【開催案内】2026年度第1回ORセミナー「競技プログラミングと OR: 研究と実務に活かす競プロスキル」

『競技プログラミングと OR: 研究と実務に活かす競プロスキル

開催趣旨:近年、競技プログラミングは、その教育的効果や実社会における有用性の観点からも注目を集めています。本セミナーでは、競技プログラミング自体の面白さに加え、それを通じて培われる能力や技術に着目し、その意義を広くご紹介します。あわせて、競技プログラミングを通じて育成された人材が、研究や企業等の各分野においてどのように活躍し、その力がどのように活用されているかをご紹介します。
日 時 2026年6月4日(木) 13:00~17:30
会 場:フューチャー株式会社(JR 大崎駅 Think Park Tower 9F)
〒141-6090 東京都品川区大崎 2-1-1
https://www.thinkpark.jp/access/index.html

コーディネータ:高澤 兼二郎(法政大学)
司 会山口 勇太郎(大阪大学)
定 員: 50名(定員になり次第締め切らせていただきます。)

プログラム

13:00~13:05 開会の挨拶

山口 勇太郎(大阪大学)

13:05~13:50 セッション1  競技プログラミングのこれまでと、AI 時代におけるその価値

講師:秋葉 拓哉 (Sakana AI)
概要:競技プログラミングは,問題の構造を見抜き,計算量を意識しながら解法を設計し,実装・検証を繰り返す訓練の場です。そこで培われる力は,OR における数理モデリングやアルゴリズム設計,プロトタイピングとも密接に関係しています。近年は AI,とりわけ推論能力を重視する言語モデルの評価・学習の文脈でも競技プログラミングが注目されるようになりました。本講演では,講演者自身の経験も踏まえつつ,競技プログラミングの発展を振り返りながら,今 AI の世界で起きていることや,AI 時代において競技プログラミングがどのような価値を持つようになったのかについてお話しします。

13:55~14:40 セッション2 計画最適化ベンチャーと競技プログラミング人材

講師:松尾 充 (ALGO ARTIS)
概要:ALGO ARTIS は、「社会基盤の最適化」をビジョンとし、サプライチェーン全体の計画最適化に取り組んでおります。ALGO ARTIS 社員の半数以上は競技プログラミング経験者であり、多くの競技プログラミング人材が様々なロールで活躍しています。本セッションでは、ALGO ARTIS という計画最適化に特化したベンチャー企業において競技プログラミング人材がどのように活躍しているか紹介します。

15:00~15:45 セッション3 競技プログラミングと研究室運営

講師:澄田 範奈(東京科学大学)
概要:競技プログラミングを通じて培われる能力は,組合せ最適化やアルゴリズム理論の研究においても有用である.しかし,競技プログラミング経験をもつ学生を研究へつなぐには,教員による適切なサポートが欠かせない.本講演では,競技プログラミング経験のある学生が自身の能力を研究に活かせるようにするための支援や研究室づくりの工夫について,講演者の実体験を交えながら議論する.

15:50~16:35 セッション4 競技と研究における「アルゴリズム」

講師:隈部 壮 (Cyber Agent AI Lab)
概要:競技プログラミングとアルゴリズムの理論研究は、どちらもアルゴリズムを設計するという点で共通しています。本発表では、競技者と研究者の両方を経験した立場から、両者の類似点や相違点に関する所感を紹介します。また、一方で用いられるテクニックの他方への応用事例についても紹介します。

16:40~17:25 セッション5 ゼロからの最適化チーム立ち上げと社会実装のリアル

講師:塚本 祥太(フューチャー株式会社)
概要:デジタル技術の進化は加速を続けており、業務のデジタルシフトやデータ基盤の整備は拡大しています。データの入手・保管コストは劇的に下がっていく中、理論に基づいた汎用性の高いアプローチでの解決から、潤沢なデータやリソースを活用し個別具体の課題を直接解くアプローチへとシフトしており、それを実現できる人材の需要が急速に高まっています。講演者は、8 年前にゼロベースで最適化チームを立ち上げ、小規模案件の開拓から大規模システムでの最適化エンジンの構築までを手掛けてきました。本講演ではその実践知を基に、数理最適化技術の社会実装に関して、採用市場・組織体制・市況感なども含め横断的にお話しします。

17:25~17:30 閉会の挨拶、アンケート記入

山口 勇太郎(大阪⼤学)

参加申込について

参加費(電子テキスト代込み)正会員(シニア会員・特別会員含む)・名誉会員・賛助会員 4,000円、学生会員1,000円、協賛学生会員 4,000円、非会員(一般)8,000円、非会員(学生)1,500円。
※セミナー参加費は、会員区分に関わらず「課税(税込)」です。
※参加費の返金には応じられない旨、ご了承ください。
※紙テキストのご希望には応じられない旨、ご了承ください。

申込および支払方法OR学会WEB 「ORセミナー」 https://smms.kktcs.co.jp/smms2/event/orsj/92 からお申し込み・お支払いください。

申込および支払締切:2026年5月22日(金)

主催:日本オペレーションズ・リサーチ学会
協賛学会:日本経営工学会(JIMA)、日本品質管理学会(JSQC)、日本信頼性学会(REAJ)、研究・イノベーション学会(Jsrpim)、日本設備管理学会(SOPE-J)、経営情報学会(JASMIN)、プロジェクトマネジメント学会(SPM)