【開催案内】「ヘルスケアのOR」第17回研究会のお知らせ 12/10

この度,ヘルスケアのOR研究部会ではハイブリッド形式にて
第17回研究会を東京理科大学で開催します.
第17回の研究会は学生発表会となります.

当日は会場近くで懇親会も予定しておりますので,ご興味のある方は
是非オンサイト参加のご検討をお願いします.

参加を希望される方は以下のリンクより参加登録をよろしくお願いします.
https://forms.gle/fWpNYvgMgMkyH3DH6

懇親会に参加される方は開催日1週間前までの参加登録を
お願いします.

■「ヘルスケアのOR」第17回研究会

・日時
2023年12月10日(日)14:30~16:20
(ログイン開始可能時間:14:00)

・場所
東京理科大学神楽坂キャンパス 森戸記念館地下1階第1フォーラム+オンライン(zoom)
*オンラインのURLは追ってお知らせします。
https://www.rs.tus.ac.jp/jsmpem22/access_morito.pdf

・プログラム
-14:30~14:55
手術室の容量最適化-手術室のスケジューリングモデルとの統合-
椿原 渚生1,伊藤 真理2,高嶋 隆太1
1 東京理科大学,2神戸大学
近年,医師の働き方改革などの影響を受け,医師の定時時間外労働が問題視されている.病院は定時時間外労働を減少させたい一方で,安定的な医療供給を維持するために,多くの手術を受け入れたいと考えている.手術室の受け入れ容量に,手術室のスケジューリングを考慮すれば,より正確な管理が実現できる.本研究では,手術室の容量最適化とスケジューリングを統合するモデルを提案する.具体的には,手術時間の不確実性下で,ある日の最適な手術容量を2段階確率計画問題として定式化する.本発表では,手術室の容量最適化に関するモデリングと数値計算の結果について紹介する.

-14:55~15:20
手術への看護師の自動割当システムの研究
南 星夢1,鈴木 敦夫 1
1 南山大学
手術スケジュールや麻酔科医・看護師のシフトを作成するシステムは既に存在しているが、それらのシステムはほとんど使われていないのが現状である。使われていない原因として、それらのシステムは問題の定式化・最適化のみを考慮し、医療現場の要望を十分に反映することができず、納得のいくスケジュールの作成ができないといった点が挙げられる。そのため、医療現場で使われるシステムを作成するには、ただ問題を定式化・最適化するだけではなく、現場の要望を出来る限り考慮し、麻酔科医・看護師の知識や経験を取り入れるなどの工夫を施す必要がある。本発表では、手術への看護師の自動割当について、問題を解決する方法を紹介する。

休憩(10分)

-15:30~15:55
顕示選好法による統計的生命価値の測定~ヘドニック賃金アプローチ~
新井 康太 1,伊藤 和哉2,高嶋 隆太1
1 東京理科大学,2 政策研究大学院大学
安全を守ることやリスクを削減するために様々な施策が講じられている.政策に費やせる資源は限られており,立案する際,リスクを削減する価値があるのかを認識することは重要となる.そのため,統計的生命価値(value of a statistical life: VSL)の測定が必要となる.VSLの測定方法としてヘドニック賃金法がある.ヘドニック賃金法は人々の社会経済活動から得られるデータから測定するため,アンケート調査のようなバイアスが発生する可能性は低いが,日本ではこのアプローチによるVSLの測定があまり見受けられない.本研究では,交通事故のデータを用いて,ヘドニック賃金法により年齢別などのVSLを測定する.

-15:55~16:20
介護スタッフの見守りを考慮したリハビリ器具レイアウト設計と機械学習によるサービス分析へ向けて
軽部 幸起 1, 山田 哲男1
1 電気通信大学
少子高齢化が進んでいる日本において,社会保障の持続可能性の確保のためには医療・福祉サービスの生産性向上に向けた取り組みが必要不可欠である.通所デイケア施設などの介護福祉施設で提供されるリハビリサービスは,介護度の悪化を防ぐことを期待され,高齢者のQOL維持と社会保障費の抑制につながる.生産性向上の一つにリハビリ器具を適切に配置するレイアウト設計があり,リハビリ器具の配置を変えることで介護スタッフの総移動距離を削減し,介助の正味作業時間を増加させることができる.また,これらの施設では利用者の怪我を防ぐために,介護スタッフが見守りにも注意していることが,現地調査でわかった.さらに今後は,介護のサービス分析へ向けて機械学習の活用が期待されている.本研究では,見守りを考慮したレイアウト設計と機械学習を用いたサービス分析について議論する.

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・問い合わせ先
mariito●opal.kobe-u.ac.jp (伊藤真理)
ogayu●tmu.ac.jp (小笠原悠)
●を@に変えてご使用下さい