ものづくりの価値向上には、マーケティング・営業、研究・開発、設計、製造、アフターサービス・オペレーション&メンテナンスという、バリューチェーンの上流から下流までの全てのプロセスにおいてイノベーションの創出が必要ですが、OR技術を活用することによって、グローバル競争に勝ち抜く製品・技術の開発とものづくりプロセスの構築が可能となります。当日は三菱重工のものづくりにおけるOR技術の活用事例と成果について説明します。
OR は “問題解決の科学”、“意思決定のための科学“などと言われている。日本 OR 学会は 2017 年に創立 60 周年を迎えた。“古希”に向かいつつある現在、OR の役割と貢献、OR の将来を、私見に基づいて考えてみたい。OR を特徴づけるデータ、モデル、サイエンスのそれぞれに対して、具体的研究事例を提示する。一研究者の研究事例が今後の OR の行く末を考える上で、研究者、実務家の議論の端緒となり、少しでも有用なものとなることを期待したい。