シンポジウム講演者紹介

講演1

菅原 壮弘 氏(SOKO LIFE TECHNOLOGY 株式会社 代表取締役)

演題:「Web3を活用した地方創生モデルの取り組み~岩手県紫波町での挑戦~」

プロフィール

岩手県紫波町の応援大使:Violet Regional Revitalization DAO Ambassador『Web3 Town Shiwa』の発起人として、地方都市にトークンエコノミーの形成を目指し活動。FurusatoDAO 構想にて、地方都市に自主財源のもたらす事業を創出するなど、Web3 による地方創生をリードする。

講演2

安達 一郎 氏(養父市経営企画部経営戦略・国家戦略特区 課長)

演題:「メタバース活用でつながり人口 100 万人へ ~『豊かで持続可能なスマートヴィレッジの共創』を目指すための公共の役割~」

プロフィール

国家戦略特区(中山間地農業特区)の指定を受けて様々な挑戦を行っている兵庫県養父市は、2022年6月、常設メタバース空間「バーチャルやぶ」を吉本興業との連携で開設。観光コンテンツや同社の発信力を活用したイベントなどにより、リアルの来訪への誘導を図る。今後は市民が体験、参加しやすいスマホ版の導入を検討中。実人口だけでない「つながり人口」を増やすことで、少子化・高齢化・人口減少といった課題の解決に取り組む。

講演3

竹内 春華 氏(山古志住民会議 代表)

演題:「山古志村が問いかける『ローカルDAO』の未来」

プロフィール

人口減少に直面する新潟県旧山古志村で「非代替性トークン」(NFT:Non-Fungible Token)を活用し、国を超えたデジタル関係人口を巻き込む地域づくりに取り組む「仮想山古志プロジェクト山古志住民会議」の代表。価値観の共有・共感による多様で大きな地域づくりを進め、市民発の新たな自治の構築をめざす。

講演4

畑 正夫(兵庫県公立大学法人 兵庫県立大学 地域創造機構 教授)

演題:「Web3がもたらす新たなまちづくり〜オペレーションズリサーチへの期待〜」

プロフィール

地域で進む人口減少、ポストコロナ社会の持続可能な地域づくりなど、変容する地域づくりに関心を寄せている。今回のテーマとの関係では、メタバースを用いる養父市の振興計画審議会会長、脱炭素とDXの実装をめざす「高砂市未来技術地域実装協議会」会長を努めるなど、デジタル時代の地域づくりにおけるオペレーションの姿を模索している。