OR学会中部支部 2019年度支部講演会

■日時:2019年12月14日(土)14:30-17:00

■場所: JPタワー名古屋 5階(名古屋市立大学ミッドタウン名駅サテライト)
〒450-6390 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1-1
http://jptower-nagoya.jp/

■講演1(14:30-15:30)
成熟社会を背景とした交通管理手法の検討
~Society5.0時代の交通管制システム実現に向けて~
岩岡浩一郎氏,パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社

概要:筆者らは、我が国を含めた先進各国が直面する高度の成熟社会
を背景として交通管制システムの主要機能である交通信号制御
を中心に課題を明らかにし、その改善方策を実用化してきた。
本講演では、その事例を紹介するとともに、Society5.0時代の
交通管制システム実現に向けて現在研究開発に取り組んでいる
内容についても詳説する。

■講演2(16:00-17:00)
計算折り紙入門:多角形から折れる多面体の話
上原隆平先生,北陸先端科学技術大学院大学

概要:多角形Pと多面体Qが与えられたとき、PからQが折れるかどうかを効率よく
判定する問題は、極めて難しく、一般の場合についてはほとんど解けていない。
こうした研究は計算折り紙と呼ばれる分野で、グラフ理論と計算幾何にまたが

ていて、最終的にはコンピュータで試してみる以外の方法がない場合もある。
この問題の難しいところは、直感がなかなか追いつかないところにある。
例えば、大きさ1×1×5の箱をうまく切り開いて、別の折り線に沿って折ると、
大きさ1×2×3の箱を折ることができる。これはどちらも面積が22であること
から可能になるのだが、一般に同じ面積であればそれが可能かどうか、という
問題は、まったくわかっていない。本講演では、こうした展開図と、そこから
折れる多面体についての研究について講演する。

■忘年会
会場については近日公開します。

■参加申し込みフォーム
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