特別講演1

日時:2026年3月5日(木)13:10–14:10
会場:麗澤大学 校舎さつき 3101教室
※本講演にはどなたでもご参加いただけます。本大会参加者以外の方は、講演会会場入り口付近に記載台を用意いたしますので、そちらにご記帳の上、ご参加ください。

講演者


蒲島 郁夫 氏
(元熊本県知事、東京大学名誉教授、東京大学先端科学技術研究センター フェロー、旭日大綬章受章、麗澤大学特別招聘教授)


略歴
  • 昭和40年:県立鹿本高校卒業後、地元農協に勤務
  • 昭和43年:農業研修生として渡米
  • 昭和49年:米国ネブラスカ大学農学部卒業
  • 昭和54年:ハーバード大学大学院修了(政治経済学博士)
  • 平成9年:筑波大学教授を経て東京大学法学部教授に就任
  • 平成20年:熊本県知事就任(4期 16年)

1947年熊本県生まれ.高校卒業後,農協勤務などを経て農業研修生として渡米.現地で畜産学を学んだのち政治学へ転じ,1979年にハーバード大学にてPh.D.を取得.帰国後は筑波大学教授等を経て,1997年に東京大学法学部教授に着任.2008年に東京大学を退職後,熊本県知事に就任.4期16年にわたり知事を務め,県財政の再建,水俣病問題,川辺川ダム問題への対応,熊本地震への災害対策など,多岐にわたる県政課題に取り組んだ.その功績により2025年旭日大綬章を受章.

講演内容

夢限りなく ― OR研究への期待~不可能を可能に

概要:
新聞配達で家計を支えながら熊本の地方高校を卒業し,農協勤務を経て渡米.ネブラスカ大学で畜産研究に従事したのち,ハーバード大学で政治学博士号を取得.帰国後は1980年より筑波大学,東京大学で研究・教育に携わり,さらに2008年からは熊本県知事を4期16年務めた.本講演では,研究者・教育者としての理論的探究と,行政トップとしての実践経験の双方を踏まえ,「可能を不可能に」という視点から,OR研究が社会の課題解決にいかに貢献し得るのかについて論じる.

特別講演2

日時:2026年3月6日(金)13:10–14:10
会場:麗澤大学 校舎さつき 3101教室
※本講演にはどなたでもご参加いただけます。本大会参加者以外の方は、講演会会場入り口付近に記載台を用意いたしますので、そちらにご記帳の上、ご参加ください。

講演者


谷口 尚 氏
(物質・材料研究機構理事/フェロー/ナノアーキテクトニクス材料研究センター長、元日本高圧力学会会長、紫綬褒章・クラリベイト引用栄誉賞など受賞・栄典歴多数、麗澤大学特別招聘教授)

略歴
  • 東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程修了(1987年)
  • 同年、同学工学部無機材料工学科助手
  • 科学技術庁無機材質研究入所(1989年:2001年物質・材料研究機構(NIMS)に改組)
  • NIMSフェロー(2020年)、同理事(2023年)

超高圧下における材料合成研究を専門とし,特に高圧下での反応性溶媒を用いた高純度窒化物単結晶合成技術の開発に取り組む.新規材料創製および高圧合成プロセスの高度化において顕著な成果を挙げてきた.これまでに,2017年文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門),2018年日本高圧力学会学会賞,2023年市村学術賞貢献賞,ジェームス・C・マックグラディ新材料賞(米国物理学会),茨城県表彰特別功労賞,2024年朝日賞,日本セラミックス大賞,つくば賞,2025年紫綬褒章などを受賞.

講演内容

超高圧力下での材料開発研究
— 高温高圧下でのダイヤモンドと関連物質の合成と機能開拓 —

概要:
ダイヤモンドが生成した地球内部の高圧、高温環境を実験室で再現することで、様々な物質・材料の合成と評価が可能です。ダイヤモンドは宝石としてだけでなく、超硬質材料としての産業応用されており、近年は内部の欠陥を制御した新たな磁気センサー等の応用が検討されています。ダイヤモンドの類似材料としてホウ素と窒素の化合物(窒化ホウ素)が知られており、やはり多彩な機能を秘めています。この講演ではダイヤモンドと窒化ホウ素の高圧合成と、その新たな機能の開拓についてご紹介します。

特別講演3

日時:2026年3月6日(金)14:20–15:20
会場:麗澤大学 校舎さつき 3101教室
※本講演にはどなたでもご参加いただけます。本大会参加者以外の方は、講演会会場入り口付近に記載台を用意いたしますので、そちらにご記帳の上、ご参加ください。

講演者


寒野 善博 氏
(東京大学 数理・情報教育研究センター・教授、2025年度オペレーションズ・リサーチ学会研究賞受賞者)


略歴

  • 京都大学工学研究科建築学専攻 博士後期課程 修了 (2002年9月)
  • 日本学術振興会特別研究員 (2000年4月~2004年2月)
  • 京都大学 大学院工学研究科 都市環境工学専攻・助手 (2004年3月~2006年4月)
  • 東京大学 大学院情報理工学系研究科 数理情報学専攻・講師 (2006年5月~2008年8月)
  • 東京大学 大学院情報理工学系研究科 数理情報学専攻・准教授 (2008年9月~2015年3月)
  • 東京工業大学 応用セラミックス研究所・准教授 (2015年4月~2016年3月)
  • 東京工業大学 科学技術創成研究院 未来産業技術研究所・准教授 (2016年4月~2017年9月)
  • 東京大学 数理・情報教育研究センター・教授 (2017年10月~)

講演内容

応用力学における最適化モデリングの広がり

概要:
応用力学における基本的な問題は変分原理と関係が深く,最適化のモデルをうまく導入することで本質を捉えやすくなることがあります.また,最適設計は,最適化によって設計という意思決定を合理化する方法論として,研究と実践が進んでいます.これらの分野における最適化モデリングの展開について,自身の研究の経緯や経験を交えながら,紹介したいと思います.