2024年度 第1回ORセミナー 2024年6月6日(木)

『多様な利用場面における可視化』


開催趣旨:近年、ビックデータやデータサイエンスとともに「可視化」や「ビジュアリゼーション」という言葉を聞く機会が増えてきた。これらの言葉は、文字通り、見えないものや見えにくいものを「見えるようにする」ことであり、そこにはいろいろな種類の「可視化」が存在する。本企画では、可視化技術の広がりや深さを明かにするために、4種類の対象および利用場面における可視化技術を紹介する。


日 時: 2024年6月6日(木) 13:00~16:30(12:40~ Zoom入室可能,接続テストなどを行います.)
会 場: Zoomによるオンライン開催(申込でご登録のメールアドレスへZoom接続情報をご連絡いたします.)
コーディネーター・司 会:日鉄ソリューションズ(株)塚本潤
定 員: 90名 (定員になり次第締め切らせていただきます.)


プログラム:(敬称略)


13:00~13:10 開会の挨拶
筑波大学 三末和男

13:10~13:55 セッション1 「企業情報の可視化および分析」
講師:北海道情報大学 伊藤正彦
概要:企業情報を分析することで産業や地域の特徴などを理解することが可能になる。本講演では、自然災害などに起因する景気変動に対する産業の耐性分析のための可視化システム、および、企業間取引の地域特性を分析するための可視化システムを中心に株式会社帝国データバンクとの共同研究を紹介する。

14:00~14:45 セッション2 「人物動作分析のための可視化技術」
講師:お茶の水女子大学 伊藤貴之
概要:動画像に撮影された人物の動作推定技術が発達したことにより、人物動作分析の適用範囲が格段に広がっている。本講演では人物動作分析のための可視化技術の事例として、ダンス、競技かるた、バレーボールの練習過程を題材としたシステムを紹介する。

14:50~15:35 セッション3 「非線形な生態系の動態を捉える可視化技術」
講師:大阪成蹊大学 夏川浩明
概要:生態系の動態を理解・予測をすることは、主要な研究課題でありながらとても難しい。本講演では複雑な生態系のダイナミクスの一端を理解するためのデータ駆動型分析法である Empirical Dynamic Modeling(EDM)と可視化技術を融合した視覚的分析アプローチを紹介する。

15:40~16:25 セッション4 「極端気象現象のアンサンブル分析のための可視化技術」
講師:神戸大学 坂本尚久
概要:激甚化する極端気象現象の防災・減災のための大アンサンブル気象予測技術の高性能化が進む一方で、
多世界・多変数時系列データとして再現された気象現象の解釈の困難さも増している。
本講演では、複数世界上の時空間的な気象特徴構造を対話的に抽出し解釈するための可視化技術を紹介する。

16:25~16:30 閉会の挨拶
日鉄ソリューションズ(株)塚本潤


参加費(電子テキスト代込み): 正・賛助会員(協賛学会員を含む)5,000円,学生会員1,000円,学生非会員1,500円,非会員 20,000円.
※参加費の返金には応じられない旨,ご了承ください.
※紙テキストのご希望には応じられない旨,ご了承ください.

申込および支払方法: OR学会WEB 【申し込みサイト】からお申し込み・お支払いください.
申込および支払締切: 2024年5月31日(金)
協賛学会(交渉予定): 日本経営工学会(JIMA),日本品質管理学会(JSQC),日本信頼性学会(REAJ),研究・イノベーション学会(Jsrpim),日本設備管理学会(SOPE-J),経営情報学会(JASMIN),プロジェクトマネジメント学会(SPM)

問合せ先: ORセミナー問合せ窓口 E-mail: or-seminar@m.orsj.org

ORセミナーに係る不明点などございましたらORセミナーよくある質問(FAQ)【サイト】をご覧ください.