[2/16]日本OR学会中国・四国支部令和3年度支部講演会

日本オペレーションズ・リサーチ学会中国・四国支部講演会

開催日:令和4年2月16日 (水) 13:30-14:30

開催方法:Zoom を用いたオンライン開催

※本配信では講演内容の録画・録音およびスマートフォンやデジタルカメラなどによる撮影をご遠慮ください.

講師:岩永佐織(海上保安大学校 海上安全学講座)
題目:災害時特有の心理状態が働く場合の避難時間について
要旨:マルチエージェントシミュレーションMAS では,自律的に意思決定する主体を
エージェントとしてモデル化し,エージェントが意思決定をしながら行動し環境や他
のエージェントと相互に影響を及ぼし合うことによって生じる社会現象を再現し分析
することができます.本研究では,災害時特有の心理状態が働く場合のMASを行い呉
市の住民避難行動を分析しました.災害時特有の3つの心理状態が働くと,心理状態
が働かない場合を基準として避難完了までの時間が約1.7倍に長くなることが分かり
ました.特に,正常性バイアスの影響が大きく,災害時には正常性バイアスを働かせ
ないことが重要であることが分かりました.

令和3年度支部講演会へご出席いただける方は,
下記のリンクから参加申込を行ってください.
https://forms.gle/pk23no5syKum4WxE8
準備の都合上,締切を2月14日(月)17時までとさせていただきます.
締切終了後に,登録のメールアドレスへ Zoom ミーティングの情報をお送りします.