■「ヘルスケアのOR」研究部会
第9回
日時:2022年7月2日(土)15:00~17:00
場所:
ハイブリッド形式(東京理科大学神楽坂キャンパス森戸記念館第1会議室オンライン+Zoom)
出席者:23名
(1)野田市における地域包括ケアシステム及び東京理科大学との共同研究についての紹介
山口忠司(野田市福祉部高齢者支援課長)
野田市では総人口が減少する一方,高齢化率は上昇し,今後も上昇し続けることが見込まれる.
高齢者人口がピークとなる2040年へ向け,野田市では地域包括ケアシステムを深化・推進する
ことが最大のテーマとなっている.講演では、野田市における地域包括ケアシステムの取組と
東京理科大学との共同研究(介護支援サービス事業と介護予防事業の分析)結果が報告された.
(2) 救急医局で使われているスタッフ割り当てシステムによる大規模接種センターの運用支援
George Radescu(Aquila Systems Corporation)
2021年から新型コロナウイルスワクチンの大規模接種や地域接種の取り組みが行われている.
本報告では円滑なワクチン接種に向けた医師や看護師などのスキルセットや都合に応じた医療
リソースの割り当て問題を扱った.実際に東京・港区が会員制ソーシャルクラブ「東京アメリ
カンクラブ」に開設した接種会場のロジスティクス改善に導入された,医師や看護師のスケジュ
ール割り当てシステムが紹介された.