【12月19日(土)】 OR学会中部支部講演会のお知らせ

OR学会中部支部講演会を以下のように開催いたします. 皆さまのご参加をお待ちしております.

日時 : 2015年12月19日(土)13:30~19:00
場所 : ウインクあいち15階 愛知県立大学サテライトキャンパス
     〒450-0002 名古屋市中村区名駅4丁目4-38
     http://www.winc-aichi.jp/access/

プログラム
13:30~15:00  「ビンパッキング問題」
           講師:藤原洋志先生(信州大学)
15:15~16:45  「江戸の天文暦学研究に見る学際的環境と継承の風土」
           講師:鳴海 風先生(歴史作家 関孝和数学研究所)
17:00~19:00  懇親会

事前の申込みは不要です.また,聴講は無料です.非会員の方も聴講できます.懇親会につきましてはのちほど案内させていただきます.

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藤原先生 講演内容
ビンパッキング問題は,与えられたアイテム集合に対し,各アイテムを均一な容量を持つビンのいずれかに詰めるという制約のもと,用いるビンの数を最小化することを目的とする組合せ最適化問題である.本講演では,各アイテムの行き先を1つずつ順次決定するオンラインアルゴリズムの研究について解説する.また講演者は信州大学工学部においてビンパッキング問題を題材とした講義・演習を行っており,これについても紹介する.

鳴海先生 講演内容
最先端の研究には異分野の専門家が交流する環境が必要だと言われるが,江戸時代の天文暦学の研究にも似た状況があった.さらに,研究に長期間を要する場合,師から弟子,あるいは親から子へと研究は継承された.グローバル時代になって日本の環境は大きく変わってきたが,不足している資源を輸入して国内で付加価値をつけて世界でビジネスを展開するという構図は当面変わらない.付加価値の源泉は技術であり,そのためには研究開発にいっそう注力しなければならない.江戸時代の天文暦学研究がなぜ必要だったか,そこで活躍した多彩な人たちと(特に開発者や技術者が)共感を呼ぶ生き方を紹介する.