4-2-2 会計の事務取扱手続き

基本の考え方
年度:当学会の会計年度は3月から翌年2月迄である。
定款第46条:毎年3月1日に始まり、翌年2月末日に終わる

前納制:年会費は前年の11月に請求し、年度開始前の2月までに納入して頂く。
自動振替の会員については、1月に自動振替手続きが行なわれる。
変更その他は、12月までに判明していると、1月の自動振替に反映される
細則第6条:会費は前年の12月までに納入しなければならない

会誌の配布:細則第3条:会費を納入した会員には会誌を配布する
細則第4条:会誌は1月より12月までの間に発行したものを送付する
細則36条:会費を滞納した会員には、会誌の送付を停止する

事務処理
入金された年会費は、前受金(年会費)として処理し、翌年度に繰越。
年度当初に前受金から、会費収入に振替えられる。
伝票処理  前年 資産 現金・預金  負債 前受金
翌年 資産 前受金    損益 会費収入
入金されなかった年会費は未収入金として処理し、翌年度に繰越。
年度途中で、入金された時に、未収入金から、現金・預金に振替えられる
伝票処理  前年 資産 未収入金   損益 会費収入
翌年 資産 現金・預金   負債 未収入金

会費の請求・督促
入金されなかった会費は、年度開始直後の3月、および6月、さらに9月に請求・督促を行なう
自動振替えの会員
1月の自動振替えが出来なかった場合は4月に再度、自動振替えの手続き

基本
細則第8条:会費の滞納6ヶ月以上に及ぶ会員は会員資格を停止する。また、会費の滞納1年以上に及ぶときは除名することができる。

未納会費への対応
個人正会員  細則を緩やかに運用し、原則として、未納の状態でも、1年間は会誌の配付を継続申し出がなければ、1月から12月まで配布
学生会員   年度開始の3月末までに、入金がない場合は会誌の配布を中止
会誌は未納でも、1月から3月までは配布
その年度の途中で退会を申し出た場合、送付済みのOR誌の代金を請求
納入確認後、年度中途退会の手続きをとる 庶務幹事会。理事会
伝票整理 資産 現金・預金  損益 会誌頒布収入

未納会費が1年以上の会員
年会費が1年間、未納の場合は、庶務幹事会、理事会へ報告
知人ネットワークなどにより督促
会誌の配布を中止

未納会費が2年分となった会員
年会費が2年間未納の場合は、庶務幹事会を経て、理事会にて資格停止の処分を決定する
請求経過 1年目 11月請求 督促 3月 6月 9月
2年目 11月請求 督促 3月 6月 9月
除名の警告  2月、  資格停止の通知 4月
以上 10回の連絡を実施
2年以上会費が納入されない場合の処理 資格停止
未収入金は損金として処理され、帳簿から抹消 決算時
伝票整理  損益 損金    負債 未収入金

退会に伴う会費の取扱
1度入金のあった会費の返納はない
定款14条 既納の会費は、いかなる理由があってもこれを返還しない。

退会を申し出た会員は、未納会費の精算を行なってから退会となる
年度途中で退会を申し出た会員は、その年度の会費を支払ってから、理事会承認の後、退会となる。
1年未満の未納
伝票処理 資産 現金・預金   損益  会誌頒布収入  
1年以上の未納
伝票整理 資産 現金・預金   負債  未収入金

退会手続きの扱い
OR誌を送付した期間の補填
個人正会員 1月からA月号 970円×A=      円
学生会員  1月から3月号 970円×3=2,910円
上記補填があった時は退会とみなす
伝票処理  資産 現金・預金   損益 会誌頒布収入

除名された会員が復帰を希望した場合
原則として、学会に及ぼした損失分を補填しなければ復帰は認められない

除名された会員から入金があった場合
伝票整理 資産 現金・預金  損益 雑収入

再入会、復活の取扱
再入会
除名された会員が再度入会を申出た場合は、下記補填がなされ、さらに入会金を支払い、庶務幹事会、理事会の入会審査が承認されると再入会となる。
補填金 1年分の会費  理由 この間は会誌の配布を実施していた

復活
事務手続きのミス、どうしても連絡を取れなかった事情、やむをえない事情あり、などの場合は不足会費を納入し復活扱いとする(入会金なし)。
いずれの場合も、事前に庶務理事と取扱を協議し、やむをえない事情などの判断を行なうこと

年会費と会誌の配布
正会員の会費は14,400円とし、OR誌とJORSJ誌を配布する
JORSJ誌の配布を希望しない正会員の会費は12,400円とする

名誉会員は年会費は免除とし、OR誌とJORSJ誌を配布する

学生会員の会費は5000円とし、OR誌とJORSJ誌を配布する

賛助会員Aの年会費は、一口 95,000円とし、OR誌とJORSJ誌(それぞれ2冊)を配布する(口数に応じて配布数増加)

賛助会員Bの年会費は、一口 48,000円とし、OR誌とJORSJ誌を配布する。

永年会員の年会費は正会員の半額7200円とし、OR誌とJORSJ誌を配布する。

OR誌の定期購読
年間購読   一般  11040円(税込み)
書店   9936円(税込み)  一般の9掛け
単発     一般   970円(税込み)
書店   873円
日科技連 定価の6掛け 581ないし582円

JORSJ誌の定期購読
年間購読 国内一般 11000円 海外一般 13200円
国内書店  9900円 海外書店 11880円   EBSCOへの¥建価格
航空便   一般 15700円
(2500円) 書店 14130円 9掛け
単発  国内一般  3300円
国内書店  2970円
(日本出版貿易2310=3300*0.7 特に記載ない)