第61回部会報告

日時:
3月17日(土) 13:00〜17:00
場所:
東京理科大学(理窓会館・3階会議室)
出席:
33名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Gated LiPS規律を持つM/G/1待ち行列について」
    馬場 裕(横浜国大)

    ポアッソン到着で、LiPSサービスを行うゲート付き待ち行列の系内人数分布と平均応答時間を計算した。
  2. 「Poisson point processの汎関数の極限定理」
    山田敬吾(筑波大学)

    マルコフ過程の関数を複合ポアッソン過程で積分して得られる確率過程が、適当な標準化のもとで、拡散過程に収束することを証明し、標準化の係数を求める手順を与えた。ダムと待ち行列への適用例も論じた。
  3. 「M/G/1からの出力分布」
    石川明彦(岩手大学)

    M/G/1(N)型待ち行列における客の退去間隔過程の依存性が、待合室の大きさNとどのような関係にあるかを論じた。特に、M/M/1(N)の場合には、退去間隔の結合密度関数が、到着率とサービス率について対称となっていることを証明した。
  4. 「企業情報ネットワークの構成法」
    大前義次、渡辺篤(筑波大学)

    情報ネットワークについて、最適な回線配置を設計する方法について論じた。トラヒック情報、回線利用料などのコストが与えられたとき、遅延時間を基準値以下にするという条件の下で、総コストを最小にするネットワークを選ぶアルゴリズムを提案し、既存の方法との比較を行った。
  5. 「タンデムキューのSeparabilityをめぐって」
    牧野都治(東京理科大)

    日本における待ち行列研究の歴史について説明するとともに、タンデムキューのSeparabilityの研究の発展について述べた。なお、Separabilityとは、タンデムキューの1段目の退去間隔を独立と見なして2段目の入力としても、2段目の待ち人数分布が不変であることをいう。
  6. 「閉鎖型待ち行列とスケジューリングに関する2つのトピックス」
    川島 武、桑原 茂、藤倉 正(防衛大学)

    2つのノードを持つ閉鎖型待ち行列で、1つのノードのサービス率が、周期的に変わる場合に、1周期の平均待ち人数等を計算した。次に、N個の仕事を3台の機械で行う場合のスケジューリング問題を、分枝限定法で解く場合について、計算量を減らして準最適な解を求める方法について論じた。
  7. 「M/M/s(t)と資源切り出し型待ち行列」
    逆瀬川浩孝(筑波大学)

    サーバー数が一定で、客が異なる数のサーバーを要求する資源切り出し型待ち行列について、サービス中の客の数(多重度)に注目した近似モデルを作り、系内客数の分布を近似的に求める方法を提案した。数値例により、この近似の精度が、かなりよいことを示した。

1990年03月17日

第60回部会報告

日時:
2月24日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京理科大学(理窓会館・3階会議室)
出席:
27名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「ATM網におけるセルレベルの品質制御の一検討」
    能上慎也(NTT研究所)

    音声、画像などバースト性と品質要求の異なるメディアを入力とするATM網の待ち行列によるモデル化とその性能評価方法について論じた。各メディアに対する制御方式の比較も行った。
  2. 「時間制御トークンリングの解析」
    高木英明(IBM東京基礎研究所)

    トークンリングにおいて、優先呼と普通呼の2種類の入力がある場合に、普通呼の送信権をサービスノードが送信権を得るまでに要した時間によって動的に制御するモデルを作った。スループットと平均待ち時間を数値計算により求め、この制御方式の妥当性を論じた。

1990年02月24日

第59回部会報告

日時:
1月20日(土) 13:00〜16:00
場所:
東京理科大学(理窓会館・3階会議室)
出席:
26名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「複数クラスの交換タスク処理方式のトラフィック解析」
    片山勁(NTT研究所)

    多種類の客が、ネットワーク上を、それぞれに、与えられた経路を動き、1人のサービス係が、各窓口を動き回るモデルについて、待ち人数ベクトルの解析を行った。また、コストを考えたとき、サービス係の巡回順序に、c/μルールが成り立つことを証明した。
  2. 「PASTA, ASTA and Anti-PASTA ; Event conditional intensity approach および東欧待ち行列事情」
    宮沢政清(東京理科大)

    ポーランドで今年の1月4日より10日まで開かれた国際シンポジウム Queueing Theory and related topics の参加報告を行った。次に、任意時点と客の到着など特定の時点での待ち人数などの分析が一致する(ASTA)ための必要十分条件を、その時点列からなる点過程の条件付強度により与え、その結果の応用について論じた。

1990年01月20日

第58回部会報告

日時:
12月16日(土) 13:00〜16:00
場所:
東京理科大学(理窓会館・3階会議室)
出席:
25名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「離散時間優先権待ち行列モデルの解析法について」
    高橋敬隆(NTT研究所)、橋田 温(筑波大学)

    2種類の客を持つ離散時間型優先権付き待ち行列モデルを、サービス係が、休みを取るM/G/1待ち行列モデルについての分解定理を用いて解析した。種類ごとの客の待ち時間の母関数を求めることができた。
  2. 「Attained waiting timeについて」
    山崎源治(都立科学技術大学)、宮沢政清(東京理科大)、逆瀬川浩孝(筑波大学)

    サービス中の客の、到着してからの経過時間を、Attained waiting time と呼ぶ。この経過時間に関して、最近の結果をまとめるとともに、平均がサービス規律によらないこと、単一窓口系では、各種の規律に関して、凸順序関係が成り立つことを示した。

1989年12月16日

第57回部会報告

日時:
11月18日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京理科大学(理窓会館・3階会議室)
出席:
19名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Quasi stationary distributions in phase type queues」
    木島正明 (筑波大学)

    位相型の単一窓口待ち行列について、待ち人数が0にならないという条件の下での待ち人数の極限分布が、入力密度が1より小さいときに存在することを証明した。
  2. 「Performance Analysis of Statistical Multiplexer with Control on Inputs or Servise Rates」
    山田博司、町原文明(NTT研究所)

    音声、画像などの多種類のデータを扱うATMネットワークシステムの性能評価のために、複合位相型マルコフ再生過程をデータの到着過程とする単一窓口モデルを提案し、データ数などの定常分布の数値計算法について論じた。

1989年11月18日

第56回部会報告

日時:
9月16日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京理科大学(理窓会館・3階会議室)
出席:
25名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「3次元の待ち行列問題について」
    片山勁(NTT研究所)

    待ち行列モデルの未解決の問題の中に、待ち行列が3本以上の場合が多いことを指摘し、待ち行列が2本以下の場合との解析の違いについて、境界値問題を例にして説明した。また、3次元の問題を2次元に変換することにより解決できる例を示した。
  2. 「On the existence of quasi-stationary distributions in Markov chains with a denumerable infinity of states」
    木島正明(筑波大学)

    離散型の状態を持つマルコフ連鎖で、ある状態の集合には入らないという条件のもとでの状態の極限分布を、準定常分布と呼ぶ。R-transientの場合に、準定常分布が存在するための十分条件を与え、既存の結果が拡張できることを示した。また、待ち行列問題への応用についても触れた。

1989年09月16日

第55回部会報告

日時:
7月15日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京工業大学(経営工学科会議室)
出席:
20名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「On speeds of aggregation/disaggregation method」
    高橋幸雄(東工大,東北大)

    マルコフ連鎖の定常分布の数値計算のための Aggregation/Disaggregation法について、収束の速さを通常の Power法と比較し、効率がよくなることを数値的に示した。さらに効率を高めるための状態の分類法についても述べた。
  2. 「Structured priority queue with batch arrivals」
    高橋敬隆(NTT研究所)、高木英明(IBM東京研究所)

    2種類の客が集団到着する優先権付きM/GI/1待ち行列で、到着した集団の客のタイプごとの人数に相関がある場合について、待ち時間分布を求めた。また、平均待ち時間については、n(≧2)種類の場合も計算した。

1989年07月15日

第54回部会報告

日時:
6月17日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京理科大学(理窓会館・3階会議室)
出席:
25名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「M/G/1/N vacation model の解析」
    高木英明(IBM東京研究所)

    待合室が有限の M/G/1 待ち行列でサーバが休みを取るモデルについて、スループット、平均待ち時間、待ち時間分布などを各種の方法で解析した。
  2. 「Some open questions regarding bounds for queues」
    R. W. Wolff(カリフォルニア大)

    待ち行列モデル GI/GI/1、M/GI/c、GI/GI/c などの平均待ち時間について、4つの証明されていない不等式を紹介し、その背景について説明した。

1989年06月17日

第53回部会報告

日時:
4月15日(土)
場所:
東京理科大学(理窓会館・3階会議室)
出席:
28名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「An Exact Aggregation for Inventory Distribution in an Automatic Warehousing System」
    山下英明(上智大学)、大谷 浩(日本電気)、鈴木誠道(上智大学)

    自動倉庫の在庫量をマルコフ連鎖によりモデル化し、その定常分布を数値的に求める場合、状態のAggregationにより方程式の数を大幅に減らすことができることを示した。
  2. 「サービス規律と待ちについて」
    山崎源治(都立科技大)

    単一窓口待ち行列で、残りサービス時間が変わらないサービス規律のクラスの中で最適な規律についてこれまで得られた結果をサーベイした。また、ある関係式により多くの結果が説明できることを示した。

1989年04月15日

第52回部会報告

日時:
3月18日(土)
場所:
東京理科大学理窓会館・4階会議室
出席:
28名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「M/G/1 vacation model の退去過程について」
    下川信祐(NTT研究所)

    M/G/1型待ち行列でサーバーが処理を休止する3種類のモデルに対して、客の退去間隔の平均と分散を計算した。
  2. 「Note on the stability of closed network queues」
    K. Sigman(Columbia大)

    閉鎖型待ち行列網の定常状態への各種の収束に対する十分条件を与えた。
  3. 「On the interchangibility and stochastic ordering of exponential queues in tandem with blocking」
    X. Chao、M. Pinedo and K. Sigman(Columbia大)

    2段の指数サービス直列型待ち行列で中間待合室が有限の場合にサービス分布を入れ換えても出力過程は変わらないことを証明した。
  4. 「The truncation formulas for M/GI/1/k, GI/M/1/k queues and their application to the comparison of loss probabilities」
    宮沢政清(東京理科大)

    MX/GI/1/kとGI/MX/1k待ち行列の待ち人数分布に対し測度によるtruncation表現を与え、同一の入力密度をもつ場合に、呼損率がサービス時間や到着時間間隔分布のconvex orderに関して増加することを証明した。

1989年03月18日

第51回部会報告

日時:
2月18日(土)
場所:
東京理科大学理窓会館・3階会議室
出席:
27名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「On optimal arrangement of servers in tandem queues with blocking」
    山崎源治(都立科技大)、逆瀬川浩孝(筑波大)、J.R. Shanthikumar(UCB)

    中間バッファーを持たない直列型生産システムで、生産率を最大とするステーションの並べ方について、いくつかの簡単な最適配置ルールを提案した。理論および数値計算による検証を行ない、その有効性を示した。
  2. 「バースト到着のある待ち行列-ATMトラヒックの解析」
    潘煥旭、岡崎引幸、紀一誠(日本電気 C & C研)

    ATMでセルが単一窓口にバースト到着するモデルを集団到着待ち行列を利用して解析し、平均系内セル数を求めた。また、セル数の補分布を使って、バッファー数が有限の場合のセルの棄却率を近似的に計算した。

1989年02月18日

第50回部会報告

日時:
12月17日(土)
場所:
東京理科大学理窓会館・3階会議室
出席:
31名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「トランスファーライン制御について」
    大野勝久(名古屋工業大学)

    マルコフ決定過程を用いてトランスファーラインおよびFMSで各種の費用を考えた場合の最適な部品交換時期を求める方法を与え、簡単な例で計算を行なった。
  2. 「マルコフ変調ポアッソン過程(MMPP)について」
    高橋敬隆(NTT)

    セミマルコフ過程の特殊な場合である、マルコフ変調ポアッソン過程が強および弱再生過程となる条件を調べた。特に、強再生過程となる、すなわち、すべての初期分布で再生過程となる場合には必要十分条件を与えた。

1988年12月17日

第49回部会報告

日時:
11月19日(土)
場所:
東京理科大学理窓会館・3階会議室
出席:
30名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「待ち行列システムの制御問題への応用のための適応型Markov決定過程」
    大西匡光(京大工学部)

    離散時間マルコフ決定過程の各種のモデル、特にパラメトリック・ベイズおよび非ベイズモデルの解法について詳細な総合報告を行った。
  2. 「均衡過程、更新事象法、そしてその待ち行列への応用」
    中塚利直(都立大)

    待ち行列モデルに関する確率過程、たとえば、待ち人数過程などに対して、均衡過程と呼ばれる初期条件の影響を取り除いた確率過程が存在するための十分条件を与えた。また、定常過程の存在に関する既存の結果が、均衡過程により、簡単に説明できることを示した。

1988年11月19日

第48回部会報告

日時:
10月15日(土)
場所:
東京理科大学大学理窓会館・3階会議室
出席:
34名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Duality and Other Results for M/G/1 and GI/M/1 Queues, via New Ballot Theorem」
    Robert B. Cooper(Florida Atlantic大)

    Ballot TheoremをM/G/1待ち行列モデルへ適用して、与えられた初期条件の元での busy period の長さやサービス人数の分布を計算した。また、Dualityを利用して、GI/M/1に対しても同様な方法が使えることを示した。
  2. 「Invariance Relations in Single Server Queues with LCFS Queue Discipline」
    山崎源治(都立科学技術大)

    後着順サービスの単一窓口待ち行列で任意時点と客と退去時点の待ち人数分布の関係を調べ、GI/M/1の時と同じ関係が成り立つための条件を与えた。また、待ち合室を有限にした場合や push out の場合について、系待ち人数と残りサービス時間の結合分布についての関係式を与えた。

1988年10月15日

第47回部会報告

日時:
9月17日(土)
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
27名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「シミュレーションのperturbation analysisについて」
    倉本剛(東工大)

    1標本のシミュレーションからのモデルのパラメータが変化した場合の変化率を計算する方法をネットワーク型待ち行列に適用し、それが最適化問題に対して有用であることを示した。
  2. 「音声パケットの統計的多重化装置の解析」
    山田博司(NTT研究所)

    位相マルコフ再生過程を到着過程とする待ち行列モデルの数値計算法を与えた
  3. 「Rochester大学での滞在」
    高橋敬隆(NTT研究所)

    Rochester 大学経営大学院のシステムやそこでの研究活動について報告行なった。

1988年09月17日

第46回部会報告

日時:
7月9日(土)
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
28名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「一般化断続ポアッソン過程」
    町原文明(NTT研究所)

    ゲート付ポアッソン到着過程でゲートの開、閉の時間が位相型分布に従う場合にゲートを通過した客の到着間隔の相関を計算した。
  2. 「GI/IFR/1待ち行列におけるFIFO規律の最適性」
    平山哲治(電通大)、木島正明(東工大)

    客のサービス時間の分布のみがわかっているGI/IFR/1待ち行列において、先着順規律がシステム内滞在時間の増加凸型関数の期待値を最小とすることを証明した。
  3. 「ITC-12参加報告」
    川島幸之助、町原文明(NTT研究所)

    イタリアのトリノで開かれた第12回国際通信トラヒック会議の模様を報告した。

1988年07月09日

第45回部会報告

日時:
6月18日(土)
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
25名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「一般制限式巡回型多重待ち行列について」
    馬場裕(中部大学)

    平均待ち時間について、客がバッチでポアッソン到着する場合の不等式と、GI到着する場合の近似式を求めた。
  2. 「On the discrete time storage models」
    大沢秀雄(電気通信大学)

    在庫モデルの在庫量過程が可逆となる場合があることを示し、その定常分布を求めた。この結果のネットワークモデルへの応用も論じた。
  3. 「国際会議報告」
    高橋幸雄(東北大学)

    5月に米国ノースカロライナ州で開かれた国際ワークショップQueueing Netowrks with Blockingと国際会議 Analysis and Control of Large Scale Stochastic Systems の報告を行った。

1988年06月18日

第44回部会報告

日時:
5月21日(土)
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
24名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「不変性と積形式」
    宮沢政清(東京理科大学)

    一般化セミマルコフ過程に関する不変性の理論を待ち行列モデルに応用するさいの問題点について論じた。
  2. 「定時割り込みのある待ち行列の近似解析」
    松本源生(NTT研究所)

    2種類の客がいる優先権付M/M/1型待ち行列モデルに対して一定時間ごとに割り込む第3の客があるモデルについて、平均待ち時間を計算する近似式を作った。

1988年05月21日

第43回部会報告

日時:
4月16日(土)
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
27名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「マルコフ連鎖と待ち行列システムのRelaxation Time について」
    木島正明(東京工業大学)

    マルコフ連鎖に対しRelaxation Time を定義して、その意味づけと待ち行列問題への応用を考察した。
  2. 「Tandem Queue の Separablityについて」
    牧野都治(東京理科大)

    2段直列待ち行列の2段目の待ち人数分布に関してどんな場合に1段目からの入力をGI型と見なしてよいかを調べた。

1988年04月16日

第42回部会報告

日時:
3月19日(土) 14:00〜19:00
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
23名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q42-1 Properties and Applications of Work-in-System in Queues」
    R.Wolff(都立技科大各員教授、UCB)

    Work-in-Systemについて概説し、多重待ち行列への応用例について解説した。
  2. 「Q42-2 Quasi-Insensitivity in Single Server Queues」
    山崎源治(都立技科大)

    有限および無限待ち室のGI/GI/Iが、Quasi-Insensitiveであることを明らかにし、その応用例を示した。
  3. 懇談会

1988年03月19日

第41回部会報告

日時:
2月20日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
21名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「混雑モデルにおける安定性とエルゴード性」
    中塚利直(都立大)

    更新事象法を用いて待ち行列の安定性について検討した。
  2. 「ISDNにおける端末・網間伝送待ち時間の近似解析」
    小沢利久(NTT研究所)

    競合解決プロトコルに忠実なモデル化を行い待ち行列の諸特性を近似的に求めた。

1988年02月20日

第40回部会報告

日時:
12月19日(土) 14:00〜16:30
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
30名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Probability Distributions of Delay and Interdepature Time in Non-slotted CSMA/CD」
    高橋豊(京都大)

    CSMA/CD方式について概説し、遅延時間等に関する確率分布を求めた。
  2. 「複数の客のクラスがある単一サーバ待ち行列のスケージューリング」
    平山哲治(筑波大)

    最適なスケジューリング政策について考察した。

1987年12月19日

第39回部会報告

日時:
11月28日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
36名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「ネットワークシステムにおける諸問題」
    勅使河可海(日本電気)

    計算機ネットワークについて概説し、そこでみられる待ち行列の諸問題等提起した。
  2. 「M/D/S待ち行列の平均待ち時間に対する新近似式」
    木村俊一(北大)

    Cosmetatos の近似式をもとに新近似式を提案し、その精度等について検討した。

1987年11月28日

第38回部会報告

日時:
10月24日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
25名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q38-1 情報システムの失敗事例研究」
    大前義次(茨木大)

    代表的な事例について、設計・製造・運用段階別に解説し、システム設計の教訓等を示した。
  2. 「Q38-2 集団到着即時一待時異保留時間方式(回線/パケット統合モデル その1)」
    下川信祐(NTT研究所)

    状態方程式の状態空間の新しい分解法を与えた。

1987年10月24日

第37回部会報告

日時:
9月19日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
25名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q37-1 Priority Job Scheduling and Finite Source Queues」
    西村彰一(筑波大)

    2つの異なるクラスの客のモデルにおいて最適な政策を与えた。
  2. 「Q37-2 優先権付き待ち行列網モデルの近似解法について」
    吉野秀明(NTT通研)

    従来の手法をリンクさせた新しい近似解法を提案し、QNAの適用領域を拡張した。
  3. 「Q37-3 IFORS’87 出席参加報告」
    森雅夫(東工大)・町原文明(NTT通研)

    会議の概要等について紹介した。

1987年09月19日

第36回部会報告

日時:
7月18日(土) 14:00〜16:00
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
25名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q36-1 2元トラヒックモデルの過渡解析とその応用」
    山田博司(NTT通研)

    上記モデルで同時接続数の自己共分散関数を導出し、呼量の測定に応用した。
  2. 「Q36-2 計算機・通信システムの応用数学と性能評価・信頼性モデルの関する第2回国際ワークショプ(2nd MCPR Workshop)参加報告」
    住田修一(NTT通研)

    会議の概要と上記会議で発表された論文2編等紹介した。

1987年07月18日

第35回部会報告

日時:
6月20日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
20名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q35-1 処理方法が異なる2つの待ち行列を持つ単一サーバーモデルの解析」
    小沢利久(NTT通研)

    全処理式、Gate式、K-制御式を組み合せた待ち行列の平均待ち時間分布を部分マルコフ過程を用いて求めた。
  2. 「Q35-2 An Approximate Analysis of the Input Buffer Limits in Homogeneous Networks」
    小野里好邦(電通大)

    入力バッファ制御法について検討した。

1987年06月20日

第34回部会報告

日時:
5月23日(土) 14:00〜16:30
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
27名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q34-1 Uniformly Monotone Markov Processes and Applications」
    木島正明(東工大)

    ある半順序関係を導入したマルコフ過程の特性を解析し、初通過時間GI/G/1への応用について考察した。
  2. 「Q34-2 連分数展開を用いたnステージマルコフ過程による一般分布近似法」
    能条哲(NTT通研)

    分布のラプラス変換に着目した近似手法を提案し検討した。

1987年05月23日

第33回部会報告

日時:
4月18日(土) 14:00〜16:30
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
28名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q33-1 音声パケット多重化装置のトラヒック解析」
    井出一郎(NTT通研)

    各音声源からの到着をIPPで近似し、N-IPP/G/1待ち行列を解析した。
  2. 「Q33-2 分散システムの負荷分散における集中型対分散型意思決定の比較」
    亀田壽夫(電通大)

    分散システムにおける1つの最適化問題について、ある分散型意思決定を提案し、集中型と比較検討した。

1987年04月18日

第32回部会報告

日時:
3月28日(土) 14:00〜16:00
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
21名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q32-1 手段処理モデルにおける待ち呼数の積率」
    村尾洋(芝浦工大)

    M/G/1集団処理モデルにおいて積率が確率分布の母関数や分母の零点等を用いずに求められることを示した。
  2. 「Q32-2 即時系の出力過程」
    斎藤洋(NTT通研)

    M/GI/S/SとGI/M/S/Sの出力過程に関する解析を行い、特性量の陽表現を求めた。

1987年03月28日

第31回部会報告

日時:
2月21日(土) 14:00〜16:30
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
30名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q31-1 Dyanmic Performance Analysis of Computer Communication Systems (Semi-Markov Approach)」
    住田潮(ロチェスター大学)

    待ち行列システムの動的振舞いの解析手法と通信システムへの応用例を紹介した。
  2. 「Q31-2 待ち行列の特性量の分布型について」
    木島正明(東工大)

    到着とサービスの分布型を指定したとき、待ち行列の諸特性量の分布型の特定について考察した。

1987年02月21日

第30回部会報告

日時:
1月17日(土) 14:00〜16:00
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
27名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q30-1 トークンリングLANの性能評価法」
    高橋敬隆(NTT通研)

    巡回形多重待ち行列に関するサーベイを行ないその特徴と問題点について考察した。
  2. 「Q30-2 異なる処理方式の局が混在するトークンリングシステムの近似解析」
    木村丈治(NTT通研)

    各局の平均待ち時間の近似式を、仕事量保存則と各処理方式に対する平均待ち時間の近似式から求めた。

1987年01月17日

第29回部会報告

日時:
12月5日(土) 14:00〜16:00
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
26名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q29-1 Mathematical Statics for Queueing Systems」
    Dieter Konig(GDR)

    待ち行列システムの種々の特徴量について、どのような特徴に着目し、いかに観測するか、数理統計学の立場から解説した。
  2. 「Q29-2 An Approximate Analysis of the Routing in Completely Connected Networks」
    小野里好邦(電通大)

    あるルーチング方式の基本特性を解析した。

1986年12月05日

第28回部会報告

日時:
11月15日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
28名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q28-1 Various Techniques for Embedded Processes in Queueing Theory」
    Dieter Konig(GDR)

    Point Processの観点から、待ち行列理論で使われる解析手法を分類し、解説した。
  2. 「Q28-2 個別受注生産型待ち行列について」
    松井正之(電通大)

    個別生産工場における種々の受注選択方策について考察した。

1986年11月15日

第27回部会報告

日時:
10月25日(土) 14:00〜16:30
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
22名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q27-1 フィードバック待ち行列の分解について」
    宮沢政清(東京理科大)

    DBF(Delayed Bernoulli Feedback)型待ち行列を定義し、待ち人数などの特性量が分解できることを示した。
  2. 「Q27-2 音声・データ統合システムの拡散近似解析」
    高橋治久(電通大)

    SENET方式とTASI方式を用いたシステムの1次元拡散モデルを提案し、解析した。

1986年10月25日

第26回部会報告

日時:
9月20日(土) 14:00〜16:30
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
29名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q26-1 並列型待ち行列について」
    片山勁(NTT通研)

    並列型待ち行列の文献のサーベイ。種々のモデルを列挙、分類し、解析法について解説した。
  2. 「Q26-2 再生過程からの分流による待ち行列システムの系内人数分布の最適化」
    白川浩(東工大)

    分流後の到着過程が再生過程となる分流法を示し、その待ち行列システムの系内人数分布を評価した。

1986年09月20日

第25回部会報告

日時:
7月26日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
20名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q25-1 通信システムにおける多元トラヒック処理」
    三宅功(NTT通研)

    サーベイとINSの解析
  2. 「Q25-2 Quasi-Insensitivity in Some Queueing Systems」
    山崎源治(都立技科大)

    Quasi-Insensitivityを定義し、GI/GI/1とGI/GI/mの性質を解明した。
  3. 「Q25-3 通信トラヒック解析と計算機性能評価に関する国際セミナー出席報告」
    川島幸之助(NTT通研)

1986年07月26日

第24回部会報告

日時:
6月28日(土) 14:00〜16:30
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
43名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q24-1 有限待ち行列ネットワークにおける積形式」
    橋田温(NTT通研)

    系内人数に制限のある待ち行列ネットワークにおいて、定常分布が積形式で与えられるモデルのサーベイ。
  2. 「Q24-2 仕事量保存則の解法形待ち行列網への拡張」
    住田修一(NTT通研)

    開放形待ち行列網における仕事量保存則について考察した。

1986年06月28日

第23回部会報告

日時:
5月17日(土) 14:00〜16:00
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
29名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「23-1 ファクシミリ通信におけるトラヒック問題」
    稲守久由(NTT通研)

    ファクシミリ通信網における複数呼連続転送制御方式を提案し、転送待ち時間および回線の無効保留時間を評価した。
  2. 「23-2 共通メモリアクセス競合の近似解析」
    能上慎也(NTT通研)

    共通メモリアクセス競合における近似解析手法を提案し、その近似精度を求めた。

1986年05月17日

第22回部会報告

日時:
4月26日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京工業大学情報科学科会議室
出席:
28名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q22-1 Ergodicity of Netowrk of Queues」
    中塚利直(東京都立大)

    入力に独立性を仮定しない、いわゆる一般入力についてqueueとgueueing networkの安定性を論じた。
  2. 「Q22-2 G/M/∞待ち行列網の極限定理」
    山田敬吾(筑波大学)

    G/M/∞待ち行列網について、Borovkovの結果の拡張を与えた

1986年04月26日

第21回部会報告

日時:
3月29日(土) 14:00〜16:00
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
23名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q21-1 アロハシステムにおけるカタストロフィー」
    小野里好邦(電通大)

    スロッティドアロハシステムの不安定性に関するカタストロフィー理論による解析。(資料)Onozato & Noguchi: “On the thrashing cusp in slotted Aloha systems,” IEEE Trans. communi., COM-33, 11, pp.1171-1182(1985)
  2. 「Q21-2 「待ち行列」研究部会運営方法に関するアンケート集計結果」
    主査:亀田一夫、幹事:小野里好邦(電通大)

    今後の運営方針。

1986年03月29日

第20回部会報告

日時:
2月15日(土) 14:00〜16:30
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
24名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q20-1 Queueing analysis of nonpreemptive reservation priority discipline」
    高木英明(日本IBM)

    あるサービスAの次に処理する呼は、Aの開始時点で最も優先権の高い呼とする非割り込み形モデルの解析。LANからのモデル化。
  2. 「Q20-2 移動体通信におけるアロハ制御チャネルアクセス方式の解析」
    吉野秀明(NTT通研)

    衛星通信を用いているので、伝播遅延時間を考慮しなければならない点が特徴。

1986年02月15日

第19回部会報告

日時:
1月18日(土) 14:00〜16:30
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
30名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q19-1 指数分布形モデル状態方程式の位相形モデルへの自動変換法」
    林善士(NTT通研)

    到着間隔やサービス時間が指数分布の場合の状態方程式を、計算機で自動的に位相分布モデルに拡張する方法。
  2. 「Q19-2 GI/G/c/N 待ち行列の拡散近似」
    石塚利之(東京工業大)

    反射壁および基本復帰境界、それぞれを用いた近似解法の数値実験による比較。(GI/M/G/c/N,GI/E/c/Nの厳密解との比較)
  3. 「Q19-3 マルコフ形待ち行列のrelaxation time」
    小沢利久(東京工業大)

    定常状態への近づき方の尺度である、キールソン教授の定義による relaxation time を M/M/1/Kモデル、M/M/S/Kモデルに関して解析し、数値検討した。

1986年01月18日

第18回部会報告

日時:
12月14日(土) 14:00〜16:00
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
29名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q18-1 Random processes in queueing networks」
    D. Konig(東独・フライベルグ鉱山大)

    Queueing network の出力過程、入力過程の確率過程的な考察(SIAM Review, vol.27, no.2, pp.335-403参照)
  2. 「Q18-2 2呼種異保留時間モデルのあふれ呼特性」
    町原文明(NTT通研)

    平均サービス時間の異なる2種類の呼が加わる即時系モデル(M,M/M,M/S)からのあふれ呼特性の解析と数値特性の報告。

1985年12月14日

第17回部会報告

日時:
11月16日(土) 14:00〜16:30
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
30名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q17-1 マルチリング(LAN)の解析」
    橋本浩一、大前義次(茨城大)

    トークンが複数あるLANの近似解析とシミュレーションによる精度の確認
  2. 「Q17-2 2ステージマルコフプロセスによる一般分布近似法」
    能條哲、渡辺均(NTT通研)

    任意の変動係数をもつ分布を近似できる位相が2の新しいマルコフ型分布の提案と待ち行列、信頼性への応用
  3. 「Q17-3 非割込優先権のある待ち行列の拡散近似」
    高橋敬隆、木村丈治(NTT通研)

    M,GI/G_1,G_2/1非割込優先権モデルの平均待ち時間の近似式。拡散近似と保存則を使用。

1985年11月16日

第16回部会報告

日時:
10月19日(土) 14:00〜16:30
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
32名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q16-1 Dynamics of the M/G/1 vaction model」
    Julian Keilson(ロチェスター大学)

    M/G/1モデルにおいて、繁忙時間の後休暇時間のあるモデルを、補助変数法により解析した。なお、繁忙時間内でサービスを続けるかどうかは、ベルヌーイ確率により決まる。
  2. 「Q16-2 Extremal properties of FIFO and LIFO service disciplines in single server queues」
    住田潮(ロチェスター大学)

    単一サーバモデルに関して、保存則の成立するサービス規律のもとで、FIFO、LIFO等に対して、サンプルパス法により系内時間の大小関係を示した。

1985年10月19日

第15回部会報告

日時:
9月14日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
36名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q15-1 Approximations and algorithms for queueing systems」
    Henk Tijms(Vrije Universiteit(蘭))

    GI/G/Cモデルに関する厳密計算のアルゴリズムと、発見的な近似式を紹介した。教授を中心にソフトウエア・パッケージが開発された。
  2. 「Q15-2 Numerical methods for queueing systemas」
    Teunis J. Ott(Bell Communications Research)

    GI/G/1待ち行列(先着順処理)の待ち時間分布を求める反復解法を示した。到着間隔、サービス時間分布がほとんど相型の分布の場合には収束が保証される。

1985年09月14日

第14回部会報告

日時:
7月20日(土) 14:00〜16:30
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
20名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q14-1 Vacation timeをもつM[x]/G/1待ち行列について」
    馬場裕(中部大)

    ビジーピリオッドの終了後、サーバがvacationに入る集団到着モデルを補助変数法により解析した。
  2. 「Q14-2 集団到着即時・待時混合複数サーバモデル」
    高橋敬隆(NTT武蔵野通研)

    バッチポアソン到着、指数分布保留時間の上記モデルを解析した。
  3. 「Q14-3 交換処理の待ち行列モデル」
    住田修一(NTT武蔵野通研)

    交換機制御系における周期処理モデル、プロセッサ間通信モデル等の紹介。

1985年07月20日

第13回部会報告

日時:
6月22日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
34名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q13-1 待ち行列網解析システム「蟻塚」の開発」
    米田清(東芝)

    分散処理システムの性能評価のためのツールを、待ち行列網の近似計算法のひとつである平均値解析法を用いて開発した。
  2. 「Q13-2 マルチメディアを扱う通信処理装置の蓄積転送方式」
    大村弘之(NTT横須賀通研)

    通信メディアの変換を行なうシステム概要説明と所要メモリー量の近似計算の報告。
  3. 「Q13-3 Aggregation MEthod について」
    高橋幸雄(東北大)

    閉塞の生じる直列待ち行列モデルを近似計算する分解計算法の考案と数値実験結果の説明。

1985年06月22日

第12回部会報告

日時:
5月25日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
24名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q12-1 待ち行列における自己共分散の組合せ的表示とその凸性。」
    中塚利直(都立大)

    M/G/1およびGI/M/1モデルにおける待ち行列と系内時間について、自己共分散を求めた。さらに、E_k/M/1における待ち行列の自己共分散の凸性を検討した。
  2. 「分散近似法とその応用」
    紀一誠(日電C & C研)

    計算機の性能評価において現われる待ち行列網モデルの紹介と、その近似解法の考察。すなわち、積形式解をもたない待ち行列網に対する、各種の分解近似法を考案し、その応用を示した。

1985年05月25日

第11回部会報告

日時:
4月20日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
25名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q11-1 集団到着多呼種モデルの解析と応用」
    稲守久由(武蔵野通研)

    サービス統合網においては、性質の異なる複数の呼が加わる待ち行列モデルが重要である。本モデルについて積形式の成立条件を明らかにし、設備設計への応用例を示した。
  2. 「Q11-2 記号的計算法について」
    村尾洋(芝浦工大)

    組合せ理論の分野で用いられてきた、記号的計算法の待ち行列理論への利用方法を検討した。さらに、M/G/1集団処理モデルへの適用を示した。

1985年04月20日

第10回部会報告

日時:
3月16日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
13名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q10-1 分枝ポアソン待ち行列の近似式」
    宮沢政清(東京理科大)

    到着が分枝ポアソン過程(親がポアソン到着、子がその後定期間隔でk個到着)、サービス時間が一般分布にしたがう、シングルサーバモデルの近似解析を行なった。シミュレーションにより精度を確認した。
  2. 「Q10-2 CPUのスケジューリング」
    亀田壽夫(電通大)

    計算機における多重プログラミングの基本モデルである、有限呼源モデル、セントラルサーバモデルのスケジューリング方式に対する考察を行なった。特に、後者については広範なシミュレーションを行なった。

1985年03月16日

第9回部会報告

日時:
2月16日(土) 14:00〜16:30
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
22名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q9-1 Cyclic Queueの待ち時間分布について」
    川島武(防衛大)

    初段と最終段が複数サーバ、その間の段は単一サーバ各段でのサービス時間分布は指数分布、サービス規律は先着順の循環待ち行列の系内滞在時間分布を求めた。
  2. 「Q9-2 トラヒックデータの分析」
    竹森英次・臼井幸弘(武蔵野通研)

    電話局の測定データをもとに、呼の到着間隔分布、保留時間分布を同定した。
  3. 「仕事量保存則を利用したトラヒックモデルの解法」
    住田修一(武蔵野通研)

    仕事量保存サービス規律のもとでは、平均残余仕事量は一定となることを用いて、ある規律に従うモデルの既知結果から、異なる規律のモデルの評価尺度を求める方法の報告。

1985年02月16日

第8回部会報告

日時:
1月19日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
20名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q8-1 LANのトラヒック特性の評価-マルチチャネルCSMA/CD方式」
    木村丈治(武蔵野通研)

    LANの代表的な方式(CSMA/CD方式とトークンリング方式)の解説と、マルチチャネルCSMA/CD方式の連続時間マルコフモデルによる解析。
  2. 「Q8-2 PH/G/1/Nモデル(有限呼源)の解析と考察」
    井出一郎(武蔵野通研)

    位相法と補助変数法を組み合わせた数値計算法の考察と、サーバー使用率と平均待ち時間の数値例による考察。

1985年01月19日

第7回部会報告

日時:
12月15日(土) 14:00〜18:00
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
20名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q7-1 待ち行列網モデルにおけるNortonの定理の拡張」
    山本彰(日立システム研)

    複数のクラスのジョブのある待ち行列網モデルにおいて任意の数のクラスを選択し、そのクラスごとに異なったサーバーの集合を選び短絡を行なっても、Nortonの定理が成立する。
  2. 「ミシガン大学の印象」
    中田勝啓(玉川大)

    1年間の滞在印象と、Industrial and Operations Engineering学科のカリキュラムの紹介(談)

1984年12月15日

第6回部会報告

日時:
11月17日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
26名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q6-1 Analysis of Flexible Manufacturing Systems with Priority Scheduling」
    P.Schweitzer(Univ. of Rochester)

    工程管理においてみられる閉待ち行列網モデルで、処理を非割込み優先権方式または先着順とするときの近似解析。(平均値解析)
  2. 「Q6-2 ある種のStorage Processについて」
    土井誠(日本工大)

    入力と出力の2つの位相があり、位相の切替はあらかじめ設定されている。その他に大規模な出力が発生する。この在庫過程の定常分布を解析。
  3. 「Q6-3 QNAのある改良について」
    吉野秀明(東京工大)

    ベル研究所の待ち行列網解析プログラムQNAで用いられている GI/G/S モデルの平均待ち時間の近似式にたいする改良式の提案。

1984年11月17日

第5回部会報告

日時:
10月20日(土) 14:00〜17:10
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
25名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q5-1 M/GI/s/k/の待ち人数分布の近似式」
    宮沢政清(東京理科大)

    正確に成り立つ平衡方程式にいくつかの仮定を追加して近似式を得る方法の研究報告
  2. 「Q5-2 ロチェスター大学の印象」
    町原文明(武蔵野通研)

    経営大学院での1年間の滞在印象(談)
  3. 「Q5-3 設備共用方式のトラヒック設計法の検討」
    住田修一(武蔵野通研)

    INSでは各種サービスが提供されるが、トラヒック的には交換機や回線等の設備共用が特徴であり、そのトラヒック設計法の考察

1984年10月20日

第4回部会報告

日時:
9月22日(土) 14:00〜17:00
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
25名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q4-1 航行管理方式について今後検討すべき事項」
    奥山育英(運輸省港湾研)

    関門海峡の航路完成システムのシミュレーションに関する報告
  2. 「Q4-2 直列型待ち行列のパーセンタイル」
    岩瀬英佑(日本通信工業)、大前義次(茨城大)

    2段直列型待ち行列 M/M/M1 → M/1 の系内時間のパーセンタイルを近似的に求める簡易な計算方法
  3. 「第3回ITC国際セミナーに参加して」
    宮沢政清(東京理科大)

    59.6にモスクワで、“Fundamentals of Teletraffic Theory”というテーマのもとに開催された上記セミナーの報告

1984年09月22日

第3回部会報告

日時:
7月21日(土) 14:00〜17:10
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
23名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q3-1 港湾バース能力の決定法」
    南隆志(川崎製鉄)

    製鉄所の港湾バースの新設にさいして用いたバース能力の評価法の紹介。待ち行列モデルにより評価し、シミュレーション結果と対比している。
  2. 「Q3-2 通信システムにおけるバッファメモリの解析」
    高橋敬隆(武蔵野通研)

    計算機、パケット交換網、ファクシミリ網などにおける、バッファメモリのトラヒック設計に関する文献の分類・整理と解説。

1984年07月21日

第2回部会報告

日時:
6月16日(土) 14:00〜17:30
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
25名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q2-1 モデル化について」
    森村英典(東工大)

    通信システムと生産・物流システムに現れる実際問題の、待ち行列によるモデル化の着眼点に関する報告。実際問題の評価に当って用いるべき手法を決めるためのチェック・フローチャート・シートの試案。
  2. 「Q2-2 蓄積交換網におけるトラヒック問題」
    稲守久由(武蔵野通研)

    パケット交換網やファクシミリ通信網等の蓄積交換網の方式設計・設備数算出にさいして生じる2、3のトラヒック問題の解析結果の報告

1984年06月16日

第1回部会報告

日時:
4月21日(土) 14:30〜17:40
場所:
東京工業大学(情報科学科会議室)
出席:
20名
テーマと講師(*は講演者):
  1. 「Q1-1 「待ち行列」研究部会運営方法に関するアンケート集計結果」
    川島幸之助(武蔵野通研)
  2. 「Q1-2 Discrete Tandem Queue (多段階生産システムの生産率)」
    森雅夫(東工大)

    故障の生じる機械とバッファの組が、多段につらなったシステムの生産率の近似計算法の研究結果と、関連文献の紹介。
  3. 「Q1-3 Queue の自己相関の領域問題」
    中塚利直(都立大)

    待ち行列における自己相関の領域は、時系列の一般的な議論と比較すると非常に狭い。

1984年04月21日