OR学会中部支部・関西支部共催講演会を以下のように開催いたします. 皆さまのご参加をお待ちしております.
※参加をご希望の方は,こちらから参加登録をお願いします(当日飛び入り参加も可).
※昼食時の交流会に参加される方は必ずご登録ください
主催:日本OR学会中部支部・関西支部
日時:2016年1月24日(日) 10:00~15:00(9:15開場)
会場:勤労者福祉会館 臨湖 滋賀県長浜市港町4-9
Tel. 0749-65-2120
http://nagahama-rinko.info/
【プログラム】
9:10 開場
10:00-10:10
開会挨拶
金子美博(日本OR学会中部支部長,岐阜大学工学部准教授)
10:10-11:10
講演1「相補性を巡って」
福島雅夫(南山大学理工学部教授・京都大学名誉教授)
要旨:先日,講演者はMathematical Optimization Societyから Paul Y. Tseng Memorial Lectureshipという賞を授賞された.本講演では,講演者がかつてTseng教授と行った共同研究を振返りながら,相補性(complementarity)に関連する諸問題について紹介する.
11:10-11:20
休憩
11:20-12:20
講演2「一期一会の数理と災害時情報通信技術」
巳波弘佳(関西学院大学理工学部教授)
要旨:一生の間に一回しか遭遇しない人の割合はどれくらいだろうか? 頻繁に会う人とはどれくらいの頻度で会っているだろうか?実際に観測してみると興味深い性質が見えてくる.これまでに,遭遇頻度分布がべき乗則にしたがうことを発見し,その観測事実を説明できる自然な数理モデルを与えた.また,この知見を,災害時の情報通信技術の一つである蓄積搬送型通信に応用することで,性能向上を図った.本講演では,人と人の出会いに潜む数理とその応用について紹介する.
12:20-13:30
交流会: 多喜港店 長浜市港町1-12
Tel. 0749-65-0733
http://tabelog.com/shiga/A2504/A250402/25002092/
13:30-14:30
講演3「レクトリニア図形のパッキング」
柳浦睦憲(名古屋大学情報文化学部教授)
要旨:レクトリニア図形,すなわち垂直線分と水平線分で表現できる多角形のパッキング問題を考える.レクトリニア図形のパッキングは,たとえば,箱の生産において展開図の形状を無駄なく切り出すというような直接的な応用をはじめ,線分を細かくすることで様々な図形を近似的に表現できるため,幅広い応用を持つ.本講演では,この問題に対する構築型アルゴリズム等,最近の成果を紹介する.
14:30-14:50
自由討論
14:50-15:00
閉会挨拶
岳五一(日本OR学会関西支部長,甲南大学知能情報学部教授)