– 開催趣旨 –
「東北ＯＲセミナー；若手研究交流会」は，東北地方を中心とした若手研究者の育成とオペレーションズ・リサーチに関する研究活動・交流の活発化を図るための研究発表会です．毎年、１泊２日の合宿形式をとり、主として学生に研究発表と人的交流の場を提供します．個々の大学や研究室を超えた地域全体での若手研究者育成，および研究者同士の共同研究も視野に入れて東北地方の包括的な研究活性化を目的としています．
| 2023.12/5 | 2024年学生優秀発表賞の受賞者が決定しました。 |
| 2024.10/27, Sun. | 東北ＯＲセミナー2024；若手研究交流会が開催されました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。 |
| 2024.10/3, Fri. | 東北ＯＲセミナー2024；若手研究交流会の発表申込みと参加申込みが延長されました。 |
| 2024.8/5, Mon. | 東北ＯＲセミナー2024；若手研究交流会。のウェブページが公開されました。同時に、発表申込みと参加申込みが開始されました。 |
日程
- 開催日程：2024年（令和6年）10月26日（土），10月27日（日）
会場
- 秋田拠点センターALVE（アルヴェ）洋室C
- アクセス情報（http://www.e-alve.com/access）
- 公共棟案内（https://www.alve.jp）
- 民間棟案内（http://www.e-alve.com）
- 住所：秋田県秋田市東通仲町4番1号
- 電話：０１８−８８７ー５３１０
- 交通情報：
- 仙台方面から： 秋田駅着12:30 新幹線こまち9号
- 新潟方面から： 秋田駅着11:57 特急いなほ1号
- 懇親会会場
- 酒菜の隠れ家 月あかり 秋田店（https://tsukiakari-akita.owst.jp/）
宿泊施設
- 2024年度は特定の宿泊施設を指定しません。参加者は、各自で近隣の宿泊施設を利用してください。
特別講演
「観光需要の季節性と周縁地域のレベニューマネジメント」
小笠原 悠（東京都立大学）
観光需要は一般的に強い季節性を持ち，都心部からアクセスしづらい周縁地域は激しい季節性に晒される傾向がある．この観光需要の季節性は観光産業への投資の非効率化や地域社会の疲弊を引き起こす．本講演では我が国における国内/インバウンドの地域ごとの観光需要の季節性の概観を示し，季節性の安定性を考慮することで，北東北地方のインバウンドの観光需要では特徴的な季節性パターンが観測されることを示す．更に，周縁地域への観光需要を促すバンドル商品を開発することで収益の向上を目指したレベニューマネジメントの最適化問題を紹介する．
プログラム
| 東北ＯＲセミナー2024；若手研究交流会 プログラム | ||
|---|---|---|
| １日目（10月26日，土曜日) | ||
| オープニング・セッション（13:20～13:30）古藤浩（東北芸術工科大学） | ||
| セッション１（13:30～14:30） 座長：田中環（新潟大学） | ||
| [1] 13:30～13:50 | 自家用有償旅客運送の適用可能な地域の基準に関する研究 | *遠藤実歩（福島大学）,石川友保（福島大学） |
| [2] 13:50～14:10 | トラック運送業界における多重下請け構造の解析方法の提案 | *大谷三空（福島大学）,石川友保（福島大学） |
| [3] 14:10～14:30 | 避難行動要支援者の在宅避難可能性に基づく供給物資必要量の推計方法の提案 | *菅野瑛斗（福島大学）、石川友保（福島大学） |
| セッション２（14:45～15:45） 座長：山田修司（新潟大学） | ||
| [4] 14:45～15:05 | 競馬の予測に影響を与える要素の分析 | 松永尊寛（東北大学） |
| [5] 15:05～15:25 | 東京の観光公式サイトGO TOKYOにおけるウェブ利用マイニングによるウェブサイト訪問者の興味推定 | *堀健一朗（東京都立大学）、小笠原悠（東京都立大学）、倉田陽平（東京都立大学）、清水哲夫（東京都立大学） |
| [6] 15:25～15:45 | 宿泊施設における収益最大化のためのオーバーブッキング戦略 | *伊藤順正（神奈川大学）、小澤新輝（神奈川大学）、佐藤公俊（神奈川大学） |
| セッション３（16:00～17:00） 座長：中山 明（福島大学） | ||
| [7] 16:00～16:20 | 区間値線形回帰関数の提案 | 金澤花州（弘前大学大学院） |
| [8] 16:20～16:40 | スパース最適化におけるFenchelの双対定理の重要性 | 村田優人（新潟大学大学院） |
| [9] 16:40～17:00 | ワクチン移送による感染者数の低減効果に関するシナリオ分析～COVID-19を事例に～ | *小峯怜奈（福島大学大学院）、石川友保（福島大学） |
| ２日目（10月27日，日曜日) | ||
| セッション４（9:15～9:55） 座長：石川友保（福島大学） | ||
| [10] 09:15～09:35 | モザンビークにおける学校建設計画の提案 | *近江祐哉（新潟大学大学院）、De Araujo, Valdomiro Augusto（National Institute of Exams, Accreditation and Certification）、村田優人（新潟大学大学院）、斎藤裕（新潟大学）、田中環（新潟大学） |
| [11] 09:35～09:55 | スカラー化関数による集合値関数のミニマックス定理の一般化とその応用 | *岩本崚汰 (新潟大学大学院)、田中環 (新潟大学) |
| 特別講演 （10:15～11:15） 座長：古藤 浩（東北芸術工科大学） | ||
| [S] 10:15～11:15 | 観光需要の季節性と周縁地域のレベニューマネジメント | 小笠原悠（東京都立大学） |
| クロージング・セッション（11:15～11:40）鈴木賢一（東北大学） | ||
学生優秀発表賞
- 2024年の学生優秀発表賞の受賞者が決定しました。おめでとうございます！
| 2024年学生優秀発表賞受賞者（3名：五十音順） | |
|---|---|
| 伊藤順正（神奈川大学） | 宿泊施設における収益最大化のためのオーバーブッキング戦略 |
| 小峯怜奈（福島大学大学院） | ワクチン移送による感染者数の低減効果に関するシナリオ分析～COVID-19を事例に～ |
| 堀健一朗（東京都立大学） | 東京の観光公式サイトGO TOKYOにおけるウェブ利用マイニングによるウェブサイト訪問者の興味推定 |
アブストラクト集
- 以下のリンクから、アブストラクト集（発表プログラムとアブストラクト）をダウンロードすることができます。
学生優秀発表賞
- 研究会当日、優秀な発表者を選定して、数名程度の優秀発表者を決定します。
参加費・懇親会費
| 区分け | 金額 | 内訳 |
|---|---|---|
| 一般 | 参加費 | 5,000円 |
| 懇親会費 | 7,000円 | |
| 学生 | 参加費 | 2,000円 |
| 懇親会費 | 3,000円 |
旅費の補助について
旅費の補助を希望する場合は、以下の手順で旅費に関する補助金を受け取ってください。尚、セミナー2日目に、印鑑が必要になりますので、はんこを忘れずに持参してください。
- 参加申込むフォームで「旅費の補助を希望する」にチェックを入れる。
- セミナー当日の受付で旅費にかかる金額を申告する。
- セミナー2日目のクロージング・セッション終了後、旅費清算担当者から補助金を受け取り、領収書に住所、氏名を記入し押印する。
発表申込み
- 発表申し込みには、「連絡先メールアドレス」、「発表タイトル」、「著者・共著者名（所属）」、「200～300文字の概要」などの入力が必要です。申し込みの前に、あらかじめ用意してください。
- 「200～300文字の概要」には、基本的に改行を入れないでください。どうしても改行を挿入したい場合は、改行せずに「\\~~」を入力してください（「\\~~」はTeXで改行とインデントに変換されます）。
- また、発表申し込みをおこなった方は、別途、参加申し込みも必要です。発表申し込みをおこなった後は、忘れずに参加申込みもおこなってください。
- 発表申込みの受付締め切り日は、
10月4日（金）10月11日（金）です。 - 以下の発表申込みフォームからお申し込みください。
参加申込み
- 参加申込みの受付締め切り日は、
10月4日（金）10月11日（金）です。 - 以下の参加申込みフォームからお申し込みください。
御礼
- 2024年10月26日（土），27日（日）に、東北ＯＲセミナー2024；若手研究交流会が開催されました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
実行委員
| 実行委員長 | 木村寛 (秋田県立大学) |
|---|---|
| 副実行委員長 | 稲川敬介 (秋田県立大学) |
| 実行委員 | 石川友保 (福島大学)，古藤浩 (東北芸術工科大学)，金正道 (弘前大学)，鈴木明宏 (山形大学)，鈴木賢一 (東北大学)，田中環 (新潟大学)，中山明 (福島大学)，山田修司（新潟大学） |
お問合せ
- 本研究会に関するお問い合せは、
までメールでご連絡ください。