(ただし略号は除く.例 AHP)・

書籍名,雑誌名,報文集名はできるだけ省略しないでイタリック体で明示し,すべての語の頭文字のみ
大文字とする. (ただし接続語,冠詞・前置詞は小文字でよい.)
(日本語表記の場合,イタリック体は使用しない.)

巻はボールド体.号(No.)の記載は省略してよいが,記載する場合は,巻-号(ともにボールド体) とする.  例 Vol.1, No.2, 2000の場合,1-2 (2000),

書籍および報文集の発行所や発行年は括弧“( )”の中に入れる.括弧の中はカンマ(, )で区切る.

ページについては,ppは書かない.その前にカンマと半角スペースを入れる.
例 (2006), 198–204あページの間はバー (-) ではなく,ハイフン (–) を使用.

個々の文献の最後にはピリオド(. )をつける.

注意: 手引きに合わない最終原稿をご提出いただいた場合は,短期間で打ち直しをしていただきます.
ご提出日によっては,論文掲載号が遅れる場合もありますのでご注意下さい.
また,掲載論文の制限が25ページまでとなっていますので,ご注意下さい.