講演1

高田 陽介 氏 ((株) オプティマインド)

題目.ラストワンマイル配送計画システムによる2024年問題への対処

講演概要

物流のラストワンマイルと呼ばれる領域では物量増加と人手不足が重なり物流自体の持続可能性が危ぶまれています。組合せ最適化技術を活用して物流の社会課題を解決しようとする中で「現場で使える最適化システム」を作るために我々が取り組んできたことを紹介します。

講演2

山中 寿登 氏 ((株)構造計画研究所)

題目.現場の課題を解決するOR活用事例

講演概要

TBA

講演3

吉良 知文 氏 (九州大学)

題目.ORで支援:担い手に優しい、競争から共創への物流改革

講演概要

我が国の物流に資する二つの成果を紹介します。一つは、物流インフラとしてのパレットレンタル網(シェアリング)の最適化です。最小費用循環流を求めることで運用計画(回収、洗浄、リバランス、納品)を改善しています。もう一つは、共同輸送マッチングシステムの開発です。協力効果が高い共同輸送の組合せを瞬時に全列挙することを実現しています。混載輸送(RAMP 2022等で報告した三角輸送とは異なる形態)に焦点を当てて、最近の成果を紹介します。
※日本パレットレンタル株式会社(賛助会員)との共同研究です。

講演4

野々部 宏司 氏 (法政大学)

題目.組合せ最適化問題に対する実用的アプローチ(仮)

講演概要

社会情勢の変化の影響もあり、さまざまな分野で組合せ最適化問題を解く必要性が高まっています。今日では、最適化ソルバーやシステム開発環境などの便利なツールを利用することで、最適化問題を「とりあえず解いてみる」ことが容易になっていますが、実務の場において、とくにソフトウェアを部分的にでも実装する可能性がある場合には、各種ソルバーやライブラリに加え、列生成法やメタヒューリスティクスといった枠組みの利用も選択肢となります。実務上の要件や問題の構造を考慮して、適切な手法を選択することが重要であるといえます。本講演では、組合せ最適化問題を解くための代表的なアプローチについてお話しします。

 

※講演順未定