講演概要:都市のサステイナビリティに向けて、スマート・シティが大きな役割を果たすことが期待されている。関連する様々な科学技術の知識を統合し、大学、産業、公的機関などを含めたステークホルダーが連携してイノベーションを創出することが重要となっている。特に近年はInternet of Things (IoT) 、AIなどを活用して、大量のデータを入手し分析することが可能になりつつあり、それをどのように活用することができるかが大きな課題である。日本、中国、米国などにおけるイノベーション・システムの比較分析と評価を踏まえながら、将来に向けた国際的な協力の可能性について、公共政策、企業戦略、制度設計の観点から検討する。