【開催報告】「確率最適化とその応用」研究部会 (2025年度第19,20回 期末報告)

「確率最適化とその応用」(第19回)研究部会 @ IMI応用確率シンポジウム
https://joint.imi.kyushu-u.ac.jp/post-20061/
開催日時:2026年1月22日(木) 14:40-15:40
形式:ハイブリッド
場所:九州大学西新プラザ(参加者数97名)
Session 7(14:40-15:40)
企画セッション「確率最適化とその応用」(20分,40分)
座長:堀口 正之(神奈川大学)
14:40 マルコフ決定過程におけるスケッチ行列を用いたニュートン法の改良
[1] *新田 健人、吉良 知文(九州大学)
概要:Neuro DPにみられるような値反復法における確率的学習問題においては反復計算の収束を速める手法の研究が重要となる。本発表では、ランダム部分空間ニュートン法による固定点探索アプローチを数値例による検証も交えて提案した。
15:00 多段意思決定問題における不変埋没法とマルコフ性 (招待)
[2] *阪口 昌彦 (高知大学)、堀口 正之 (神奈川大学)
概要:評価関数の構造として加法型のほかにも代数的2項演算による半群性のもとで様々な最適化問題を考えることができる。本講演では、両調性を伴う多段決定過程として定式化される数理最適化モデルへの不変埋没法によるアプローチとその最大化-最小化の両的計画について、統計的機械学習理論にみられるマルコフ性とともに概観した。
 
「確率最適化とその応用」(第20回)研究部会
開催日時:2026年1月31日(土) 午後2時~午後4時
形式:ZOOM
参加者数16名
14:00~14:05 開会あいさつ
14:05~14:55
講演者[1] 傅 靖(福岡工業大学情報工学部情報マネジメント学科)
講演題目:Delegated Networking and Principal–Agent Game under Incomplete Information: Theory and a Maturity-Structured Application
概要:本講演では、不完全情報下のプリンシパル・エージェント問題を基礎に、カタログ設計による委任型ネットワーク形成ゲームを構築した。自己選択行動に基づく誘因両立的なネットワーク形成を分析し、メカニズムゲームとカタログゲームの等価性を理論的に確立した。さらに、満期構造を有する金融取引ネットワークへの応用を通じて、効率的かつ実装可能なネットワーク設計の枠組みを提示した。
14:55~15:45
講演者[2] 桝屋聡(大東文化大学経営学部経営学科)
講演題目: 提携値の獲得に費用がかかる協力ゲームとその解について
概要:全体提携と個人提携の提携値が既知であるような協力ゲームにおいて,その他の提携値を獲得するためには費用がかかるような問題を考える.公平な利得分配を行うためには,多くの提携の提携値を知る必要があるが未知提携の提携値の獲得を続けるほど全体の利得が減少するので,どこかで提携値の獲得を終了する必要がある.本報告ではこのような問題の解について考察した.
15:45~15:55 ショートコミュニケーション(次年度の予定)
15:55~16:00 閉会のあいさつ

 

以上です。

今後とも宜しくお願い申し上げます。

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研究部会「確率最適化とその応用」
主査:堀口正之(神奈川大学)
幹事:王 琦 (長崎総合科学大学)

問い合わせ先:
horiguchi (アットマーク) kanagawa-u.ac.jp
件名に、
「確率最適化とその応用」研究部会 問い合わせ、
などをご記入ください。
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