【日時】 2024 年 12月 5 日 (木) 10:00 ~ 16:15
【場所】 Zoom(オンデマンド形式にて後日視聴可)
【概要】 デジタルツインとは、物体、環境などさまざまな物理的な対象に関して収集したデータに基づいてその対象をデジタル 世界に双子であるかのように計算機上に再現する技術である。近年では、国際宇宙ステーション(ISS)や月面のデジタルツ インが開発され、カメラなどで確認することができない距離や角度からの様子をセンサデータに基づいて計算機上で確認 できるなど、さまざまな領域でデジタルツインの導入が進んでいる。現在のところデジタルツイン技術は構造物や場所など で展開されつつあるが、ヒトのデジタルツインも提案されており、ヒトの生理的な状態を基盤にした情動の予測、社会活動に おける意思決定も予想可能となるであるとされている。特に近年では生成AIの進展とともにある程度の状況や会話内容の 予測も現実的になってきており、その利用方法も盛んに検討され始めた。この検討に挑む研究者や技術者らは、「デジタル ツインが私たちの生活をどう変える」と考えているのだろうか。本秋季催事では、ヒトの活動する現場のデジタルツインをキー ワードに研究に取り組む3名の専門家を講師としてお招きし、各60分程度の講演内容についての他講師や聴講者の質疑 による議論を直接、もしくはSNSコメントに回答する形式で展開する。
【プログラム】
10:05~11:35
デジタルツインとは何か。これまで・現時点でのヒトのデジタルツイン
佐藤 吉秀 様 (NTT人間情報研究所)
13:00~14:30
ヒトのデジタルツインは私たちの生活をどう変えるかⅠ
–保育施設での事例などから–
中谷 桃子 先生 (東京科学大学)
14:45~16:15
ヒトのデジタルツインは私たちの生活をどう変えるかⅡ
–介護現場での事例などから–
井上 創造 先生 (九州工業大学)
【聴講料】
・会員 (当学会および協賛学会の個人会員・企業会員) : 10,000 円
・学生会員 : 2,000 円
・非会員 : 20,000 円
・非会員学生 : 3,000 円
【申込条件】 Zoom に接続する環境を用意できる方
【申込方法】 https://www.iscie.or.jp/conf/meeting/seminar/2024
【主催】 システム制御情報学会
【問合せ先】 北村 尊義 (香川大学) seminar@iscie.or.jp
以上