OR学会中部支部 2018年第1回支部講演会

第1回支部講演会を開催します.
皆様のご参加をお待ちしております.

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★OR学会中部支部 2018年第1回支部講演会★
■日時:2018年6月16日(土)14:30-16:45
■場所:名古屋市立大学・山の畑キャンパス 3号館202号室
〒467-8501 名古屋市瑞穂区瑞穂町山の畑1
http://www.econ.nagoya-cu.ac.jp/information/access
★懇親会出欠
下にフォームがあります
締め切りは6月9日までにお願いします
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■講演1(14:30-15:30)
水谷 聡志 先生(愛知工業大学)
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「最適点検・取替方策に関する拡張モデル紹介」

確率モデルを用いた取替問題の拡張をいくつか紹介する.
とくに定期点検モデルと累積損傷モデルについて説明する.
具体的には,
(a) 2種類の点検をもつシステムの取替モデル,
(b) 有限な運用期間をもつ定期点検モデル,
(c) 累積損傷モデルにおけるのオーバタイム取替問題の拡張,
(d) 更新時期を考慮した取替モデル
などについて紹介する.これらは中川覃夫愛知工業大学
客員教授との共同研究である.

■講演2(15:45-16:45)
小野 廣隆 先生 名古屋大学
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「資金循環問題」

経済活動において,中央銀行には各銀行に資金を貸し付けることにより
円滑な経済活動をサポートする役割がある.このため中央銀行は資金を
準備しておく必要があるが,最低限どの程度の額を準備しておく必要が
あるか,あるいはどれだけ準備しておけば十分であるかはどの銀行がど
の銀行に対してどれだけ負債を抱えているか,あるいは負債の返済をど
のタイミングで行うかに強く依存する.本研究ではそれぞれを有向グラ
フにおける最適化問題Min-SFC, Max-SFCとしてモデル化し,その計算量
を論じる.これらはいずれもNP困難であるが,特にMin-SFCは頂点数2の
多重グラフ上,あるいは木幅2の単純グラフ上でも強NP困難であること,
直径4の双方向木であってもNP困難であるが,双方向のスターでは多項
式時間で解けることを示した.本研究は早川仁氏,石井利昌氏(北海道
大学),宇野裕之氏(大阪府立大学)との共同研究である.
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なお,講演会終了後に懇親会を開催いたします.
準備の都合上,お手数ですが下記申し込みフォームより登録をお願いします.

★懇親会(会場周辺,会費5000円)★
17:30~
懇親会の詳細はのちほどご案内します.
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