【開催案内】2025年度第2回ORセミナー「物流とOR」

『物流とOR』

開催趣旨:近年,国内物流において,物流2024年問題への対策として様々な効率化が進められています.また,国際物流においては,経済のグローバル化に伴い輸送量は増加傾向が見られる一方,市況の変動が激しくサプライチェーンの安定化が重要な課題となっています.こうした国内・国際の物流を対象とした数理モデルを開発している研究者を講師にお招きし,モデルの定式化や,最新の話題,活用事例についてご紹介いただきます.


日 時: 2025年7月19日(土)13:00~17:30 (12:40~Zoom入室可能,接続テストなどを行います.)
会 場: 現地とZoomとのハイブリッド開催
[現地] (株)構造計画研究所 本所新館(地下1階レクチャールーム)
〒164–0011 東京都中野区中央4–5–3(東京メトロ丸ノ内線「新中野」駅1番出口 徒歩約1分)
https://www.kke.co.jp/corporate/access/
[オンライン] Zoom(申込でご登録のメールアドレスへZoom接続情報をご連絡いたします.)

コーディネータ:日鉄ソリューションズ株式会社 塚本潤
定 員:90名(うち現地50名まで.定員になり次第締め切らせていただきます.)


プログラム

13:00~13:10 開会の挨拶

渡部大輔(東京海洋大学)

13:10~14:00 セッション1 「自動運転トラックに対応した物流拠点の最適配置」

講師:渡部大輔(東京海洋大学)
概要:近年,トラック輸送の省人化や環境負荷低減等を目的にして,幹線輸送における自動運転トラックの導入に向けた取り組みが急速に進められており,自動運転トラックを運用する上で拠点整備が必要となります.本発表では,拠点(ハブ)間の幹線輸送における大容量化と自動化によるコスト削減を考慮した幹線輸送における物流拠点の最適配置について,連続近似モデルと離散最適化モデルを紹介します.

14:10~15:00 セッション2 「インターモーダル国際物流ネットワークシミュレーションモデルとその応用」

講師:柴崎隆一(東京大学)
概要:講演者は,10年以上前から全世界の国際物流ネットワークを対象に,海上コンテナ,海上バルク,陸上,航空など様々な貨物を対象としたネットワークシミュレーションモデルを構築し,途上国を中心としたさまざまな地域(ユーラシア大陸,東南アジア,南アジア,アフリカ等)に適用してきた.本講演では,モデルの概要に加え,世界各地の物流インフラ施設整備や越境抵抗円滑化などの政策シミュレーションに適用したいくつかの事例を紹介する.

15:00~15:20 協賛セッション 「物流倉庫の運用管理自動化事例」

講師:吉田琢史(株式会社東芝)
東芝グループでは、”人と機械のベストマッチ”をコンセプトに、倉庫内のロボット群や機器を管理・制御し、作業者とのシームレスな連携を可能にするWESの開発を進めています。今回は、WESに実装している、ピッキング最適化や応援要員調整などの数理最適化技術についてご紹介いたします。

15:30~16:20 セッション3 「海上物流ビッグデータと海運市況予測」

講師:和田祐次郎(海上技術安全研究所)
海運業界は市況の変動が激しく、船社が持続的な利益を確保するには、市況を正確に予測し適切な経営判断を下すことが不可欠である。近年、AI技術の発展や船舶自動識別装置(AIS)の普及により、海上物流のビッグデータが市況予測や海上物流の解析に活用されている。本発表では、著者らが取り組むAI技術と海上物流ビッグデータを用いた短期的な海運市況の変動予測に関する研究事例を紹介する。

16:30~17:20 セッション4 「飲食チェーンの配送業務に関する産学連携事例」

講師:大森峻一(早稲田大学)
近年の物流危機に対応し、本研究では大手外食チェーンと連携し配送計画を最適化する。埼玉のデポから約300店舗へ配送する際、(1) 配送日、(2) 配送量、(3) ルート、(4) 車種を決定する。特に、三温度帯車と常温車の選択、および大型・中型車の制約を考慮し、コストと配送可否のトレードオフを分析する。数理最適化を用いたMIP定式化を行い、求解困難な問題に対し2段階のMath Heuristicsを提案する。

17:20~17:30 閉会の挨拶,アンケート記入

参加申込について

参加費(電子テキスト代込み): 正・賛助会員(協賛学会員を含む)4,000円,学生会員0円,学生非会員1,500円,非会員 20,000円.
※セミナー参加費は,会員区分に関わらず「課税(税込)」です
※参加費の返金には応じられない旨,ご了承ください
※紙テキストのご希望には応じられない旨,ご了承ください.

申込および支払方法: OR学会WEB 申し込みサイト https://smms.kktcs.co.jp/smms2/event/orsj/65 からお申し込み・お支払いください.
申込および支払締切:2025年7月5日 (土)


協賛学会: 日本経営工学会(JIMA),日本品質管理学会(JSQC),日本信頼性学会(REAJ),研究・イノベーション学会(Jsrpim),日本設備管理学会(SOPE-J),経営情報学会(JASMIN),プロジェクトマネジメント学会(SPM)

協賛企業: 株式会社東芝

問合せ先: 日本オペレーションズ・リサーチ学会ORセミナー企画委員会 E-mail: or-seminar@m.orsj.org

ORセミナーに係る不明点などございましたら,ORセミナーよくある質問(FAQ) をご覧ください.