【開催案内】「社会と技術・システムのイノベーション」2025年度第4回×「社会安全とOR」研究部会2025年度第2回合同研究会

2025年8月4日 (月)に「社会安全とOR」研究部会と「社会と技術・システムのイノベーション」研究部会の合同研究会を以下の通り開催いたします.

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■「社会と技術・システムのイノベーション」研究部会×「社会安全とOR」研究部会 合同研究会
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開催日時:
・2025年8月4日(月) 15:00-18:00

開催場所:
・ハイブリッド
– [現地参加の場合]
東京理科大学神楽坂キャンパス 森戸記念館1階第2フォーラム
https://www.rs.tus.ac.jp/jsmpem22/access_morito.pdf
– [オンライン参加(Zoom)の場合]
参加申込みされた方には,開催日の3日前程度を目途に,幹事から Zoom ID をご連絡いたします.

参 加 費:
・無料

参加申込:
・以下のURLより事前登録をお願いいたします:
https://forms.gle/QUHbXaXPMg55ur6F8
※現地参加の希望者が収容人数を上回る場合は,先着順とさせていただきます.

懇親会:
・研究会終了後に懇親会を予定しております.懇親会の会費は現地でお支払いください.
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テーマと講師
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◆ 講演(1)
[講演者]
水野 雅之氏(東京理科大学創域理工学部・教授)

[題目]
建物火災時の避難行動と安全確保 ~避難訓練や火災実験の知見から考える~

[概要]
火災は身近に起こり得る災害であり,決して他人事ではない。しかし,非日常的な現象であるがゆえに,平時からその対策を具体的に考える機会は多くない。本講演では,住宅,共同住宅,グループホーム,オフィスビルを対象に,火災時の危険性を具体的にイメージしながら,安全な避難行動や対策に関する研究成果を紹介する。また、避難を支える建築計画の工夫や,より実効性のある避難訓練のあり方について,火災実験や避難訓練の調査結果を交えて議論する。

◆ 講演(2)
[講演者]
沖本 天太氏(神戸大学大学院海事科学研究科・准教授)

[題目]
海上警備問題

[概要]
海洋国家である日本は,四方を海に囲まれており,広大な領海と排他的経済水域を管理する責務を負っている.日本における海洋安全保障の強化は,国家の平和と繁栄に不可欠な国家レベルの重要課題の一つである.海洋安全保障の強化に欠かせないのが海上警備であり,海上での人命・財産の保護を含む治安維持,領海内へ侵入しようとする不審船の発見・追跡・対処等が主な活動として挙げられる.本講演では海上警備に関する2つの研究を紹介する.まず,緊急時に追加される緊急業務の遂行までにかかる巡視船再配置時間に関するロバスト性及び,既存の巡視計画と緊急業務に伴う修正後の巡視計画間の配置割当て変更数に関するロバスト性を考慮したロバストな巡視船再配置問題を紹介する.次に,刻一刻と変化する動的環境下において,アジリティの高い海上警備計画の構築を目的とした,深層強化学習に基づく不審船の動的な行動を学習・予測するモデルを紹介する.

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「社会と技術・システムのイノベーション」研究部会
主査:高嶋隆太(東京理科大学)
幹事:鳥海重喜(中央大学),稲川敬介(秋田県立大学)

「社会安全とOR」研究部会
主査:佐久間大(防衛大学校)
幹事:鵜飼孝盛(防衛大学校)