2022年度 第1回ORセミナー 2022年6月1日

『メタヒューリスティクスの設計と実装』

開催趣旨 実務に現れる組合せ最適化問題には,汎用の数理最適化ソルバーで対応できない問題が少なくありません.このような問題に対しては,貪欲法や局所探索法を基本戦略にさまざまなアイデアを組み合わせたメタヒューリスティクスの開発がひとつの有効な手段となります.しかし,メタヒューリスティクスの設計や実装を詳細に解説している書籍は少なく,そのノウハウを習得することは容易ではありません.本セミナーでは,メタヒューリスティクスの基礎知識から始め,代表的な組合せ最適化問題を通じてメタヒューリスティクスの設計と実装を解説します.

日 時 2022年6月1日(水)10:30~17:50 (10:15~入室可能,接続テストなどを行います.)
会 場: 現地とZoomとのハイブリッド開催
(新型コロナウイルス感染症等の状況により現地開催を中止する可能性がございます.その場合はオンラインでご参加ください.)
[現地] (株)構造計画研究所 本所新館(地下1階レクチャールーム)
〒164–0011 東京都中野区中央4–5–3 (東京メトロ丸の内線「新中野」駅1番出口 徒歩約1分)
https://www.kke.co.jp/corporate/access/
[オンライン] Zoom(申込でご登録のメールアドレスへZoom接続情報をご連絡いたします.)
コーディネーター:(株)日立製作所 野本多津
定 員:200名(うち現地25名まで.定員になり次第締め切らせていただきます.)
※盛況につき、参加申込枠を更に増やしました(2022/5/17)

プログラム:(敬称略)
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10:30~10:40 開会の挨拶
 大阪大学 梅谷 俊治

10:40~12:10 セッション1  「メタヒューリスティクス入門」
  講師:中央大学 今堀 慎治
   メタヒューリスティクスの一般的な枠組みと代表的なアルゴリズムの紹介を通してメタヒューリスティクスとは何かを理解し,メタヒューリスティクスが有効に機能する状況と適切なアルゴリズム選択に関する知見を紹介する.

13:20~14:20 セッション2  「局所探索法の設計と実装」
 講師:大阪大学 梅谷 俊治
代表的な組合せ最適化問題である巡回セールスマン問題と一般化割当問題を通じてメタヒューリスティクスの基本となる局所探索法の設計と実装の具体的な流れを紹介する.

14:30~15:30 セッション3   「メタヒューリスティクスの設計と実装(1)」
 講師:大阪大学 梅谷 俊治
巡回セールスマン問題を通じて代表的なメタヒューリスティクスの設計と実装の具体的な流れを紹介する.

15:40~16:40 セッション4  「メタヒューリスティクスの設計と実装(2)」
 講師:法政大学 野々部 宏司
スケジューリング問題を通じて,より複雑な問題に対するメタヒューリスティクスの設計方法やアルゴリズムの高性能化に関する話題を紹介する.

16:50~17:40 セッション5  「メタヒューリスティクスの実装上の留意点」
 講師:法政大学 野々部 宏司
より高性能なメタヒューリスティクスをより効率的に実装するために留意すべき点を紹介する.

17:40~17:50 閉会の挨拶,アンケート記入
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◆参加費(電子テキスト代込み)正・賛助会員(協賛学会員を含む)5,000円,学生会員1,000円,学生非会員1,500円,非会員 20,000円.
参加費の返金には応じられない旨,ご了承ください.
紙テキストをご希望の方は,印刷製本・発送の費用をご負担いただくことで対応いたします(申込期限5/18)
◆申込および支払方法https://smms.kktcs.co.jp/smms2/event/orsj/11 (委託先:東京コンピュータシステム)
正会員,学生会員の方は「参加申込(会員の方)」,賛助会員,協賛学会員,非会員の方は「参加申込(非会員の方)」からお申込みください.
◆申込および支払締切: 2022525日(水) ※延長しました
◆協賛学会(予定): 日本経営工学会(JIMA),日本品質管理学会(JSQC),日本信頼性学会(REAJ),研究・イノベーション学会(Jsrpim),日本設備管理学会(SOPE-J),経営情報学会(JASMIN),プロジェクトマネジメント学会(SPM)
◆問合せ先: ORセミナー問合せ窓口 E-mail: or-seminar@m.orsj.org