2021年12月11日(土)に関西支部主催の
「2021年度日本OR学会関西支部シンポジウム」を下記要領にて開催いたします.
皆様奮ってご参加くださいますようよろしくお願いいたします.
参加をご希望の方は下記の Google フォーム
https://forms.gle/ghr1cVWRceyXea2q7
より 12月8日(水) までに登録をお願いいたします.
なお,新型コロナ感染拡大状況によりZoom形式のみでの開催に変更したり,
現地会場に入場制限を設けることがございます.ご了承ください.
多くの皆様方のご参加をお待ちしております.
========================================
2021年度日本OR学会関西支部シンポジウム
「確率モデルの躍動」
========================================
■日時:2021 年 12 月 11 日(土)13:30-17:30
■開催形式:現地およびZoomによるハイブリッド形式
■現地場所:中央電気倶楽部 511号室
〒530-0004 大阪府大阪市北区堂島浜2丁目1?25
https://www.chuodenki-club.or.jp/
■参加費:無料
■プログラム
13:30-13:35 開会挨拶
13:35-14:25 <講演1>
講演者:芝田 隆志氏(東京都立大学)
講演題目:Investment, financing, strategic debt service, and formal bankruptcy
講演要旨:
We study the interaction between a firm’s financing and investment decisions
in a dynamic contingent claim model, where the firm has the options of debt
restructuring privately and formal bankruptcy during the financial distress.
Our study shows that a decrease in the residual value at formal bankruptcy
enables the firm to be likely to prefer the debt with restructuring
privately, and to decrease the option value of the project, which leads to
an increased debt issuance and a delayed investment. Our results fit well
with empirical findings. This study is a joint work with Michi Nishihara
(Osaka U) and Yuan Tian (Ryukoku U).
14:30-15:20 <講演2>
講演者:三好 直人氏(東京工業大学)
講演題目: ヌヴーの交換公式とそのクラスタ型無線ネットワークの解析への応用
講演要旨:
ヌヴーの交換公式は,定常点過程のパルム解析における基本公式の1つであり,
2つの点過程それぞれのパルム分布による表現を結びつけるものです.この公
式の1次元点過程版は待ち行列の解析等にも広く用いられていますが,それを
多次元空間点過程に直接拡張した形の式は残念ながらあまり使い勝手が良いと
は言えません.本講演では,一般化した形の空間点過程版ヌヴーの交換公式を
紹介し,それが無線ノードが密集して配置しているようなクラスタ型無線ネッ
トワークの解析に有用であることを示します.
(休憩15分)
15:35-16:25 <講演3>
講演者:土肥 正氏(広島大学)
講演題目:独立な並列コンポーネントシステムに対するグループ取替問題
~ポアソン2項分布の計算アルゴリズムとその周辺~
講演要旨:
各コンポーネントの寿命分布が独立であるが同一でないような、基本的では
あるが一般的なシステムに対して、期待費用を最小にする最適グループ
取替問題について考察する。特に、期待費用を陽に表現できない場合に対し、
ポアソン2項分布の効率的な計算アルゴリズム並びに近似アルゴリズムを
適用し、複数の最適グループ取替方策を比較する。
16:30-17:20 <講演4>
講演者:開沼 泰隆氏(東京都立大学)
講演題目:グローバル・クローズド・ループ・サプライ・チェーン・モデルの設計
講演要旨:
使用済み製品の再製造を含むクローズド・ループ・サプライ・チェーン(CLSC)の
確率的モデルの設計方法について報告する.特に,日本と海外で製造/再製造を行う
グローバル・サプライ・チェーンおける生産,回収,分解,再製造,販売の過程を
モデル化し,リードタイム,輸送費,関税,移転価格等の影響について考察を行い,
日本から再製造のために輸出される回収製品比率について検討を行った.グローバル
CLSCの戦略として大変興味深い結果を紹介する.なお,本研究は Stephen M. Disney 氏
(University of Exeter Business School) との共同研究である.
17:20-17:25 閉会挨拶
■参加申し込み
https://forms.gle/ghr1cVWRceyXea2q7
からお申し込みください. 締切: 2021 年 12 月 8 日 (水)
===========================
Zoom情報はご登録頂きましたメールアドレス宛に後日送付させて頂きます。
■問い合わせ先:
大阪府立大学大学院工学研究科 北條仁志
E-mail: hojo@cs.osakafu-u.ac.jp
=======================