第314回 「待ち行列研究部会」
日時:令和6年2月3日 14:00~17:00
場所:ハイブリッド (早稲田大学西早稲田キャンパス&オンライン)
■ 対面参加の方へ:
対面会場は「早稲田大学 西早稲田キャンパス 63号館 1F数学応数会議室」です.
■ オンライン参加の方へ:
オンラインで参加される方は,以下の URL より参加登録をお願いいたします.
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZAkf–hrDMvGNI6sq1yyl4Wsg4iJbCFowU6
■ 講師とテーマ
1. 熊谷隆 (早稲田大学), Sebastian Andres (TU-Braunschweig), David Croydon (京都大学)
「トラップモデルの熱核評価とそのスケール極限 — マルコフ連鎖の時間変更」
連続時間ランダムウォークで、各々の頂点における指数滞在時間の平均もランダムなモデルを考える。特にこの平均が裾の重い分布(ヘヴィーテイル)の時、粒子は滞在時間の平均が大きい点に長く留まる、つまりその点がトラップになり、異常拡散現象が生じる。このようなモデルはブショー(Bouchaud)のトラップモデルと呼ばれ、これまでに様々な研究がなされてきた。
本講演では、ブショーのトラップモデルに関する異常拡散現象やスケール極限に関する先行研究を概観した後、このモデルの熱核に関する成果を報告する。
2. 宮沢 政清(東京理科大学)
「Diffusion approximation of the stationary distribution of a two-level single server queue」
下記の URL の PDF ファイルをご覧ください.
https://www.dropbox.com/scl/fi/ceqzexuytgfeh6t0yogz5/Diffusion_SDQ-abstract.pdf?rlkey=ujh5hkmpep8jlwen9tdrbbamw&dl=0